more licentious
発音
/mɔːr laɪˈsenʃəs/
more liCENtious
💡 「モア・ライセンシャス」と発音します。「licentious」は「ライセンシャス」で、「-cen-」の部分に強いアクセントを置きます。口語ではほとんど使われませんが、発音する際ははっきりとそれぞれの音を発することを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
以前よりも、あるいは他のものと比較して、より道徳的に節度がなく、特に性的に放縦な、淫らな
"Exhibiting a greater degree of moral or sexual unrestraint than before or compared to something else; characterized by excessive indulgence in sensual pleasures and a lack of moral discipline."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行動、人物、文化などが、以前よりも、あるいは他の基準と比較して、倫理的・道徳的な規範を逸脱し、特に性的に節度を欠いている状態を指します。非常に強い非難や軽蔑のニュアンスを含み、多くの場合、対象の堕落や退廃を強調する際に使われます。カジュアルな日常会話で使われることはまずなく、文学、歴史、哲学、社会批判などのフォーマルで学術的な文脈で用いられます。ネイティブスピーカーは、この言葉を聞くと、非常に厳しい道徳的判断が下されていると感じ取ります。非常に強い言葉であるため、使用には最大限の注意が必要です。
例文
The artist's later works became more licentious, shocking audiences with their explicit themes.
その芸術家の後期の作品はより淫らになり、露骨なテーマで観客を驚かせました。
Critics argued that the society was becoming more licentious, leading to a decline in traditional values.
批評家たちは、社会がより放縦になり、伝統的価値の衰退につながっていると主張しました。
Some historical accounts depict the emperor's court as growing more licentious over time.
いくつかの歴史書は、皇帝の宮廷が時とともにますます好色になっていったと描写しています。
His writings were deemed more licentious than those of his contemporaries, causing widespread controversy.
彼の著作は同時代の人々のものよりも淫らであると見なされ、広範な論争を引き起こしました。
She noticed a more licentious atmosphere at the club after midnight, which made her uncomfortable.
彼女は真夜中を過ぎると、そのクラブでより放縦な雰囲気を感じ、不快に思いました。
The new policy was perceived by some as encouraging a more licentious approach to public spending.
新しい政策は、公共支出に対するより放縦なアプローチを助長すると一部の人々には受け止められました。
He warned against the dangers of a more licentious culture eroding social cohesion.
彼は、より放縦な文化が社会の結束を蝕む危険性について警告しました。
Their artistic expression evolved into something far more licentious than initially intended, shocking conservatives.
彼らの芸術表現は、当初意図したものよりもはるかに奔放なものへと発展し、保守層を驚かせました。
The scandal revealed a more licentious side of the political elite, leading to public outrage.
そのスキャンダルは、政治エリートのより放縦な側面を明らかにし、国民の怒りを買いました。
The philosopher argued that unchecked freedom could lead to a more licentious society.
哲学者は、無制限の自由がより放縦な社会につながる可能性があると論じました。
類似表現との違い
「more promiscuous」は主に性的な乱れや無差別な関係を指すのに対し、「more licentious」は性的な側面も含むが、より広範な道徳的・倫理的な節度の欠如、放縦さを表します。promiscuousは性行為に特化しており、licentiousは行動全般の逸脱を含みます。
「more dissolute」も「放蕩な」「自堕落な」という意味で似ていますが、「licentious」が特に性的な放縦さや道徳的な節度のなさを強く示唆するのに対し、「dissolute」はより広範な意味で、享楽にふけり、自制心を失った状態を指します。両者はしばしば置き換え可能ですが、licentiousの方が性的なニュアンスが強い傾向があります。
「more immoral」は「より不道徳な」という意味で、一般的な道徳的規範に反する行動全般を指します。性的な要素に限らず、嘘をつく、盗むといった行為にも使われます。「more licentious」は、不道徳の中でも特に性的な放縦さや、節度を欠いた享楽的な生活様式に焦点を当てた表現です。
「more decadent」は「より退廃的な」という意味で、文化や社会が衰退期に入り、贅沢や快楽に溺れ、道徳的な規律が緩んだ状態を指します。licentiousと類似の文脈で使われることも多いですが、decadentは文明や文化の「衰退」というより大きな視点を含むのに対し、licentiousは個人の行動や集団の道徳的節度そのものに焦点を当てます。
よくある間違い
「license（免許、許可）」と「licentious（放縦な、淫らな）」は、綴りが似ていますが全く異なる単語です。「licentious」は形容詞で、道徳的に節度がない状態を表します。混同しないように注意しましょう。
「more licentious」は非常にフォーマルで強い批判を含む言葉です。日常会話でカジュアルな場面に使うと不自然で、聞く相手に威圧感や不快感を与える可能性があります。学術的・文学的な文脈での使用が適切です。
学習のコツ
- 💡非常に強い否定的な意味を持つことを認識し、使う場面を厳選しましょう。
- 💡主に書き言葉や学術的な議論、文学作品で用いられることを覚えておくと良いでしょう。
- 💡「more」は比較級を作る副詞であり、「licentious」という形容詞の意味を強調していることを理解しましょう。
対話例
歴史の授業で、ある時代の文化について議論している場面。
A:
Professor, would you say the late Roman Empire became more licentious in its art and lifestyle?
教授、後期ローマ帝国は、その芸術や生活様式において、より淫らになったと言えるでしょうか？
B:
That's a common interpretation. There was indeed a noticeable shift towards more extravagant and often unrestrained expressions, which some historians categorize as more licentious.
それは一般的な解釈ですね。確かに、より贅沢で、しばしば抑制のない表現への顕著な変化があり、一部の歴史家はそれをより放縦だと分類しています。
文学作品の批評について話している場面。
A:
Some critics found the author's later novels to be more licentious than his earlier, more conservative works.
一部の批評家は、その作家の後期の小説が、彼の初期のより保守的な作品よりも、より好色であると見なしました。
B:
Yes, he certainly pushed boundaries, exploring themes that were considered taboo at the time. The shift in tone was quite dramatic.
ええ、彼は確かに限界を押し広げ、当時はタブーとされていたテーマを探求しましたね。調子の変化はかなり劇的でした。
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