latent potential
発音
/ˈleɪtənt pəˈtɛnʃəl/
LA-tent po-TEN-shal
💡 「latent（レイトゥント）」の最初の音節「レイ」と、「potential（ポテンシャル）」の2番目の音節「テン」を強く発音します。どちらの単語も個別に発音練習すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
まだ顕在化していない、内に秘められた能力や可能性。適切に開発されれば発揮されるであろう才能や将来性。
"The inherent but not yet realized capabilities, talents, or qualities that exist within an individual, group, or system, which can be developed and brought forth."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、人、組織、アイデア、技術などが持っている、まだ十分に発揮されていないが将来的に大きな価値や成果を生み出す可能性を指します。「潜在的な可能性」という日本語訳が最も近いでしょう。ポジティブな文脈で、成長や発展への期待を込めて使われることが多いですが、それがまだ活用されていない現状への課題意識を含むこともあります。 **フォーマル度:** ややフォーマル〜中程度。日常会話で使うこともありますが、ビジネスの会議、学術的な議論、人材評価、自己啓発といった、よりかしこまった場面や深い分析を伴う文脈で特に適しています。 **ネイティブの感覚:** 知的で、深みのある議論に適した表現だと感じられます。単なる「可能性」よりも、それが「まだ隠されている」「開発が必要」というニュアンスを強調したい場合に選ばれる言葉です。
例文
Every child has immense latent potential waiting to be discovered.
すべての子どもは、発見されるのを待つ計り知れない潜在的な可能性を秘めています。
We need to unlock the latent potential of our rural communities through new initiatives.
私たちは新たな取り組みを通じて、地方コミュニティの潜在的な可能性を解き放つ必要があります。
The company sees significant latent potential in the emerging markets.
その会社は、新興市場に大きな潜在的可能性を見出しています。
The coach believes the young athlete has a lot of latent potential yet to be developed.
コーチは、その若い選手にはまだ開発されていない多くの潜在的可能性が秘められていると信じています。
This technology has latent potential to revolutionize the healthcare industry.
この技術には、医療業界に革命をもたらす潜在的な可能性があります。
Recognizing one's latent potential is the first step towards personal growth.
自身の潜在的な可能性を認識することが、個人の成長への第一歩です。
Educators play a crucial role in nurturing the latent potential within students.
教育者は、生徒の内にある潜在的な可能性を育む上で重要な役割を担っています。
The project aims to exploit the latent potential of renewable energy sources.
そのプロジェクトは、再生可能エネルギー源の潜在的な可能性を利用することを目指しています。
Sometimes, you need a challenge to bring out your latent potential.
時には、潜在的な可能性を引き出すために挑戦が必要です。
The report highlights the latent potential for innovation in the sector.
その報告書は、当該分野におけるイノベーションの潜在的可能性を強調しています。
類似表現との違い
「latent potential」と非常に似ていますが、「untapped」は「まだ利用されていない」「手つかずの」というニュアンスをより強く持ちます。開発や活用がされていない状況を強調したい場合に「untapped potential」がよく用いられます。「latent」は単に「潜在している」という状態を指すのに対し、「untapped」は「活かされていない」という行動の結果や状況に焦点を当てます。
「hidden talent」は「隠れた才能」という意味で、「latent potential」が人、組織、技術など幅広い対象に使えるのに対し、「hidden talent」は主に個人の能力や才能に特化して使われます。また、「hidden talent」の方がより口語的でカジュアルな響きがあります。
「undeveloped ability」は「未開発の能力」と直接的に訳され、「latent potential」よりも具体的で説明的な表現です。フォーマル度は中程度で、特に個人のスキルや能力がまだ磨かれていない状態を指すのに適しています。「latent potential」はより広範で抽象的な可能性を指すこともあります。
よくある間違い
「late」は「遅い」という意味の形容詞であり、「潜在的な」という意味の「latent」とは全く異なります。誤って「late potential」とすると、「遅い可能性」といった不自然な意味になってしまいます。
「possibility」も「可能性」を意味しますが、「potential」が「発展する可能性を秘めた潜在能力や資質」というニュアンスが強いのに対し、「possibility」は「実現しうる事柄」という漠然とした「可能性」を指します。「潜在的な能力や将来性」を指す場合は「potential」を用いるのが自然です。
学習のコツ
- 💡「latent」は「潜在的な、隠れた」という意味の形容詞で、単体でも覚えておくと良いでしょう。
- 💡「latent potential」は、特に人や物事の「まだ引き出されていない優れた能力や将来性」を指す場合に非常に効果的な表現です。
- 💡ビジネスや学術論文など、よりフォーマルな文脈で知的な印象を与えたい時に活用できます。
対話例
新入社員の評価について上司が話している場面
A:
How do you feel about the new hires?
新入社員についてどう思いますか？
B:
They all show some promise, but I believe Sarah, in particular, has significant latent potential that we need to nurture.
皆それなりの期待が持てますが、特にサラには、私たちが育むべき大きな潜在的な可能性があると私は信じています。
新しい技術プロジェクトの可能性について議論している場面
A:
Do you think this new AI technology can truly change the market?
この新しいAI技術は本当に市場を変えることができると思いますか？
B:
Absolutely. It has immense latent potential to disrupt several industries once it's fully developed and adopted.
もちろんです。完全に開発され導入されれば、いくつかの産業に混乱をもたらす計り知れない潜在的な可能性があります。
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