objective analysis
発音
/ˌɑːbdʒɛktɪv əˈnæləsɪs/
obJECtive aNALysis
💡 「オブジェクト」の「ジェク」と、「アナリシス」の「ナ」の部分を強く発音します。どちらもアクセントがありますが、「アナリシス」の方がより強いです。
使用情報
構成単語
意味
個人の感情、意見、偏見を排し、事実や証拠に基づいて行われる詳細な分析や検討。公平かつ中立的な視点から物事を評価する際に用いられます。
"A detailed examination or assessment that is based purely on facts and evidence, free from personal feelings, interpretations, or biases, aimed at providing an impartial and neutral viewpoint."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特にビジネス、学術、研究、報道、法律といった、客観性や中立性が極めて重視されるフォーマルな状況で使われます。個人的な感情や主観が判断を曇らせる可能性のある状況において、「我々は事実に基づいた客観的な視点から分析を進めている」と強調したい場合に効果的です。この表現を用いることで、話し手や書き手が専門的かつ信頼できる情報源であるという印象を与え、公平性、信頼性、専門性、論理性への強いコミットメントを示します。日常会話で使うことはほとんどなく、使われた場合は非常に真面目なトーンに聞こえます。
例文
The board requested an objective analysis of the company's financial performance last quarter.
取締役会は、前四半期の会社の財務実績に関する客観的な分析を要求しました。
We need to conduct an objective analysis of the market trends before launching the new product.
新製品を発売する前に、市場トレンドについて客観的な分析を行う必要があります。
The report presented an objective analysis of the environmental impact of the new factory.
その報告書は、新工場の環境への影響に関する客観的な分析を示していました。
For effective decision-making, it is crucial to rely on an objective analysis of all available data.
効果的な意思決定のためには、利用可能なすべてのデータの客観的な分析に頼ることが極めて重要です。
Academic research always aims for an objective analysis to ensure validity and reliability.
学術研究は常に、妥当性と信頼性を確保するために客観的な分析を目指します。
The journalist provided an objective analysis of the political situation, avoiding personal opinions.
そのジャーナリストは、個人的な意見を避け、政治状況の客観的な分析を提供しました。
An objective analysis revealed several inefficiencies in the current workflow.
客観的な分析により、現在のワークフローにいくつかの非効率性があることが明らかになりました。
Students are encouraged to offer an objective analysis in their essays, supported by evidence.
学生は、証拠に裏付けられた客観的な分析を論文で提示するよう奨励されています。
The lawyer's objective analysis of the evidence helped the jury reach a fair verdict.
弁護士による証拠の客観的な分析が、陪審員が公正な評決を下すのに役立ちました。
We need to step back and do an objective analysis of the market to identify true opportunities.
真の機会を見つけるためには、一歩引いて市場の客観的な分析を行う必要があります。
類似表現との違い
「impartial analysis」も「公平な分析」を意味し、「objective analysis」と非常に近いですが、「impartial」は特に「どちらか一方に偏らない中立性」を強調する傾向があります。「objective」は「個人の感情や意見が混じらない事実性」をより強調します。
「unbiased assessment」は「偏りのない評価」を意味します。分析だけでなく、より広範な「評価」全般に使える表現です。「unbiased」も「objective」と同様に「偏見がない」ことを指しますが、「assessment」は「分析」よりも「評価を下す」というニュアンスが強いです。
「factual review」は「事実に基づいたレビュー」を意味します。「analysis」が「詳細な分解・検討」であるのに対し、「review」は「調査結果の報告」や「評価」に近いニュアンスです。より具体的な情報を列挙し、検証する際に使われます。
「critical evaluation」は「批判的評価」を意味し、単に客観的に見るだけでなく、問題点や改善点を積極的に見つけ出すというニュアンスが加わります。「objective analysis」は必ずしも批判を目的とはせず、純粋な事実解明を目的とすることがあります。
よくある間違い
「objective」は名詞「analysis」を修飾する形容詞として使われます。副詞「objectively」は動詞や形容詞を修飾する際に用いるため、この組み合わせは不自然です。
「analyze」は動詞であり、「analysis」は名詞です。「客観的な分析」という名詞句を作るには、形容詞「objective」の後に名詞「analysis」を置くのが正しい形です。
学習のコツ
- 💡ビジネスレポートや学術論文など、信頼性と専門性が求められる書き言葉の文脈で積極的に使いましょう。
- 💡「We need to conduct an objective analysis of...(〜の客観的な分析を行う必要があります)」のように、動詞「conduct」や「perform」と組み合わせて使われることが多いです。
- 💡「個人的な感情を排除し、事実に基づいた」という意味合いを常に意識することで、適切な場面でこのフレーズを効果的に使用できます。
対話例
ビジネス会議で新しいプロジェクトのリスク評価について議論している場面。
A:
Before we proceed with the new project, I believe we need a truly objective analysis of all potential risks and benefits.
新しいプロジェクトを進める前に、潜在的なリスクとメリットすべてについて、真に客観的な分析が必要だと考えています。
B:
I completely agree. We must avoid any personal biases and rely solely on data to ensure our assessment is an objective analysis.
全く同感です。個人的な偏見を避け、データのみに基づいて評価が客観的な分析であることを確実にしなければなりません。
研究室で実験結果の解釈について議論している場面。
A:
The preliminary results are promising, but we need to ensure our interpretation is based on an objective analysis of the raw data.
予備的な結果は有望ですが、私たちの解釈が生データに対する客観的な分析に基づいていることを確認する必要があります。
B:
Absolutely. Any conclusions drawn must come from a rigorous and objective analysis, free from any preconceptions.
もちろんです。どのような結論も、あらゆる先入観から解放された、厳密で客観的な分析から導き出されなければなりません。
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