tale of woe
発音
/teɪl əv woʊ/
TALE of WOE
💡 「tale」は「テイル」と発音し、最後のLの音は舌を上の歯茎に軽く触れる程度にしてください。「of」は弱く「アヴ」または「ア」と発音します。「woe」は「ウォウ」と発音し、口をしっかり丸めると自然です。
使用情報
構成単語
意味
悲嘆にくれる話、不幸な話、苦労話。個人の不幸な経験や困難、または悲劇的な出来事を語る際に使われる表現。
"A story or narrative detailing a person's misfortunes, suffering, or problems; a sad and often long account of difficulties."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる「悲しい話(sad story)」よりも、よりドラマチックで、しばしば長々と語られる、あるいは繰り返し語られる「悲惨な出来事」や「苦労話」といったニュアンスを持ちます。語り手の不幸や苦悩を強調する際に使われることが多く、聞き手にとっては同情を誘うこともあれば、話が長すぎたり、聞き飽きてうんざりするといったネガティブな気持ちを込めて使われることもあります。やや文学的な響きがあり、日常会話で頻繁に使われるというよりは、ニュース記事や文学作品などで見かけることが多いです。しかし、友人との会話で皮肉を込めて使うこともあります。
例文
She always tells me a tale of woe about her difficult boss.
彼女はいつも大変な上司についての苦労話を私にします。
Oh no, not another tale of woe from him about his failed dating life.
また彼から失恋話の苦労話かよ。
He was recounting a tale of woe about his car troubles and job loss.
彼は車の故障と失業に関する不幸な話を語っていました。
Every time we meet, she launches into a tale of woe about her financial struggles.
会うたびに彼女は経済的な苦労話を延々と始めます。
I don't have time for a tale of woe right now; I'm really busy.
今は苦労話を聞いている暇がありません。本当に忙しいんです。
The company's quarterly report presented a tale of woe regarding its declining profits.
その会社の四半期報告書は、利益減少に関する悲惨な状況を語っていました。
The CEO's speech was a tale of woe about the challenges the industry faced.
CEOのスピーチは、業界が直面する課題に関する厳しい状況報告でした。
The article highlighted the tale of woe of displaced families in the war-torn region.
その記事は、戦火に見舞われた地域の避難民の悲劇的な物語を強調していました。
Historians often analyze the tales of woe from past generations to understand social change.
歴史家は、社会の変化を理解するために、過去の世代の悲劇的な物語をしばしば分析します。
類似表現との違い
「tale of woe」よりも口語的でカジュアル。「お涙頂戴の話」という意味合いが強く、聞き手の同情を引こうとする意図がより明確な場合に使う。しばしば、わざとらしさやうんざりするようなネガティブなニュアンスを含む。
不運な出来事や苦労について語る話で、「tale of woe」に意味が近い。しかし、「hard luck story」の方がより日常的でカジュアルな響きがあり、「tale of woe」のような文学的な重みは少ない。
最も一般的で直接的な「悲しい話」という表現。「tale of woe」のような比喩的な奥行きや、長々と語られる苦悩というニュアンスは含まない。より簡潔で客観的。
特定の出来事ではなく、状況全体が「嘆かわしい状態」であることを表す。物語形式ではなく、現状を表現する際に使われる。よりフォーマルで客観的な表現。
よくある間違い
文法的には間違いではありませんが、「tale of woe」が慣用表現として定着しており、より一般的で自然な表現です。「tale」の方が「物語」としてのドラマチックな響きを持ちます。
「〜の物語」という意味で、所有や内容を表す前置詞「of」を使います。「for」は目的や対象を表すため、この文脈では不適切です。
学習のコツ
- 💡「woe」という単語は日常で単独で使うことは稀ですが、「tale of woe」というフレーズで覚えると表現の幅が広がります。
- 💡単なる「sad story」よりも、より深刻で長引く苦労話や悲劇的な状況を表すときに使います。
- 💡聞き手が、話が長くてうんざりしている、というニュアンスを込めて使うこともできます。
- 💡ニュース記事や文学作品、フォーマルな報告書などで見かけることが多い表現です。
対話例
友人がいつも同じ苦労話をする状況。
A:
Guess what? John called me again, complaining about his boss.
ねえ、ジョンがまた電話してきて、上司の愚痴を言ってたんだけど。
B:
Oh no, not another tale of woe about his workplace. I've heard it a hundred times.
ああ、また彼の職場の苦労話かよ。もう何百回も聞いたよ。
友人の最近の不幸な出来事について尋ねる状況。
A:
I heard Sarah's been having a really tough time lately. What happened?
サラが最近すごく大変な目に遭ってるって聞いたんだけど、何があったの?
B:
Yeah, she's got quite a tale of woe to tell you. Her car broke down, and then she lost her job.
うん、彼女には話すべき苦労話がたくさんあるよ。車が故障して、その上、仕事を失ったんだ。
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