listen to
発音
/ˈlɪsən tuː/
LIS-en TO
💡 「listen」の「t」は発音せず、ほとんど「リッスン」のように発音します。「to」は文中で弱く「タ」のように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
音や声、音楽、話し手などに対して注意を向け、耳でその内容を捉える。
"To pay attention to a sound, music, or a speaker in order to hear what is being said or played."
💡 ニュアンス・使い方
「listen to」は、何かを「意識して聞く」という能動的な行為を表します。「hear」が意識せずとも音が耳に入る(聞こえる)受動的な状況を指すのに対し、「listen to」は耳を傾けるという意思が含まれます。日常会話で音楽を聴く、ラジオを聴く、人の話を聞くなど、非常に幅広い場面で使われます。集中して聞いている、興味を持って聞いている、といった姿勢を表す、非常にニュートラルでごく自然な表現です。
例文
I love to listen to music while I work.
仕事中に音楽を聴くのが大好きです。
Are you listening to me?
私の話を聞いていますか?
Let's listen to the radio news.
ラジオのニュースを聞きましょう。
She's listening to a podcast on her commute.
彼女は通勤中にポッドキャストを聴いています。
He spent the whole evening listening to his old records.
彼はずっと古いレコードを聴いて過ごしました。
Can you listen to the baby while I take a shower?
シャワーを浴びている間、赤ちゃんを見ていてくれますか?(泣き声などに注意を払う意)
Please listen carefully to the instructions.
指示をよくお聞きください。
We need to listen to our customers' feedback to improve our services.
サービスを改善するためには、顧客のフィードバックに耳を傾ける必要があります。
The audience was asked to listen in silence to the speaker.
聴衆は講演者の話に静かに耳を傾けるよう求められました。
他人の助言や指示、忠告などに注意深く耳を傾け、それを考慮に入れたり、従ったりする。
"To pay attention to someone's advice, warnings, or instructions and take them into consideration or act upon them."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、単に音を聞く以上に、その内容を理解し、行動に反映させることを含意します。「素直に従う」「耳を傾けることの重要性」「忠告を聞き入れる」といった意味合いを持ちます。親が子供に「先生の言うことを聞きなさい」と言う場合や、友人が困っている人にアドバイスする際、ビジネスで上司の指示に従う際など、幅広い人間関係の中で使われます。ニュートラルな表現ですが、文脈によってはややフォーマルな指示や忠告にも使われます。
例文
You should listen to your parents.
両親の言うことは聞くべきだよ。
I told her to be careful, but she didn't listen to me.
彼女に気をつけるように言ったのに、私の言うことを聞かなかった。
If you listen to your gut feeling, you often make the right choice.
直感に従えば、正しい選択をすることがよくあります。
We must listen to the expert's recommendations before making a decision.
決定を下す前に、専門家の推奨事項に耳を傾ける必要があります。
It is crucial for leaders to listen to dissenting opinions.
リーダーにとって、反対意見に耳を傾けることは極めて重要です。
類似表現との違い
「listen to」は「意識して聞く」という能動的な行為であるのに対し、「hear」は「音が聞こえる」という受動的な状態を表します。例えば、騒音が「hear」で耳に入ってくるが、音楽を「listen to」するのは自分の意思です。
「obey」は命令や規則などに「従う」「服従する」という意味合いが強く、より強い義務や権威の存在を示唆します。「listen to」は「耳を傾ける」ことで、必ずしも即座の服従を意味しませんが、行動への影響は含みます。
「pay attention to」は「注意を払う」という、より意識的で集中的な行為を強調します。「listen to」は音を聞くこと全般を指しますが、「pay attention to」はより積極的に意識を向けるニュアンスがあります。
よくある間違い
「listen」は自動詞なので、目的語を取る場合は必ず前置詞「to」が必要です。
誰かに話を聞いてほしい時も、直接目的語を置かず「to」を使います。
学習のコツ
- 💡「hear」との違いをしっかり理解し、「意識して聞く」ときに「listen to」を使いましょう。
- 💡目的語(何を聴くか)の前には必ず「to」が必要なことを覚えておきましょう。
- 💡友人や先生、上司の忠告や指示を聞く際に使うと自然な表現です。
- 💡音楽やポッドキャストを聴く習慣があるなら、積極的に「I listen to music/podcasts.」を使ってみましょう。
対話例
友人との週末の予定について
A:
What do you like to do on weekends?
週末は何をするのが好きですか?
B:
I usually just relax at home and listen to some music or read a book.
たいてい家でリラックスして、音楽を聴いたり本を読んだりしますね。
親が子供にアドバイスする場面
A:
You really need to listen to your coach's advice if you want to improve.
上達したいなら、コーチのアドバイスを本当に聞く必要があるよ。
B:
I know, Dad. I'll try to pay more attention.
分かってるよ、パパ。もっと注意を払うようにするね。
同僚との会議での確認
A:
Did everyone listen to the client's requirements carefully during the meeting?
会議中、クライアントの要件を皆さん注意深く聞きましたか?
B:
Yes, I took detailed notes to ensure we address all points.
はい、すべての点を対処できるよう詳細なメモを取りました。
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