意味
(物を載せる)棚、架け台、物干し台、(荷物・衣服などを吊るす)枠
(精神的・肉体的に)苦しめる、悩ます、ひどく痛める、棚に置く、積み重ねる
発音
/ræk/
RACK
💡 「ラック」とカタカナで発音すると「ラ」の母音が曖昧になりがちですが、英語の /æ/ は口を大きく横に開けて「ア」と「エ」の中間のように発音しましょう。最後の「k」は強く破裂させず、喉の奥で小さく止めるイメージで発音するとより自然です。強勢は常に最初の音節に置かれます。
例文
Put the plates on the rack.
皿を棚に置いてください。
He racked his brain for answers.
彼は答えを求めて頭を絞った。
We racked up many points.
私たちは多くの点を獲得しました。
Hang your coat on the rack.
コートをラックにかけてください。
A wine rack holds many bottles.
ワインラックには多くの瓶が入る。
Please rack the pool balls.
ビリヤードの球をラックに並べてください。
The store needs more display racks.
店にはもっと陳列棚が必要です。
The old system racked up losses.
古いシステムは損失を積み重ねました。
My mind was racked with doubt.
私の心は疑念に苦しめられました。
He felt his body rack with pain.
彼は体が痛みに苦しむのを感じた。
変形一覧
文法的注意点
- 📝名詞の『rack』は可算名詞なので、「一つの棚」を指す場合は 'a rack' のように冠詞が必要です。
- 📝動詞の『rack』は他動詞として使われることが多く、目的語を必要とします(例: 'rack one's brain', 'rack up points')。
使用情報
よくある間違い
「頭を絞る」という表現は 'rack one's brain' で、'wrack' ではなく 'rack' を使います。'wrack' は「破壊する、台無しにする」という意味で使われることが多い別の単語です。
類似スペル単語との違い
「wrack」は「破壊する、台無しにする」という意味で使われる動詞や名詞です。例えば 'wrack and ruin'(破滅)という表現で使われます。一方、『rack』は「棚、苦しめる、積み上げる」など、スペルは似ていますが意味や使われ方が異なります。
派生語
語源
📚 「rack」は元々、古英語の「racian(引き伸ばす)」に由来し、中世オランダ語の「rek(棚、フレーム)」と関連しています。この「引き伸ばす」という概念から、拷問器具の「ラック」や、物を広げて置く「棚、架け台」といった意味が生まれました。また、心身を「苦しめる」という意味も、この引き伸ばされる苦痛のイメージから派生したとされています。
学習のコツ
- 💡「棚」という意味の名詞と、「苦しめる」という意味の動詞、全く異なる二つの主要な意味があるので、文脈で使い分けを理解しましょう。
- 💡『rack up + (points/sales/losses など)』で「〜を積み上げる、達成する、計上する」という形で、ビジネスやスポーツの場面でよく使われます。
- 💡『rack one's brain』は「頭を絞る、考え抜く」という慣用表現で、動詞の『rack』の使われ方の一つとして重要です。
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