意味
前の、事前の、先行する;(重要度・順位が)先の
発音
/ˈpraɪər/
PRY-or
💡 最初の音節「PRI-」を強く発音しましょう。「pr」は舌先を上あごに近づけてから発音する「プr」のような音です。最後の「-or」は、あいまいな母音「ə」に軽くRの音を添えるイメージです。日本語の「プライアー」とは異なり、Rの音が強調されます。
例文
She had no prior experience.
彼女には事前の経験がありませんでした。
This is prior to his arrival.
これは彼が到着する前のことです。
Check your schedule prior to booking.
予約前にスケジュールを確認してください。
They had a prior agreement.
彼らは以前の合意がありました。
His prior work was excellent.
彼の以前の仕事は素晴らしかった。
Prior notice is required for this.
これには事前の通知が必要です。
You need prior approval for the trip.
その旅行には事前の承認が必要です。
Discuss it prior to the meeting.
会議の前にそれについて話し合ってください。
Please submit it prior to Friday.
金曜日までに提出してください。
Prior knowledge helped solve the issue.
事前の知識が問題解決に役立ちました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「prior」は形容詞ですが、「prior to + 名詞/動名詞」の形で前置詞句として用いられることが非常に多いです。この「to」は前置詞であり、不定詞の「to」ではないため、動詞が続く場合は必ず動名詞(-ing形)になります。
- 📝「prior」単独で副詞として使われることは稀です。時間的な「以前に」を意味する場合は「earlier」や「before」を使うのが一般的です。
使用情報
よくある間違い
「prior」は「to」と共に用いられ「~より前に」という意味になります。「than」は比較級で用いられるので、この文脈では適切ではありません。
「prior」は形容詞として名詞を修飾するか、「prior to + 名詞/動名詞」の形で使われることがほとんどです。単独で副詞として「以前に」という意味で使うことは稀で、その場合は「earlier」がより自然です。
類似スペル単語との違い
「prior」と「previous」はどちらも「前の、以前の」という意味で使われますが、「prior」は時間的な順序だけでなく、重要性や先行性も強調するニュアンスがあります。特に「prior to ~」の形で「〜に先立って」という意味で使われることが多いです。「previous」はより一般的に、単に時間的に「以前の」出来事を指します。
「earlier」は「早い」の比較級で、時間的に「より早く」や「以前に」という意味です。カジュアルな会話でよく使われます。「prior」は「earlier」よりもフォーマルな響きがあり、特定の行動や出来事の「前」であることを明確に指定する際に用いられます。
派生語
語源
📚 「prior」はラテン語の比較級「prior (より前の)」に由来します。時間的な「前」だけでなく、重要性や序列が「前」という意味合いも持ち合わせているのはこの語源に起因します。
学習のコツ
- 💡「prior to + 名詞/動名詞」というセットで覚えると使いやすいです。
- 💡ビジネスシーンやフォーマルな文書で頻繁に登場します。
- 💡「previous」や「earlier」よりも、やや堅い印象を与えます。
- 💡「事前の〜」という意味で使われることが多いので、`prior approval` (事前承認) などのコロケーションも一緒に覚えましょう。
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