意味
（以前の声明、意見、信仰などを）撤回すること、取り消すこと、否認すること
発音
/rɪˈkæntɪŋ/
reCANting
💡 第二音節の「-can-」を強く発音します。この「æ」は「ア」と「エ」の中間のような音で、口を横に広げつつ顎を少し下げるイメージです。最後の「-ting」の「ŋ」は、日本語の「ング」ではなく、舌の奥を上あごに近づけて出す鼻にかかった音です。
例文
There's no sign of recanting.
撤回の兆候はありません。
Recanting an old promise is hard.
古い約束を撤回するのは難しい。
Are you recanting your claim?
あなたは主張を撤回するのですか？
They kept recanting their stories.
彼らは話を撤回し続けました。
His recanting surprised everyone.
彼の撤回は皆を驚かせました。
The news reported him recanting.
ニュースは彼が撤回したと報じました。
The lawyer mentioned recanting facts.
弁護士は事実の撤回について言及しました。
He avoids recanting his views.
彼は自分の見解を撤回するのを避けます。
He is recanting his statement.
彼は声明を撤回しています。
She considers recanting her testimony.
彼女は証言の撤回を検討しています。
変形一覧
文法的注意点
- 📝recantは他動詞として使われることが多く、目的語にはstatement, testimony, claim, belief, opinionなどの名詞が続きます。
- 📝recantingは動詞recantの現在分詞形で、現在進行形の一部として使われたり、動名詞として文の主語や目的語になったりします。
- 📝動名詞として使う場合、Recanting a statement can be difficult.（声明を撤回することは難しい）のように用います。
使用情報
よくある間違い
recantは「撤回する」という行為そのものを指し、後悔を表す単語ではありません。単に後悔を伝えたい場合はregretやbe sorry forを使います。
recantは「以前の主張や信仰などを撤回する」という意味であり、単に「事実を否定する」場合はdenyが適切です。recantは「一度発言したこと」がある前提です。
類似スペル単語との違い
recantingもretractingも「撤回する」という意味で使われますが、recantingは特に「意見、主張、信仰」といった信念体系や公式な声明の放棄に焦点を当てます。retractingはより広範に、発言や提案、物理的なものを「引っ込める、撤回する」場合に使えます。
denyingは「〜を否定する、事実ではないと主張する」という意味で、事柄の真偽そのものに関わります。一方recantingは「以前に述べたこと、信じていたこと」を改めて「間違っていた」として取り消す、というニュアンスです。
repudiatingは「〜を拒否する、否認する、関係を断つ」といった強い拒絶のニュアンスがあります。recantingは「以前の主張を取り消す」という行為を指しますが、repudiatingはより積極的に「〜を認めない、受け入れない」という姿勢を示します。
派生語
語源
📚 ラテン語の「recantare（再び歌う、撤回する）」が語源です。元々は「再び歌う」という意味でしたが、後に「以前に歌った（宣言した）ことを取り消す」という意味に転じました。
学習のコツ
- 💡「recant」は、特に法廷での証言や政治家の発言、宗教的信念など、公式な文脈で「撤回する」場合によく使われます。
- 💡「retract」（撤回する）と意味が似ていますが、「recant」は意見や信念の放棄により重いニュアンスがあります。
- 💡派生語の「recantation」（名詞：撤回）も合わせて覚えると、語彙力が向上します。
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