on the back of
発音
/ɒn ðə bæk ɒv/
on the BACK of
💡 「back」を強く発音し、「of」は「アヴ」のように弱く、前の単語と繋げて発音することが多いです。全体的にリズムよく繋げて発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
〜を受けて、〜に続いて、〜の結果として、〜の勢いに乗って
"Used to indicate that one event or situation follows or results from another, often immediately or as a direct consequence, or benefiting from the momentum of a preceding event."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある出来事や状況が原因や先行要因となって、別の出来事や状況が発生する際に用いられます。「〜の結果として」「〜の直後に続いて」「〜の追い風を受けて」といったニュアンスを含みます。 **どんな場面で使うか**: ニュース報道、ビジネスレポート、学術論文、経済分析など、ややフォーマルな文脈で、ある事象が別の事象を引き起こした、あるいはその直後に起こったことを説明する際に頻繁に用いられます。企業の業績発表、政策決定、市場の動向などの話題で特によく聞かれます。日常会話でも使われますが、少し知的な印象を与えます。 **どんな気持ちを表すか**: 因果関係や連続性を客観的に説明する際に使われ、感情的な要素はあまり含まず、事実を述べるニュアンスが強いです。良いニュースと悪いニュースのどちらにも使えます。 **フォーマル度**: 中程度からややフォーマルです。書き言葉で使われることが多いですが、口頭でのビジネスコミュニケーションやニュース解説でもよく耳にします。 **ネイティブがどう感じるか**: 論理的で洗練された表現だと感じられます。特に書き言葉で使われると、説得力が増す印象を与えます。
例文
The company's stock price surged on the back of positive earnings reports.
その会社の株価は、好決算報告を受けて急騰しました。
She got a promotion on the back of her excellent performance last quarter.
彼女は前四半期の素晴らしい業績を受けて昇進しました。
Many small businesses closed on the back of the economic downturn.
多くの小規模企業が経済不況を受けて廃業しました。
The new cafe became popular on the back of all the great reviews online.
その新しいカフェは、オンラインでの素晴らしいレビューを受けて人気が出ました。
We decided to go out for dinner on the back of hearing the good news.
良い知らせを聞いたので、夕食に出かけることにしました。
He started a new project on the back of a successful trial run.
彼は成功した試運転を受けて新しいプロジェクトを開始しました。
The government announced new policies on the back of increasing public demand.
政府は高まる国民の要望を受けて新しい政策を発表しました。
Academic studies have shown a correlation on the back of new statistical analysis.
学術研究は、新しい統計分析を受けて相関関係を示しています。
The region experienced a boom in tourism on the back of a major international event.
その地域は、大規模な国際イベントを受けて観光ブームを経験しました。
Consumers are spending more on the back of renewed economic confidence.
消費者は経済信頼感の回復を受けて支出を増やしています。
類似表現との違い
「〜の結果として」という意味で非常に近い表現です。しかし、「on the back of」が「〜を受けて」「〜の勢いに乗って」という、先行する出来事が次の出来事を後押しするようなニュアンスを含むのに対し、「as a result of」はより直接的な因果関係や結果を強調します。
「〜に続いて」「〜の後で」という時間的な前後関係を示す際に使われます。「on the back of」はそれに加えて、先行する出来事が次の出来事の「原因」や「きっかけ」になっているというニュアンスが強いです。「following」は単に後から起こったことを指すこともあります。
「〜を受けて」「〜の直後に」という意味で使われますが、特に災害、事故、スキャンダルなど、悪い出来事や衝撃的な事件の後に使われることが多いです。よりドラマチックで、ネガティブな文脈で使われる傾向があります。「on the back of」はポジティブな出来事にもネガティブな出来事にも使えます。
「〜が原因で」と、より直接的な原因を示す際に使われます。「on the back of」が「〜を受けて」という結果や連鎖を指すのに対し、「due to」は「〜のせいで」「〜によって」と、理由や原因を明確にするニュアンスが強いです。
よくある間違い
この表現では、常に「of」を使用します。「for」と間違えないように注意しましょう。
「in the back of」は「〜の後部に」という物理的な位置を表すのに対し、「on the back of」は「〜を受けて」「〜の結果として」という因果関係や連続性を表します。意味が全く異なります。
学習のコツ
- 💡ニュース記事やビジネス文書、経済レポートなどで頻繁に登場するので、多読・多聴を通じて自然な使い方を学ぶのが効果的です。
- 💡「〜を受けて」という因果関係や連続性を表す、ややフォーマルな表現として覚えておくと良いでしょう。
- 💡ポジティブな出来事(例: 成功、好業績)にも、ネガティブな出来事(例: 不況、災害)にも使うことができます。
対話例
同僚との経済ニュースについての会話
A:
Did you see the latest market report? The tech sector is really booming.
最新の市場レポート見ました?テック業界が本当に活況ですね。
B:
Yes, it seems many companies are expanding rapidly on the back of increased demand for online services.
ええ、多くの企業がオンラインサービスの需要増加を受けて急速に拡大しているようです。
友人との新しいトレンドについての会話
A:
Everyone seems to be trying out that new fitness program lately.
最近みんなあの新しいフィットネスプログラムを試しているみたいだね。
B:
Yeah, I think it got really popular on the back of that celebrity endorsement.
うん、あの有名人の推薦を受けてすごく人気が出たんだと思うよ。
Memorizeアプリで効率的に学習
on the back of を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。