more vapid
発音
/mɔːr ˈvæpɪd/
more VAP-id
💡 「more」は口を丸めて「モー」と発音し、語末の/r/は軽く添えるか、米語ではしっかりと発音します。「vapid」は「ヴァピッド」という感じで、最初の音節「VAP」に強いアクセントを置きます。/v/は下唇を軽く噛んで息を出すように発音し、/p/は破裂音です。
使用情報
構成単語
意味
より内容がなく、つまらない、面白くない、深みがない。
"More lacking in liveliness, tang, spirit, or force; dull or uninteresting to the point of being empty or shallow. Often used to describe ideas, conversations, or artistic works."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、以前よりも、あるいは他のものと比較して、あるもの（アイデア、会話、エンターテイメントなど）が「より退屈で、深みがなく、刺激に欠ける」と感じた時に使われます。強い批判的、否定的なニュアンスを含んでいます。何かに対して期待外れだったり、価値が低いと感じる失望や不満、軽蔑の感情を表す際に適しています。日常会話でも使えますが、直接的で手厳しい評価となるため、相手が作ったものや提案したことに対して使う際は、かなり辛辣な意見と受け取られる可能性があるため注意が必要です。比較的フォーマルな文脈や、批評的な議論の中で使われることが多い言葉です。
例文
I found the sequel to be more vapid than the original film.
続編はオリジナル映画よりもずっと内容がないと感じました。
His jokes are getting more and more vapid as he gets older.
彼のジョークは年を取るにつれて、どんどんつまらなくなってきています。
This conversation is getting more vapid, let's change the subject.
この会話、だんだん内容がなくなってきたから、話題を変えましょうよ。
Her social media posts are becoming more vapid every day, full of trivialities.
彼女のSNSの投稿は毎日ますます内容が薄くなり、くだらないことばかりです。
The new sitcom is even more vapid than the last one they produced.
新しいシットコムは、彼らが以前制作した番組よりもさらに退屈です。
Without concrete examples, the presentation became more vapid and less persuasive.
具体的な例がないため、プレゼンテーションはより内容が薄く、説得力に欠けるものとなりました。
We need to ensure our marketing message doesn't become more vapid over time, losing its impact.
私たちのマーケティングメッセージが時間の経過とともに内容が薄くなり、その影響力を失わないようにする必要があります。
The revised proposal seemed even more vapid than the initial draft, lacking strategic depth.
改訂された提案は、最初の草案よりもさらに内容が薄いように思え、戦略的な深みがありませんでした。
The critic dismissed the novel as being even more vapid than his previous works, highlighting its superficiality.
批評家はその小説を、以前の作品よりもさらに内容のないものとして却下し、その表面性を強調しました。
His political rhetoric grew more vapid as the election approached, devoid of substantive policy discussions.
選挙が近づくにつれて、彼の政治的レトリックはより内容が薄くなり、実質的な政策議論が欠如していました。
類似表現との違い
「more dull」は単に「より退屈な」という意味で、広く使われる表現です。「more vapid」は退屈さに加えて「内容のなさ」や「深みのなさ」といった、より強い批判的なニュアンスを含みます。vapidの方が文学的・批評的な響きがあります。
「more shallow」は「より浅薄な、表面的な」という意味で、深みが欠けているという点では似ています。「vapid」が内容の薄さや面白さの欠如に焦点を当てるのに対し、「shallow」は思考や感情、理解の深さに言及することが多いです。
「more uninteresting」は「より面白くない」という、最も直接的で一般的な表現です。感情的な退屈さや興味の欠如を指し、その原因が「内容の薄さ」にあるとは限りません。「more vapid」は、その面白くなさの原因が本質的な空虚さや深みのなさにあります。
「more insipid」は「より味気ない、面白くない」という意味で、「more vapid」と非常に似ています。ただし、「insipid」は元々食べ物や飲み物の「味がしない」ことから来ており、比喩的に使われる場合でも「生気がない」「活気がない」といったニュアンスが強いです。「vapid」は特にアイデアや会話、作品の内容の薄さに焦点を当てます。
よくある間違い
「vapid」は形容詞ですが、通常は「more vapid」のように「more」を使って比較級を作ります。「vapider」も文法的には間違いではありませんが、口語的・文語的問わず「more vapid」の方がはるかに一般的で自然な響きがあります。2音節以上の形容詞の比較級は「more + 形容詞」と覚えておくと良いでしょう。
「vapid」は「内容が薄い」「深みがない」といった、本質的な欠陥を指します。「緊張している」こと自体が直接「内容が薄い」ことの原因になるわけではありません。内容の質そのものに問題がある場合に使うのが適切です。緊張によって言葉が出なかったり、たどたどしくなったりすることはありますが、それは「vapid」とは少し異なります。
学習のコツ
- 💡「vapid」はややフォーマルで批判的な響きを持つため、カジュアルな会話で使う際には、相手の気分を害さないよう注意しましょう。
- 💡映画、本、音楽、会話、アイデアなど、内容や精神性に関わるものが「つまらない」「深みがない」と感じた時に使うと効果的です。
- 💡類義語の「dull」「shallow」「uninteresting」と比較して、それぞれのニュアンスの違いを理解すると、より的確な表現が選べるようになります。
- 💡「more vapid」の形で、何かと比較して「より〜」という文脈で使われることが多いです。比較対象を明確にすると理解しやすくなります。
対話例
友人と最近のテレビ番組について話す場面
A:
Have you seen that new reality show everyone's talking about?
みんなが話してるあの新しいリアリティ番組、見た？
B:
Yeah, I tried watching it, but honestly, it felt even more vapid than the last one they aired. There's no real substance.
うん、見ようとしたんだけど、正直言って、前に放送されたのよりもっと内容がなかったよ。中身が全然ないんだ。
職場の同僚とミーティングの内容について意見交換する場面
A:
What did you think of the new marketing strategy presentation?
新しいマーケティング戦略のプレゼンテーション、どう思いましたか？
B:
I felt it was more vapid than last quarter's. It really lacked concrete action points and data to back up the claims.
前四半期のよりも内容が薄いと感じました。具体的な行動計画や主張を裏付けるデータが本当に不足していましたね。
Memorizeアプリで効率的に学習
more vapid を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。