self-deprecating
発音
/ˌselfˈdeprəkeɪtɪŋ/
self-dePREcating
💡 「self-」は比較的軽く、後ろの「deprecating」の「-prec-」の部分を強く発音します。「デプレケイティング」の「プレ」にアクセントを置くと自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
自分自身を軽く見たり、欠点や失敗を認めたりすることで、謙虚さやユーモアを示すさま。自虐的な。
"Tending to belittle or make fun of oneself, often in a humorous way, to show modesty or to create a friendly atmosphere."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、自分自身の能力や成功を過小評価したり、自分の弱点や失敗を笑いのネタにしたりする態度を指します。ネガティブな意味合いで使われることもありますが、多くの場合、謙虚さ、親しみやすさ、ユーモアのセンスを示すポジティブな文脈で用いられます。特に、相手に親近感を与えたり、場を和ませたりする目的で使われることが多いです。 フォーマル度は中立的ですが、ビジネスシーンでの使用は相手や状況を選ぶ必要があります。例えば、スピーチの導入で軽くユーモアを交える程度であれば効果的ですが、自信のなさを示すような使い方は避けるべきです。ネイティブは、適度な自虐的ユーモアを賢く、魅力的だと感じることがありますが、度が過ぎると、自信がない、あるいは自分を本当に卑下していると受け取られる可能性もあります。
例文
He has a great sense of humor, often making self-deprecating jokes.
彼は素晴らしいユーモアのセンスがあり、よく自虐的なジョークを言います。
Her self-deprecating comment about her cooking skills made everyone laugh.
彼女の料理の腕前についての自虐的なコメントは、皆を笑わせました。
Despite her success, she maintained a charmingly self-deprecating attitude.
成功にもかかわらず、彼女は魅力的なほどに謙虚な態度を保っていました。
I admire his ability to be both brilliant and self-deprecating.
私は彼の、優秀でありながら自虐的でもある能力に感心しています。
The comedian's self-deprecating humor resonated with the audience.
そのコメディアンの自虐的なユーモアは、観客に響きました。
He started his presentation with a self-deprecating remark to break the ice.
彼はアイスブレイクのために、自虐的な発言からプレゼンテーションを始めました。
While effective in some social settings, self-deprecating humor should be used carefully in a professional environment.
一部の社交的な場では効果的ですが、自虐的なユーモアはプロの環境では慎重に使うべきです。
Her acceptance speech included a few self-deprecating remarks that highlighted her humility.
彼女の受賞スピーチには、彼女の謙虚さを強調するいくつかの自虐的な発言が含まれていました。
A certain amount of self-deprecating humor can make a leader more relatable.
ある程度の自虐的なユーモアは、リーダーをより親しみやすくすることができます。
The author's self-deprecating style makes his complex ideas more accessible.
その著者の自虐的なスタイルは、彼の複雑なアイデアをより理解しやすくしています。
類似表現との違い
「humble」は単に謙虚で控えめな態度を表し、自虐的なユーモアや自分を貶める意図は含まれません。成功を鼻にかけない、控えめな人柄を指します。
「modest」も謙虚で控えめな意味ですが、「humble」と同様に、自分をわざと貶めるような自虐のニュアンスはありません。自分の能力や成果を控えめに評価する態度を指します。
「self-effacing」は、自分の存在を目立たなくさせる、控えめにするという意味で、自虐的なユーモアよりも、スポットライトを避ける、自分を前に出さないというニュアンスが強いです。
「sarcastic」は皮肉や嫌味を意味し、他者を批判したり揶揄したりする際に使われることが多いです。「self-deprecating」が自分自身に向けられるのに対し、「sarcastic」は主に他者や状況に向けられる点が異なります。
よくある間違い
「self-deprecating」は形容詞なので、名詞(joke, humor, attitudeなど)を修飾する形で使うのが自然です。「〜について自虐的である」という動詞的な使い方をする場合は、「be self-deprecating about...」よりも「make a self-deprecating comment/joke about...」のように表現する方が一般的です。
「self-deprecating」は「自虐的なユーモアや謙虚さ」を意味するため、単に「今日は自虐的に感じた」という気持ちを表す場合はあまり使いません。自分の言動が他人にどう見られるかを気にしている場合は「self-conscious」が適切です。本当に自分を卑下する気持ちであれば「down on myself」などが自然です。
学習のコツ
- 💡「self-deprecating」は、自分の能力を過度に誇示せず、親しみやすい印象を与える際に効果的です。
- 💡名詞形は「self-deprecation」(自虐、自己卑下)です。こちらも一緒に覚えておくと表現の幅が広がります。
- 💡英語圏では、適度な自虐的ユーモアは知性やユーモアのセンスとして好意的に受け取られることが多いです。ただし、やりすぎると自信がないと見られる可能性もあるため、バランスが重要です。
- 💡特にスピーチやプレゼンテーションの冒頭で軽く使うと、聴衆との距離を縮め、場を和ませる効果があります。
対話例
友人が新しい趣味について話している場面
A:
I tried pottery last week. I made a really lopsided mug!
先週陶芸をやってみたんだけど、すごく歪んだマグカップができちゃったよ!
B:
Haha, sounds like you have a charmingly self-deprecating approach to new hobbies.
はは、新しい趣味に対して、君は魅力的なほど自虐的なアプローチをするんだね。
職場の同僚がプレゼンの準備について話している場面
A:
My presentation is next week. I'm worried I'll mess up the data analysis section.
来週プレゼンなんだ。データ分析のところで失敗しないか心配だよ。
B:
Don't be so self-deprecating! Your analysis is always solid. Just practice a bit.
そんなに自虐的にならないで!君の分析はいつも堅実だよ。少し練習すれば大丈夫。
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