report addendum
発音
/rɪˈpɔːrt əˈdɛndəm/
rePORT adDENdum
💡 「リポート」の『ポ』と、「アデンダム」の『デ』に強勢を置きます。特に『dendum』の部分は弱めに発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
報告書追補、レポートの補遺、追加報告書
"An item of additional material added at the end of a report, usually to supplement, clarify, or correct information in the main report. It provides further details or updates that were not available or included in the original document."
💡 ニュアンス・使い方
「report addendum」は、既に完成し提出された報告書に対して、後から追加される補足資料や訂正事項を指します。元の報告書の不備を補う目的や、新しい情報が判明した際に追加情報として添付する際に用いられます。非常にフォーマルな表現であり、主にビジネス、学術、法律、公文書などの専門的な文書作成や議論の場面で使用されます。正確性や網羅性が求められる状況で、既存の文書を修正することなく情報を追加する際に重宝されます。日常会話で使うと不自然で、堅苦しい印象を与えます。
例文
Please attach the report addendum to the main document.
主要文書に報告書追補を添付してください。
The findings in the addendum clarify the ambiguities in the original report.
追補の調査結果は、元の報告書にあった曖昧な点を明確にしています。
We need to prepare a report addendum to include the latest market data.
最新の市場データを含めるために、レポートの補遺を作成する必要があります。
The committee reviewed the report addendum before making a final decision.
委員会は最終決定を下す前に、報告書追補を検討しました。
An addendum to the technical report was published yesterday.
技術報告書の追補が昨日公開されました。
The lawyer requested a report addendum detailing the new evidence.
弁護士は新しい証拠を詳述した報告書追補を要求しました。
The project manager submitted a report addendum on the budget overruns.
プロジェクトマネージャーは予算超過に関する報告書追補を提出しました。
Without the report addendum, the original analysis remains incomplete.
報告書追補がなければ、元の分析は不完全なままです。
Ensure all stakeholders receive the report addendum promptly.
すべての関係者が報告書追補を速やかに受け取るようにしてください。
The academic journal requires an addendum for any significant updates to published research.
学術誌は、公開された研究に重要な更新があった場合、追補を求めています。
類似表現との違い
「supplement」は、必ずしも後から追加された情報とは限らず、最初から報告書を補完する目的で計画されている情報も指します。「addendum」が「後から追加された、修正・補足目的の情報」であるのに対し、「supplement」は「追加の情報、増補」といった広義の意味合いが強いです。フォーマル度は同程度ですが、「addendum」の方が「既存の報告書への修正・追加」という文脈に特化しています。
「appendix」は報告書の最後に添付される参考資料やデータ全般を指し、通常は報告書の作成時に既に含まれることが意図されています。対して「addendum」は、報告書完成後に発生した情報や訂正を「追加」する意味合いが強いです。どちらも追加情報ですが、追加されたタイミングと目的が異なります。
「annex」は、契約書などの主要文書に添付される追加の書類や資料を指すことが多く、特に法的な文脈でよく用いられます。「addendum」も同様に添付されますが、「annex」は「添付されたもの」全般を指すのに対し、「addendum」は「元の文書に後から付け加えられたもの」という特定性がより強いです。フォーマル度は非常に高いです。
「report update」は、報告書の最新版や更新された情報全体を指すため、既存の報告書の内容が全体的に変更・更新された場合に用いられます。「addendum」は、元の報告書自体は変更せず、追加の情報を単独で添付する形式を取ることが多いです。口語的にも「update」は使われますが、「addendum」はあくまで書面での追加資料を指します。
よくある間違い
「addition」は一般的な「追加」を意味しますが、報告書や文書に対する公式な補足資料の場合は「addendum」が適切です。「addition」だと、単なる付加物のようなニュアンスになり、専門性が失われます。
「addendum」はラテン語由来の単語で、複数形は「addenda」です。ただし、現代英語では「addendums」も容認されつつありますが、公式な文書では「addenda」が推奨されます。単数の場合は「addendum」です。
学習のコツ
- 💡「report addendum」は非常にフォーマルな表現であり、ビジネスや学術論文、法律文書などの専門的な書面で使うことを意識しましょう。
- 💡複数形は「addenda」が正式ですが、「addendums」も使われることがあります。公式文書では「addenda」を選ぶと良いでしょう。
- 💡元の報告書の内容を「変更する」のではなく、「補足する」「追加する」というニュアンスを理解しておくと、適切な場面で使えます。
- 💡類義語の「appendix(付録)」や「supplement(補足)」との違いを把握し、文脈によって使い分けられるようにしましょう。
対話例
会議での報告書に関する議論
A:
Has everyone had a chance to review the main project report?
皆さん、主要なプロジェクト報告書を確認する時間はありましたか?
B:
Yes, I've read it. Are there any updates since its initial submission?
はい、読みました。最初の提出以降、何か更新はありますか?
A:
Indeed. We've just issued a report addendum that includes the latest market analysis data. Please refer to page three.
ええ、まさに。最新の市場分析データを含む報告書追補を発行しました。3ページ目をご参照ください。
Memorizeアプリで効率的に学習
report addendum を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。