/teɪk ˈsaɪdz/
take SIDES
💡 「テイク」と「サイズ」を連結して発音し、「サイズ」を特に強く発音することで、フレーズ全体の意味合いが伝わりやすくなります。's'の音は濁音になります。
"To support one person or group in an argument or disagreement against another; to abandon neutrality and align with a particular party."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、意見の対立や紛争がある状況で、中立を保たずに一方の立場を明確に支持することを意味します。特に、家族、友人、同僚など、個人的な関係性の中で使われることが多く、ビジネスや政治といったより公的な場でも頻繁に登場します。 **どんな場面で使うか**: 議論が白熱している時、意見が二分している状況、紛争や争いの中でどちらかの味方になる時などに使います。例えば、友達同士の喧嘩で「どちらかの味方につく」といった状況です。 **どんな気持ちを表すか**: 中立を捨てるという意思表示をします。時には勇気が必要な行動、または避けたいと感じる状況を表すこともあります。公正さを保ちたいという気持ちがある場合、この表現を避けようとすることもあります。 **フォーマル度**: "neutral"です。日常会話からビジネス、報道まで幅広く使われますが、非常にフォーマルな文書ではより具体的な表現を選ぶこともあります。 **ネイティブがどう感じるか**: 意見が分かれる状況で「どちらかに肩入れする」というニュアンスを理解します。中立を保つことの難しさや、一方を支持することの責任を示す表現として捉えられます。
My parents always try not to take sides when my sister and I argue.
私の両親は、私と妹が喧嘩するときはいつもどちらの味方にもならないようにしています。
It's difficult for a judge to not take sides during a trial, but they must remain impartial.
裁判官にとって裁判中にどちらかの味方につかないことは難しいですが、彼らは公平でなければなりません。
The manager decided not to take sides in the conflict between the two departments.
部長は2つの部署間の対立において、どちらかの味方につかないことを決めました。
I don't want to take sides, but I think you're both being unreasonable.
どちらの味方にもなりたくないのですが、お二人とも道理に合わないと思います。
In international diplomacy, it's often strategic to avoid taking sides in regional disputes.
国際外交においては、地域の紛争でどちらかの味方につくのを避けるのが戦略的であることがよくあります。
If you take sides, you risk alienating the other party.
もしあなたがどちらかの味方につけば、相手を遠ざける危険があります。
The media was accused of taking sides in the election campaign.
そのメディアは選挙運動でどちらかの肩を持ったとして非難されました。
He refused to take sides, insisting on hearing both perspectives first.
彼は最初に両方の視点を聞くことを主張し、どちらの味方にもならないことを拒みました。
As a consultant, my job is to offer objective advice, not to take sides.
コンサルタントとして、私の仕事は客観的な助言をすることであり、どちらかの肩を持つことではありません。
When kids fight, it's often best for parents not to take sides.
子供たちが喧嘩するとき、親はどちらかの味方にならないのが最善であることが多いです。
「side with someone」は「誰々の味方をする」と具体的に対象を示す際に使われます。「take sides」はどちらかの立場に立つという行為そのものに焦点を当てますが、「side with someone」はより特定の人物やグループへの支持を強調します。意味は非常に近いですが、「side with」の方がより直接的に「~と組む」というニュアンスがあります。
「support someone」は「誰かを支持する」「支援する」という意味で、「take sides」よりも広い意味で使われます。意見の対立がない状況でも、単に誰かの行動や目標を応援する際に使えます。対立の文脈では「take sides」と同様に使えますが、より一般的な表現です。
「back someone」は「誰かを後押しする」「支持する」という意味で、口語的でよりカジュアルな表現です。特に、困難な状況にある人を助けたり、意見を擁護したりする際に使われます。「take sides」のような中立放棄のニュアンスはやや薄いことがあります。
「align with someone」は「誰かと連携する」「意見を一致させる」という意味で、よりフォーマルな響きがあります。戦略的な協力や、思想・原則を共有して行動を共にする場合に用いられます。「take sides」が一時的な対立における立場表明であるのに対し、「align with」はより長期的で根本的な協力関係を示すことが多いです。
「sides」は常に複数形で使用します。単数形の「side」では意味が通じません。
「a side」と単数で表現するよりも、複数形の「sides」を使うのが自然で一般的です。フレーズ全体で「どちらかの味方をする」という状態を表します。
特定の誰かの味方をする場合は、前置詞「with」を使います。「for」は目的や利益を表すため、この文脈では適切ではありません。
A:
Did you hear about Sarah and Tom's argument?
サラとトムの喧嘩のこと聞いた?
B:
Yes, it sounds pretty intense. I really don't want to take sides.
うん、かなり激しいみたいだね。本当にどちらかの味方にはなりたくないよ。
A:
The marketing and sales teams are clashing again. What do you think?
マーケティングチームと営業チームがまたぶつかってるよ。どう思う?
B:
As management, we can't afford to take sides. We need to find a solution that works for both.
経営陣として、どちらかの肩を持つわけにはいきません。両方にとってうまくいく解決策を見つける必要があります。
A:
Mom, Dad, Ben broke my toy!
ママ、パパ、ベンが僕のおもちゃ壊した!
B:
Now, let's not take sides right away. Let's hear what happened from both of you.
さあ、すぐにどちらかの味方にならないようにしようね。二人から何が起こったか聞かせてもらうよ。
take sides を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。