two-tongued

慣用句英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/ˌtuːˈtʌŋd/

two-TONGUED

💡 「two」は強く発音せず、「tongued」の「tong」の部分を特に強調します。最後の「d」は「ドゥ」としっかり発音してください。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
日常会話ビジネス政治・社会問題人間関係批判・非難意見表明報道

構成単語

意味

裏表のある、二枚舌の、不誠実な、偽りの言葉を使う

"Speaking hypocritically or deceitfully; saying different things to different people in order to gain an advantage, avoid commitment, or mislead; having contradictory opinions or attitudes at different times."

💡 ニュアンス・使い方

この表現は、人が状況に応じて発言を変えたり、異なる相手に異なる(しばしば矛盾する)ことを言ったりする際に使われます。その人の誠実さや信頼性を強く否定する意味合いがあります。政治家、ビジネス交渉相手、あるいは信頼できない友人など、言動に一貫性がない人物に対して使われることが多いです。 非常にネガティブな感情(怒り、失望、軽蔑)を伴い、相手を非難する意図が強いです。フォーマルな場面でも使われることはありますが、直接相手に言うと強い侮辱と受け取られるため、第三者の行動を批判する文脈で用いられます。ネイティブは、この言葉を聞くと、その人物が全く信頼できないと感じるでしょう。

例文

I can't trust him; he's so two-tongued.

カジュアル

彼を信用できません。彼は本当に二枚舌ですから。

She's always two-tongued, telling different stories to different friends.

カジュアル

彼女はいつも裏表があって、友達によって違う話をしているんです。

Don't be two-tongued, just tell me the truth.

カジュアル

二枚舌はやめて、本当のことを教えてください。

His two-tongued attitude makes it hard to know what he really thinks.

カジュアル

彼の裏表のある態度のせいで、彼が何を本当に考えているのか分かりづらいです。

I heard he's two-tongued, so be careful what you tell him.

カジュアル

彼が二枚舌だと聞いたから、彼に何を話すか気をつけた方がいいですよ。

A two-tongued negotiator can damage long-term business relationships.

ビジネス

二枚舌の交渉人は、長期的なビジネス関係を損なう可能性があります。

We need someone honest, not a two-tongued manager who promises different things to different departments.

ビジネス

部署ごとに違う約束をするような二枚舌のマネージャーではなく、正直な人が必要です。

His two-tongued promises at the meeting made everyone skeptical about the project's future.

ビジネス

会議での彼の二枚舌の約束は、プロジェクトの将来について皆を疑心暗鬼にさせました。

The politician's two-tongued rhetoric was heavily criticized by the opposition for its inconsistency.

フォーマル

その政治家の二枚舌のレトリックは、その矛盾性ゆえに野党から厳しく批判されました。

Such a two-tongued approach to international policy can erode public trust both domestically and abroad.

フォーマル

国際政策に対するそのような二枚舌のアプローチは、国内外の国民の信頼を損なう可能性があります。

類似表現との違い

two facedカジュアル

「two-tongued」が主に言葉の不誠実さや矛盾を指すのに対し、「two-faced」は言葉だけでなく、態度や行動全体に裏表があることを指します。どちらもネガティブな意味ですが、「two-faced」の方がより広範な不誠実さを表現します。

「hypocritical」は、自分の信念や主張と実際の行動が矛盾している状態、つまり偽善的であることを指します。倫理的な観点からの批判が強いです。「two-tongued」は言葉の矛盾や不誠実さに焦点を当てます。

deceitful中立

「deceitful」は意図的に人をだますような性質や行動を指します。嘘をついたり、情報を隠したりする行為全般に使われます。「two-tongued」は、特に言葉の使い方が二転三転したり、相手によって言い方を変えたりする不誠実さを強調します。

insincere中立

「insincere」は、感情や意図が本物でない、うわべだけの態度を指します。褒め言葉が本心でなかったり、同情が偽りだったりする場合に使われます。「two-tongued」は、言葉が特定の目的のために操作され、矛盾していることを意味します。

よくある間違い

He has a two tongue.
He is two-tongued.

「二枚舌の」という形容詞として使う場合は「two-tongued」が正しいです。「two tongue」は文字通り「二つの舌」を意味してしまい、比喩的な意味にはなりません。人の性質を述べる場合は「He is two-tongued」と形容詞として使用します。

He speaks two-tongued about the issue.
He is two-tongued about the issue.

「two-tongued」は形容詞なので、動詞を直接修飾する副詞としては使えません。動詞を修飾したい場合は「He speaks in a two-tongued manner」のように副詞句を使うか、be動詞の補語として使います。

学習のコツ

  • 💡「two-tongued」は、人の不誠実な性格や、言動が状況によって変わるさまを批判する際に使う、非常に強い表現です。
  • 💡「two-faced」と意味が似ていますが、「two-tongued」は言葉に焦点を当て、「two-faced」は態度や行動全体を指します。
  • 💡ハイフンで繋がれた複合形容詞として使われ、名詞を修飾するか、be動詞の後に置かれます。
  • 💡強い非難のニュアンスを持つため、使う場面や相手には注意が必要です。

対話例

友人が共通の知人の不誠実さについて話している。

A:

I heard John told you something completely different about the project than what he told me. Is that true?

ジョンがそのプロジェクトについて、私に言ったことと君に言ったことが全く違ったって聞いたんだけど。本当?

B:

Yeah, it's true. He's a bit two-tongued sometimes. It makes it hard to trust him.

ええ、本当です。彼は時々二枚舌なんですよ。だから信用しづらいんです。

職場の同僚が上司の矛盾した言動について議論している。

A:

Did you notice how the manager promised us a bonus, but then told the director that cost cuts were the priority?

部長が私たちにはボーナスを約束したのに、そのあと役員にはコスト削減が最優先だと言ったのに気づきましたか?

B:

Yes, I did. It makes me think he's quite two-tongued, which isn't good for team morale at all.

はい、気づきました。彼はずいぶん二枚舌だと思います。それではチームの士気にも全く良くありませんね。

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