most circuitous
発音
/moʊst sərˈkjuːɪtəs/
MOST sər-ˈKJU-i-təs
💡 「most」は「モウスト」と発音し、語尾の「t」はほぼ発音されません。「circuitous」は「サーキューイタス」のように発音し、「cu」の部分に最も強いアクセントが来ます。全体的にややフォーマルな響きがあります。
使用情報
構成単語
意味
(道筋、方法、説明などが)最も遠回りな、最も回りくどい、最も迂遠な
"Referring to the longest and most indirect path, method, or explanation; unnecessarily complex and indirect."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、物理的な道のりだけでなく、説明、議論、思考のプロセス、あるいは何かを達成するための方法が「最も遠回りである」「最も複雑である」と指摘する際に使われます。通常、非効率性や不必要な複雑さを示唆し、しばしば否定的な意味合いを含みます。例えば、「最も効率の悪い方法」「最も理解しにくい説明」といった文脈で使われます。フォーマルな場面や、論理的思考が求められるビジネス、学術的な文脈でよく用いられます。ネイティブは、物事が無駄に複雑であると感じた際に、その度合いが極限に達していることを表現するために使います。
例文
Following the most circuitous route, we eventually arrived at the remote village.
最も遠回りなルートを辿り、私たちはようやくその辺鄙な村に到着しました。
His most circuitous argument failed to convince anyone of his theory.
彼の最も回りくどい議論では、誰も彼の理論に納得させることができませんでした。
The detective chose the most circuitous path to uncover the truth, avoiding direct confrontation.
刑事は直接的な対立を避け、真実を暴くために最も迂遠な道を選びました。
Implementing this software patch involved the most circuitous process I've ever seen.
このソフトウェアパッチの実装は、私が今まで見た中で最も回りくどいプロセスを伴いました。
She preferred the most circuitous explanations, never getting straight to the point.
彼女はいつも最も回りくどい説明を好み、決して要点に直結しませんでした。
To solve the riddle, one had to follow the most circuitous line of reasoning.
その謎を解くには、最も迂遠な思考経路をたどる必要がありました。
The company's new policy has the most circuitous set of rules, making it hard for employees to understand.
その会社の新しい方針には、最も回りくどい規則があり、従業員が理解するのを難しくしています。
He took the most circuitous way home, hoping to clear his head.
彼は頭をすっきりさせようと、最も遠回りな方法で家に帰りました。
That was definitely the most circuitous response I've ever received to a simple question.
それは間違いなく、私が簡単な質問に対して今まで受けた中で最も回りくどい返答でした。
The most circuitous route through the mountains often offered the most breathtaking views.
山を通る最も遠回りな道は、しばしば最も息をのむような景色を提供しました。
類似表現との違い
主に物理的な道や経路に対して使われます。「most circuitous」ほど比喩的な意味合いが強くなく、単に距離が長いことを指します。フォーマル度はやや低く、より一般的です。
物理的、比喩的どちらにも使え、「最も遠回りな方法」という意味で「most circuitous」と非常に似ています。しかし、「circuitous」の方が語彙レベルが高く、より洗練された、あるいは批判的なニュアンスを伴うことが多いです。「roundabout」はもう少し日常的です。
特に説明や議論が「最も入り組んでいて理解しにくい」という複雑さに焦点を当てます。「circuitous」が「遠回り」であるのに対し、「convoluted」は「絡み合っている、複雑怪奇な」というニュアンスが強いです。
「最も効率の悪い方法」と、効率の観点から直接的に非効率さを指摘します。「most circuitous」も非効率さを伴いますが、こちらは「遠回りであること」が本質であり、効率は結果論として関連します。
よくある間違い
「circuitous」自体が「遠回りな」という意味なので、文脈によっては「way」などの名詞がなくても意味が通じることがあります。ただし、何が「circuitous」なのかを明確にするために、適切な名詞(path, route, method, explanationなど)を補うのがより自然です。
「indirect」も「間接的な」という意味ですが、「circuitous」は「不必要に遠回りで複雑な、効率の悪い」というより強い否定的なニュアンスを含みます。単に間接的であるだけでなく、冗長性や無駄が多いことを強調したい場合は「circuitous」が適切です。
学習のコツ
- 💡「circuitous」は「circuit(回路、周回)」という単語から来ていることを考えると、遠回りのイメージを掴みやすいでしょう。
- 💡物理的な道筋だけでなく、説明や議論など抽象的な事柄に対しても使えることを覚えておくと、応用範囲が広がります。
- 💡フォーマルな文脈で、物事の複雑さや非効率性を批判的、あるいは客観的に述べる際に効果的です。
- 💡「the most circuitous route/path/method/explanation/argument」のように、特定の対象を伴って使われることが多いです。
対話例
会議で新しいプロジェクトの提案について議論している場面。
A:
I'm concerned that Proposal B seems to take the most circuitous path to achieving our goal.
提案Bは、私たちの目標達成に最も遠回りな道筋を辿っているように思えます。
B:
I agree. While it covers all angles, its complexity might lead to delays and increased costs.
私も同感です。あらゆる側面を網羅してはいますが、その複雑さが遅延やコスト増加につながる可能性があります。
歴史の授業で、ある国の外交政策について先生と生徒が話している場面。
A:
Professor, why did the government choose such a circuitous approach to international negotiations at that time?
先生、なぜ当時の政府は国際交渉でそんなに回りくどいアプローチを選んだのですか?
B:
Indeed, it was the most circuitous diplomatic strategy, likely due to internal political divisions and a desire to avoid direct confrontation.
確かに、それは最も迂遠な外交戦略でした。おそらく国内の政治的対立と、直接的な対立を避けたかったためでしょう。
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