spurious evidence
発音
/ˈspjʊəriəs ˈɛvɪdəns/
SPURious EVI-dence
💡 spuriousは『スピューリアス』のように発音し、最初の『ス』を強く言います。evidenceは『エヴィデンス』で、『エ』の部分にアクセントを置きます。二つの単語の間に区切りを感じるように発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
偽りの、または見せかけだけの証拠。本物であるかのように装っているが、実際には根拠のない、あるいは捏造された証拠。
"Evidence that appears to be valid or genuine but is in fact false, fabricated, or not supported by facts; misleading or deceptive information presented as proof."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある主張や結論を支持するように見せかけているものの、実際にはその信憑性や根拠が疑わしい、または意図的に偽造された証拠を指します。法廷、科学研究、政治、ジャーナリズムなど、客観性や事実に基づいた議論が求められる非常にフォーマルな場面で使われます。単なる『間違い』や『不正確』な証拠（false evidence）とは異なり、『巧妙に偽装された』『見せかけだけの』という否定的なニュアンスが強く含まれます。ネイティブは、その証拠が信用に値しない、または裏に悪意があると感じる場合によく用います。
例文
The prosecution presented spurious evidence that was later disproven.
検察は後に反証された偽りの証拠を提出しました。
Scientists must be vigilant against spurious evidence that could contaminate research findings.
科学者たちは、研究結果を汚染する可能性のある偽りの証拠に対して警戒しなければなりません。
The company was accused of using spurious evidence to mislead investors.
その企業は、投資家を欺くために偽りの証拠を使用したとして告発されました。
Detectives quickly identified the spurious evidence planted at the crime scene.
刑事たちは、犯行現場に仕掛けられた偽りの証拠を迅速に特定しました。
His entire argument was based on spurious evidence and lacked credibility.
彼の主張は全て偽りの証拠に基づいており、信頼性に欠けていました。
They claimed the report contained spurious evidence meant to discredit the rival candidate.
彼らは、その報告書が対立候補の信用を失墜させることを目的とした偽りの証拠を含んでいると主張しました。
The lawyer argued that the presented document was spurious evidence and should be inadmissible.
弁護士は、提出された文書は偽りの証拠であり、証拠として採用されるべきではないと主張しました。
Journalists have a responsibility to verify sources and avoid publishing spurious evidence.
ジャーナリストは、情報源を確認し、偽りの証拠を公開することを避ける責任があります。
We need to discern legitimate data from spurious evidence in our data analysis.
データ分析において、正当なデータと偽りの証拠を見分ける必要があります。
The court dismissed the case due to a lack of genuine proof and the presence of spurious evidence.
裁判所は、真正な証拠の欠如と偽りの証拠の存在のため、訴訟を却下しました。
類似表現との違い
『false evidence』は『誤った証拠』や『不正確な証拠』を意味し、意図的な偽造だけでなく、間違いや誤解による証拠も含む、より一般的な表現です。一方、『spurious evidence』は、巧妙に偽装され、本物であるかのように見せかけた『見せかけだけの』証拠という、より強いニュアンスを含みます。
『fabricated evidence』は『捏造された証拠』を意味し、意図的に作られた、偽造された証拠を指します。この点で『spurious evidence』と非常に近いですが、『spurious』は『本物のように見せかける』という外見上の欺瞞に焦点を当てるのに対し、『fabricated』は『作られた』という行為そのものに焦点を当てます。
『bogus evidence』は『いんちきの証拠』や『偽物の証拠』を意味し、口語的でよりくだけた表現です。信頼性が全くなく、本物ではないというニュアンスは『spurious』と共通しますが、『bogus』はよりカジュアルな文脈で、しばしば軽蔑的に使われます。フォーマルな文脈では『spurious』が好まれます。
『fake evidence』は『偽造された証拠』を意味し、『bogus evidence』と同様にカジュアルな場面でよく使われます。『spurious』ほどフォーマルさや、巧妙に偽装されたというニュアンスは強くなく、単純に『偽物』であることを指します。
よくある間違い
『spurious』自体が『偽りの、見せかけだけの』という意味を持つため、その前に『false』を付けるのは冗長です。どちらか一つで十分意味が通じます。
『proof』と『evidence』は似ていますが、法廷などの文脈では『evidence（証拠）』が提出され、それらが集まって『proof（証明）』がされるという違いがあります。『spurious』のような形容詞は通常、『evidence』と結びつき、特定の根拠の質を表現します。
学習のコツ
- 💡『spurious』は形容詞として、他にも『spurious claim（根拠のない主張）』や『spurious correlation（見せかけの相関）』など、様々な名詞と組み合わせて使われます。
- 💡法廷、科学、ビジネスの報告書など、信頼性が重視されるフォーマルな文章で効果的に使えます。
- 💡『false』や『fake』よりも洗練された、より厳密な表現として覚えておくと良いでしょう。
対話例
会議での調査結果の議論
A:
The report includes some alarming statistics about our competitor's product.
その報告書には、競合他社の製品に関するいくつかの懸念すべき統計が含まれています。
B:
I'm concerned that some of the data might be spurious evidence. We need to verify the sources carefully before drawing any conclusions.
一部のデータが偽りの証拠である可能性があり、懸念しています。結論を出す前に、情報源を慎重に確認する必要があります。
法律事務所での事件の検討
A:
The opposing counsel just submitted a new document claiming to be a key witness statement.
相手方弁護士が、主要な証人供述書であると主張する新しい書類を提出しました。
B:
We suspect it's spurious evidence designed to sway the jury. Let's dig deeper into its authenticity.
それは陪審を動かすために作られた偽りの証拠だと疑っています。その信憑性についてさらに深く調査しましょう。
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