or something
発音
/ɔːr ˈsʌmθɪŋ/
or SOMETHING
💡 「or」は弱く短めに発音され、「something」の「sum」の部分に強勢が置かれます。「th」の音は舌を軽く噛むようにして発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
〜か何か、〜とか、〜のようなもの(具体的な内容が曖昧なときや、例を限定しないときに使う)
"Used to refer to something in a general way, without being exact, or to mention an unspecified alternative. It often indicates that the speaker is uncertain or wants to make their statement sound less definite."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、話し手が特定の物事や活動について正確な情報を持っていない、あるいはそれを限定したくない場合に用いられます。たとえば、「映画を見るか何か」のように、明確なプランがなくても相手に提案したい時や、相手に選択肢があることを示唆する際に便利です。非常にカジュアルな口語表現であり、友人や家族との日常会話で頻繁に使われます。ビジネスやフォーマルな場面では、曖昧さを避けるため使用は控え、より具体的な言葉を選ぶべきです。ネイティブは、会話の流れをスムーズにしたり、自分の意見を押し付けないようにしたりするために、無意識のうちに使うこともあります。
例文
Let's go for coffee or something.
コーヒーか何か飲みに行きましょうよ。
Do you want to watch a movie or something tonight?
今夜、映画でも見るか何かする?
He's an artist or something, I'm not really sure.
彼は芸術家か何かだったと思うけど、よく知らないな。
I need a new pair of shoes or something similar.
新しい靴か何か似たようなものが欲しいんだ。
Maybe we can get a pizza or something for dinner.
夕食にピザか何か頼もうか。
She said she'd be back at 5 or something.
彼女は5時かそれくらいに戻ると言っていたよ。
Could you grab me a snack or something from the fridge?
冷蔵庫から何かお菓子か何か取ってきてくれる?
We need to update our website or something to attract more users.
もっとユーザーを引きつけるために、ウェブサイトを更新するか何かしないとね。
Did you forget your keys or something?
鍵を忘れたか何かしたの?
I heard he moved to Japan or something like that.
彼が日本かどこかに引っ越したとか、そんな話を聞いたよ。
類似表現との違い
「or anything」は主に否定文や疑問文で使われ、「何かあるの?」や「何もなかったりする?」のようなニュアンスで、より広い範囲の可能性を問う際に使われます。「or something」は肯定文でも使われ、漠然とした選択肢や不明確さを表します。
「or whatever」は「〜でも何でも」「〜だか何だか」といった、やや投げやりな、あるいはうんざりしたニュアンスを含むことがあります。「or something」よりもカジュアル度が高く、話者の無関心や軽蔑を示す場合もあります。
「or the like」は「〜など」「〜のようなもの」という意味で、よりフォーマルで丁寧な響きがあります。例示をより具体的に提示しつつ、他にも似たものがあることを示す際に使われます。「or something」のような漠然としたカジュアルさはありません。
「or so」は主に数字や量、時間などに関して使われ、「〜くらい」「およそ〜」といった概算を示すときに用います。「or something」のように、物事や行為の種類の曖昧さを示すものではありません。
よくある間違い
「or something like」は文法的に不完全です。もし「〜か何かのようなもの」と言いたい場合は、「or something like that」とするのが自然です。単に「〜か何か」という意味であれば「or something」で十分です。
「and something」は「そして何か」という意味になり、漠然とさせたり、例をぼかしたりする「or something」の機能とは異なります。曖昧さや選択肢を示す場合は「or」を使う必要があります。
学習のコツ
- 💡会話で断定を避け、柔らかい表現にしたい時に文末に付け加えるだけで使えます。
- 💡「or something like that」とすると、「〜とか、そういう感じのもの」というように、さらに漠然としたニュアンスを強調できます。
- 💡相手に何かを提案する際に、選択肢が他にもあることを含ませたい場合に便利です。
対話例
週末の予定について友人と話している。
A:
What are you doing this weekend?
今週末は何するの?
B:
I'm just going to relax at home, watch a movie or something.
家でゆっくりして、映画でも見るか何かするよ。
友人を軽い気持ちで誘っている。
A:
Do you want to grab coffee or something later?
後でコーヒーでも飲むか何かする?
B:
Sure, sounds good!
もちろん、いいね!
職場の同僚の職業について憶測している。
A:
What does he do for a living?
彼、何の仕事してるの?
B:
I think he's a designer or something. I'm not really sure.
デザイナーか何かだったと思う。はっきりは知らないけど。
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