意味
不足している、乏しい、珍しい、滅多にない
発音
/skɛərs/
SCARCE
💡 この単語は単音節で、最初の「ス」は母音を入れずに発音します。中央の「ea」は「エア」と伸ばす音、またはアメリカ英語では「エー」に近い音になります。語尾の「ce」は「ス」と息を抜くように発音しましょう。全体的にRの音もしっかりと発音するのがポイントです。
例文
Water became scarce in summer.
夏には水が不足しました。
Food was scarce during the war.
戦争中、食料は乏しかった。
Good jobs are quite scarce now.
良い仕事は今、かなり少ないです。
Time is scarce for many people.
多くの人にとって時間は貴重です。
His appearances are becoming scarce.
彼の姿は珍しくなっています。
Fresh produce can be scarce here.
ここでは新鮮な農産物が少ないことがあります。
Resources for this project are scarce.
このプロジェクトの資源は不足しています。
Skilled workers are scarce globally.
熟練労働者が世界的に不足しています。
Funding for research is very scarce.
研究資金は非常に乏しいです。
Such opportunities are increasingly scarce.
そのような機会はますます少なくなっています。
変形一覧
文法的注意点
- 📝主に述語形容詞として 'be動詞 + scarce' の形で使われることが多いです。
- 📝特定の資源や供給が不足している状況を表現する際に頻繁に用いられます。
- 📝イディオムとして 'make oneself scarce'（こっそり姿を消す、立ち去る）という表現があります。
使用情報
よくある間違い
scarceはそれ自体で「ほとんどない」という意味合いを持つため、'hardly scarce' とすると二重否定になってしまい不自然です。量が非常に少ないことを強調したい場合は 'very scarce' や 'extremely scarce' を使いましょう。
類似スペル単語との違い
'scarce'は主に「量や数が少ないこと」に焦点を当てますが、'rare'は「珍しいこと、めったにないこと」に焦点を当てます。例えば、'rare stamps'（珍しい切手）は価値があるから珍しいのであって、数が少ないからというよりは、その固有の性質が珍しいことを指します。'scarce resources'（乏しい資源）は、利用できる量が少ないことを意味します。
'scarce'が「不足している」という意味合いが強いのに対し、'sparse'は「まばらな、密度が低い」という状況を表します。例えば、'sparse population'（まばらな人口）は、人口が少ない地域に人が点在している様子を指します。量が十分でないというよりは、分布の状態を表すときに使われます。
派生語
語源
📚 この単語は14世紀後半に古フランス語の 'escars'（わずかな、乏しい、貧しい）から英語に入りました。さらにその語源はラテン語の 'excarpsus'（摘み取られた、削減された）に遡ります。元々は「剪定された、刈り取られた」という物理的な行為から、「量が少ない」という抽象的な意味へと発展しました。
学習のコツ
- 💡「scarce resources（乏しい資源）」のように、名詞と組み合わせて使うことが多いです。
- 💡形容詞 'scarce' と名詞 'scarcity'（不足、欠乏）を一緒に覚えると表現の幅が広がります。
- 💡物理的な物の不足だけでなく、「時間」や「機会」など抽象的なものの不足にも使えます。
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