more simpering

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/mɔːr ˈsɪmpərɪŋ/

more SIMPering

💡 「more(モア)」は伸ばし気味に、そして「simpering(スィンパリング)」の「スィン」の部分を特に強く発音します。全体的に少し皮肉を込めるような口調で言うと、よりネイティブらしい響きになります。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:時々使われる
使用場面:
日常会話人間関係趣味・娯楽文学・批評メディア・エンタメ政治・社会

構成単語

意味

以前よりも、より媚びへつらうような、またはわざとらしく可愛らしく振る舞うような態度や表情を表す。

"Exhibiting a greater degree of affectedly shy, self-conscious, or insincerely flattering behavior or smiles than before, often implying a sense of disapproval or contempt from the observer."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、ある人の態度や表情が、以前に比べてさらに不自然に、そして媚びを売るような、あるいはわざとらしく可愛らしく見えるときに使われます。話し手は、その人物の行動が偽善的であると感じ、不快感、軽蔑、苛立ちといった否定的な感情を抱いていることがほとんどです。「見え透いている」「うんざりする」といったニュアンスが強く、批判的・皮肉な文脈で用いられます。フォーマルな場面では決して使わず、友人同士のゴシップや、特定の人物に対する個人的な批判の際に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、この言葉を聞くと、話し手が対象の人物に対し非常にネガティブな感情を抱いていると即座に理解します。

例文

Her attempts to get a promotion became more simpering and annoying.

カジュアル

彼女の昇進を得るための試みは、以前より媚びへつらうようになり、さらにうんざりさせられました。

I noticed he was even more simpering around the boss than usual.

カジュアル

彼がいつにも増して、上司の周りで媚びへつらっているのに気づきました。

The politician's speech became more simpering as he tried to appeal to a wider audience.

カジュアル

その政治家の演説は、より多くの聴衆にアピールしようとするにつれて、より媚びへつらうようなものになりました。

She gave an even more simpering smile when the camera turned to her.

カジュアル

カメラが彼女に向くと、彼女はさらに媚びるような笑顔を見せました。

His compliments sounded more simpering with each passing minute.

カジュアル

彼の褒め言葉は、時間が経つにつれてますます媚びているように聞こえました。

I can't stand her more simpering attitude when she wants something.

カジュアル

彼女が何かを欲しがる時の、あのいっそう媚びた態度には我慢できません。

The article criticized the celebrity's increasingly more simpering public persona.

カジュアル

その記事は、有名人のますます媚びへつらうような公の顔を批判していました。

His voice grew more simpering as he tried to sweet-talk her into helping him.

カジュアル

彼が彼女を言いくるめて助けさせようとすると、声はより媚びた調子になりました。

The character in the novel became more simpering after facing adversity.

フォーマル

小説の登場人物は、逆境に直面した後、より媚びへつらうようになりました。

The critique noted the artist's work became more simpering and less authentic over time.

フォーマル

その批評は、アーティストの作品が時間とともに媚びたものになり、独創性が失われたと指摘しました。

類似表現との違い

more fawningカジュアル

「fawning」は動物が主人にすり寄るように、過度にへつらい、追従する様子を表します。「simpering」が不自然な笑顔や態度に焦点を当てるのに対し、「fawning」はより卑屈な追従行動全体を指すことが多いです。

「obsequious」は、権力や地位のある人物に対して、過剰にへりくだり、服従的な態度を取ることを指します。「simpering」がより感情的な側面(不自然な笑顔や態度)に注目するのに対し、「obsequious」は行動の卑屈さに重点を置きます。フォーマル度は「obsequious」の方がやや高いです。

「sycophantic」は、特に権力者に対して、ごますりやおべっかを使って個人的な利益を得ようとする人を指します。「simpering」が態度や表情の不自然さを指摘するのに対し、「sycophantic」はより明確に自己利益のための追従行為を非難します。

「ingratiating」は、他人に気に入られようとして、わざとらしく親切にしたり、ご機嫌を取ったりする態度を表します。「simpering」がしばしば見た目の「可愛げ」を装うことに重点を置くのに対し、「ingratiating」はより広範な「気に入られようとする行動」を指します。

よくある間違い

She was more simper to her boss.
She was more simpering to her boss.

「simper」は動詞または名詞ですが、形容詞として「〜のような」という状態を表すには現在分詞の「simpering」を使います。副詞「more」の後には形容詞が続くのが自然です。

He gave a more simper smile.
He gave a more simpering smile.

「simper」は名詞として「にやにや笑い」という意味もありますが、ここでは「媚びへつらうような」という形容詞の意味で使われるべきなので、「simpering」が適切です。

学習のコツ

  • 💡「simpering」は否定的なニュアンスが非常に強い形容詞なので、使う際は相手への批判や不快感を表現する意図があることを理解しておきましょう。
  • 💡「simper」の動詞形「to simper」や名詞形「a simper」も覚えておくと、表現の幅が広がります。
  • 💡「more」を付けない「simpering」だけでも「媚びへつらうような」という意味で十分使われますが、「more」を付けることでその度合いが「以前より増している」ことを強調できます。

対話例

友人が共通の知人の態度について不満を述べている場面

A:

Did you see how Sarah was acting around the new manager?

サラが新しいマネージャーの前でどう振る舞っていたか見た?

B:

Yeah, she was even more simpering than usual. It was really uncomfortable to watch.

うん、いつにも増して媚びへつらっていたね。見ていて本当に不快だったよ。

職場でのゴシップ

A:

I can't believe Mark got that project. He barely does any work.

マークがあのプロジェクトを任されたなんて信じられないわ。ほとんど仕事しないのに。

B:

Well, he's been more simpering around the director lately. Guess it paid off.

まあ、彼は最近ディレクターの周りでやけに媚びへつらっていたからね。それが報われたってことだろう。

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