/mɔːr ˈsɑːləm/
more SO-lem
💡 「モア・ソレム」のように発音しますが、「ソ」に最も強いアクセントが来ます。's'の音は濁らず、「ソ」は日本語の「ソ」よりも少し口を横に引くように発音すると自然です。
"More serious, dignified, or formal than before or than something else. It describes a situation, attitude, or atmosphere that has become quieter, more thoughtful, and less expressive of emotion, often implying greater respect or importance."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、人々の態度、場所、雰囲気、イベントなどが、以前よりも、あるいは他のものと比較して、真面目さ、荘厳さ、または重々しさを増している状態を表現する際に使われます。例えば、楽しい雰囲気だったものが急に深刻な話題になり「より厳粛な」空気になる場合や、通常の場所が特別な式典で「より荘厳な」場所になる場合などです。 ニュアンスとしては、対象に対する敬意や重要性、またはある種の重圧感を伴うことが多く、ポジティブな意味(神聖さ、威厳)でも、ネガティブな意味(暗さ、重苦しさ)でも使われ得ます。フォーマル度は、「solemn」自体がややフォーマルな語であるため、「more solemn」も中程度からフォーマルな印象を与えます。日常会話でも使われますが、比較的改まった状況や、深い感情、重要な意味合いを表現する際に選ばれる傾向があります。ネイティブは、状況の変化や比較を的確に表現する、洗練された言葉だと感じることが多いでしょう。
His expression grew more solemn as she told her story.
彼女が話をするにつれて、彼の表情はより真剣になりました。
The mood in the room became more solemn after the announcement.
発表後、部屋の雰囲気はより厳粛になりました。
Even the children seemed more solemn than usual during the memorial.
追悼式の間、子供たちですら普段より真面目に見えました。
Her tone became more solemn when she talked about her past.
彼女が過去について話すとき、その口調はより重々しくなりました。
The setting sun made the ancient ruins look even more solemn.
夕日が、その古代遺跡をさらに荘厳に見せました。
After the news, everyone became more solemn and quiet.
そのニュースの後、皆がより真面目で静かになりました。
The atmosphere around the negotiation table grew more solemn as the discussion progressed.
議論が進むにつれて、交渉の場の雰囲気はより重々しくなりました。
We need to approach this critical matter with a more solemn attitude.
この重大な件には、より厳粛な態度で臨む必要があります。
The ceremony took on a more solemn character as the national anthem played.
国歌が演奏されるにつれて、式典はより厳粛な様相を呈しました。
The judge's ruling was delivered in a more solemn voice than usual, emphasizing its gravity.
判事の判決は、普段よりも重々しい声で下され、その重大性を強調しました。
「more solemn」が「厳粛さ、荘厳さ、重々しさ」といった、ある種の格式や深い感情、尊敬の念を伴う真面目さを指すのに対し、「more serious」はより広範に「真剣な」「重大な」「深刻な」状況や態度を表現します。solemnは感情的な深さや格式を伴うことが多いのに対し、seriousは客観的な重要性や緊急性にも使われます。
「more solemn」と似ていますが、「more grave」は「より重々しい、より重大な」という意味で、特に「危険な」「切迫した」「深刻な」といった、悪い結果が予想される事態や死に関連する文脈で使われることが多いです。solemnが雰囲気を指すのに対し、graveは事態の深刻さにより焦点を当てます。
「more earnest」は「より真剣な、より熱心な」という意味で、人の内面的な誠実さ、熱意、真心を強調します。solemnが外部から見て感じる厳粛さや重々しさに近い一方、earnestは個人の感情や姿勢がより強く表に出て、目標達成に向けた情熱を伴うことがあります。
solemnは形容詞であり、動詞 become の後に主語の状態を説明するために形容詞が続きます。副詞 solemnly は動詞を修飾するために使われるため、ここでは不適切です。
2音節以上の形容詞の場合、比較級は 'more' を前につけるのが一般的です。'solemn' は2音節ですが、'-er' を付けて solemner とすることは稀で、more solemn が自然です。
A:
I'm not sure what to do about my job. It's a big decision.
仕事のこと、どうしたらいいか分からないんだ。大きな決断でね。
B:
I can see your face has become more solemn. Take your time to think it through.
君の顔がより真剣になっているのが分かるよ。じっくり考えてみて。
A:
That old castle was amazing, wasn't it?
あの古いお城、素晴らしかったね?
B:
Yes, especially the main hall. The atmosphere there felt more solemn than any other part.
ええ、特に本丸はね。そこにあった雰囲気は、他のどの場所よりも荘厳に感じられました。
A:
The meeting started quite casually, but it got pretty intense.
会議はかなりカジュアルに始まったけど、かなり白熱したね。
B:
I agree. When the director brought up the budget cuts, the room suddenly became more solemn.
同感です。部長が予算削減の話を持ち出した途端、部屋は急に厳粛な雰囲気になりましたね。
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