more strident
発音
/mɔːr ˈstraɪdnt/
more STRAI-dent
💡 「more」は「モー(ル)」のように発音し、「strident」は「ストライデント」と読みますが、最後の「t」は強く破裂させず、喉で止めるようなイメージです。「STRY-dent」の「STRY」にアクセントを置きます。
使用情報
構成単語
意味
より耳障りな、より声高な、より強硬な、より断固とした。
"Having a louder, more forceful, or more unpleasantly harsh quality, especially of a sound or an expression of opinion. Expressing opinions or criticisms in a very forceful and often unpleasant way."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、音や声の調子が「単に大きい」だけでなく、「不快なほど甲高い」「耳障りな」といった否定的な響きを持つ場合に使われます。また、意見や主張、批判などに対して使われる際は、「より攻撃的」「より頑な」「より譲歩しない」といった、聞く人に威圧感や不快感を与えるような強硬な態度や表現を指します。中立的または肯定的な文脈で「より力強い」という意味で使うと不自然に聞こえるため、注意が必要です。主に書き言葉や、フォーマルな議論、政治、ジャーナリズムなどの文脈で用いられます。
例文
Her voice became more strident as she continued to argue her point.
彼女は自分の主張を続けるにつれて、声がより声高になりました。
The opposition party adopted a more strident tone in their criticism of the government's policy.
野党は政府の政策批判において、より強硬な論調を取りました。
We observed a more strident approach from the union negotiators during the latest talks.
最新の交渉において、組合側の交渉担当者はより強硬な姿勢を見せました。
The article criticized the artist's more strident and uncompromising style.
その記事は、そのアーティストのより耳障りで妥協のないスタイルを批判しました。
As the debate heated up, the senator's remarks became increasingly more strident.
議論が白熱するにつれて、上院議員の発言はますます声高になりました。
Some critics found the new musical composition to be more strident than harmonious.
一部の批評家は、新しい楽曲は調和よりも耳障りな面が強いと感じました。
He felt that his neighbor's complaints were becoming more strident with each passing day.
彼は、隣人の苦情が日ごとにエスカレートし、より声高になっていると感じました。
The editorial called for a more strident condemnation of human rights abuses.
社説は、人権侵害に対するより強硬な非難を求めました。
They worried that a more strident protest might alienate potential allies.
彼らは、より声高な抗議が潜在的な同盟国を遠ざけるかもしれないと懸念しました。
The international community is calling for a more strident response to the ongoing crisis.
国際社会は、進行中の危機に対し、より強硬な対応を求めています。
類似表現との違い
「より攻撃的」という意味で、人や行動の敵対的な性質に焦点を当てます。「more strident」は攻撃的であることに加えて、音の不快さや意見の不屈さ、威圧的な性質を強調します。
「より力強い」「より説得力のある」といった、中立的または肯定的な意味合いでも使われます。「more strident」は単に力強いだけでなく、しばしば不快感や耳障りな印象を伴います。
単に音量が「より大きい」ことを指します。「more strident」は音の大きさだけでなく、その質が「耳障り」「甲高い」「不快」であることを含意します。
「より激しい」「感情的な」という意味で、感情の強さに焦点を当てます。「more strident」も激しいですが、声や意見の不快な性質、威圧的なトーンを強調します。
よくある間違い
「strident」は通常、耳障りな、不快なほど声高な、強硬なといった否定的なニュアンスを含むため、感動的なスピーチには不適切です。単に「力強い」と伝えたい場合は「powerful」などを使用します。
笑い声に対して「strident」を使うこともできますが、より直接的に「耳障りな」というニュアンスを伝えたい場合は「grating」や「harsh」などの形容詞が適切です。特に「より大きくて不快な」という場合は「louder and more grating」が自然です。
学習のコツ
- 💡「more strident」は、音や意見が「単に強い・大きい」だけでなく、「不快感を伴うほど強い・耳障り」という否定的なニュアンスで使われることが多い点を覚えておきましょう。
- 💡主にフォーマルな文脈や、政治、ジャーナリズム、批判的な議論などで用いられる表現です。
- 💡言葉や意見、主張の「トーン(調子)」を形容する際によく使われます。
- 💡形容詞「strident」自体の意味をしっかり理解することが、このフレーズの適切な使用に繋がります。
対話例
国際会議での発言について話している同僚の会話
A:
Did you notice how the representative from Nation X spoke?
X国の代表の発言、気づきましたか?
B:
Yes, her tone seemed more strident than usual, especially when discussing trade policies.
はい、特に貿易政策について話す際、普段より声高で強硬な調子だったように思います。
A:
I agree. It felt quite uncompromising.
同感です。かなり妥協しない印象でしたね。
ある記事の論調について友人と話している場面
A:
I read that editorial about environmental policies. What did you think?
環境政策に関する社説を読みました。どう思いましたか?
B:
It was very clear, but I found its arguments to be more strident than constructive. It lacked nuance.
とても明確でしたが、その主張は建設的というよりは、かなり声高で一方的だと感じました。繊細さが足りなかったですね。
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