to herself
発音
/tə hɜːˈself/
tə herSELF
💡 「to」は弱く発音され、「タ」のような音になることが多いです。フレーズ全体の強勢は「herSELF」の「self」に置かれます。「herself」の部分をはっきりと発音することを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
彼女自身に(向かって)、心の中で、一人で。
"Directed towards herself; privately, without expressing aloud to others; or indicating an action performed by herself for her own benefit or internal reflection."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、行動や思考の対象が「彼女自身」であることを示します。具体的には、独り言を言う、心の中で考える、自分自身に語りかける、といった場面でよく使われます。また、秘密を自分の中に留めておく、自分自身だけで何かをする、といった意味合いでも用いられます。 フォーマル度はニュートラルで、日常会話から文学作品まで幅広く使われます。ネイティブにとってはごく自然な表現であり、他人に聞かせない内面的な思考や行動を表す際に頻繁に登場します。
例文
She often talks to herself when she's trying to solve a problem.
彼女は問題を解決しようとしている時、よく独り言を言います。
“I need to remember that,” she thought to herself.
「あれを覚えておかないと」と彼女は心の中で思いました。
She murmured a quiet apology to herself after making a mistake.
彼女は間違いをした後、静かに自分自身に謝罪の言葉をつぶやきました。
The artist hummed a tune to herself while painting in her studio.
その芸術家は、スタジオで絵を描きながら鼻歌を歌っていました。
She kept the details of the project strictly to herself.
彼女はそのプロジェクトの詳細を厳しく自分自身の中に留めていました。
Before the presentation, she repeated the key points to herself to build confidence.
プレゼンテーションの前に、彼女は自信をつけるために主要なポイントを自分自身に繰り返しました。
She prefers to read aloud to herself when studying complex texts.
彼女は複雑な文章を勉強する時、声に出して読むことを好みます。
“This is quite a challenge,” she acknowledged to herself with a sigh.
「これはかなりの難題だ」と彼女はため息をつきながら自分自身に認めました。
The ancient secret was revealed only to herself, hidden from all others.
その古の秘密は、他の誰にも隠され、彼女自身にだけ明かされました。
She carefully explained the instructions to herself before starting the assembly.
彼女は組み立てを始める前に、慎重に手順を自分自身に説明しました。
類似表現との違い
「alone」は単に「一人でいる状態」や「他に誰もいない」ことを表します。一方、「to herself」は「自分自身に向かって何かを行う」という動作の対象を強調します。例えば、「She was alone in the room.(彼女は部屋に一人でいた)」は状態、「She talked to herself in the room.(彼女は部屋で独り言を言った)」は動作の方向性を示します。
「by herself」は「彼女自身で(他人の助けなしに)」または「一人で」という意味合いが強く、自立性や独立性を強調します。対して「to herself」は「彼女自身に(向かって)」という、行動や思考の対象が自分自身であることを示します。助けの有無よりも、行動の向きに焦点があります。
「for herself」は「彼女自身のために」という目的や利益を示すのに対し、「to herself」は「彼女自身に(向かって)」という方向性や対象を示します。例えば、「She cooked dinner for herself.(彼女は自分のために夕食を作った)」と「She muttered to herself.(彼女は独り言を言った)」では、行動の目的が大きく異なります。
よくある間違い
もし話し相手が「他の誰か」ではなく「自分自身」である場合は、再帰代名詞の「herself」を使います。「to her」は「(第三者の)彼女に」話しかける場合に使われます。
「心の中で考える」という場合、英語では「think to oneself」という表現を使います。「in herself」という表現は一般的ではありません。
学習のコツ
- 💡「speak to herself(独り言を言う)」や「think to herself(心の中で考える)」など、よく使われる動詞とセットで覚えると良いでしょう。
- 💡行動や思考の対象が自分自身であることを強調する際に使われる、再帰代名詞の重要な使い方の一つです。
- 💡「to herself」の他にも、「to myself」「to himself」「to yourself」など、主語に応じて再帰代名詞が変化することに注意しましょう。
対話例
友人が部屋で何か考え事をしている様子を別の友人が観察している場面。
A:
What's Sarah doing? She looks really focused.
サラは何してるの?すごく集中しているみたいだけど。
B:
Oh, she's probably just talking to herself again, trying to work through a problem. She does that a lot.
ああ、きっとまた独り言を言ってるんだよ、問題を解決しようとしてね。彼女、よくああいうことするんだ。
新しいスキルを学んだ女性が、自分に語りかける場面。
A:
Wow, I finally managed to bake this perfect sourdough bread!
やった、ついに完璧なサワードウブレッドが焼けたわ!
A:
“I knew I could do it,” she whispered to herself with a proud smile.
「やっぱりできたじゃない」と、彼女は誇らしげな笑顔で自分自身にささやきました。
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