in the back seat

コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ɪn ðə bæk siːt/

in the BACK seat

💡 「in the」は弱く短く発音し、「back」と「seat」をはっきりと発音します。「バックシート」とカタカナにせず、英語本来の音に近づけるよう意識しましょう。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話海外旅行交通機関ビジネス政治・社会人間関係

構成単語

意味

(車の)後部座席に、後部座席で。

"Refers to being located in or moving to the rear seats of a vehicle, typically behind the driver and front passenger seats."

💡 ニュアンス・使い方

日常会話で車の乗車位置を話す際によく使われる非常に一般的な表現です。家族や友人と車に乗る時、タクシーやライドシェアサービスを利用する時など、様々な場面で聞かれます。特定の感情を表すものではなく、客観的な位置関係を示します。フォーマル度はニュートラルで、どんな場面でも違和感なく使えます。ネイティブにとってはごく自然な表現であり、頻繁に耳にするでしょう。

例文

Can you put the groceries in the back seat?

カジュアル

食料品は後部座席に置いてくれますか?

My dog loves to ride in the back seat with the window down.

カジュアル

うちの犬は窓を開けて後部座席に乗るのが大好きです。

I always sit in the back seat when my friend drives, so I can relax.

カジュアル

友達が運転するときはいつも後部座席に座って、リラックスしています。

The kids are fighting in the back seat again, I need them to calm down.

カジュアル

また子供たちが後部座席でケンカしています、落ち着かせないと。

Could you hand me my bag from the back seat when we stop?

カジュアル

止まったら、後部座席から私のバッグを取ってくれますか?

The client preferred to sit in the back seat of the executive car during the transfer.

ビジネス

送迎中、クライアントは社用車の後部座席に座ることを希望されました。

Please ensure all confidential documents are secured in the back seat before parking the vehicle.

ビジネス

駐車する前に、すべての機密書類が後部座席に確実に保管されていることを確認してください。

For optimal safety, younger children should always be placed in the back seat with appropriate child restraints.

フォーマル

最適な安全のため、年少の子供たちは常に適切なチャイルドシートを使って後部座席に乗せるべきです。

(比喩的に)脇役になる、主導権を失う、二の次になる。

"Metaphorically, to lose control or influence in a situation, becoming less important or taking a secondary role, often due to someone else taking the lead."

💡 ニュアンス・使い方

状況や決定において主導的な立場ではなくなり、他者に支配されたり、目立たない脇役になったりすることを比喩的に指します。政治、ビジネス、人間関係など、誰かが主導権を握っていたり、影響力を持っていたりする状況で、その立場が変化した際に使われます。ややネガティブなニュアンスを持つことがあり、「力を失った」「脇に追いやられた」といった不満や無力感を表すこともあります。フォーマル度はニュートラルですが、口語的な表現です。

例文

Ever since he got promoted, I feel like I've been in the back seat in our team.

カジュアル

彼が昇進して以来、私たちのチームでは私が脇役に回ったような気がします。

She's tired of being in the back seat and wants to take charge of the project.

カジュアル

彼女は脇役にいることにうんざりしていて、プロジェクトの指揮を執りたいと思っています。

With the new manager, our department has been in the back seat on many strategic decisions.

カジュアル

新しいマネージャーになってから、私たちの部署は多くの戦略的決定において脇役に回っています。

I'm not comfortable being in the back seat when it comes to financial planning.

カジュアル

財務計画に関しては、私が主導権を失うのは嫌です。

After the merger, the smaller company found itself in the back seat regarding strategic direction.

ビジネス

合併後、小さい方の会社は戦略的方向性に関して脇役に回されていることに気づきました。

The marketing team felt they were put in the back seat during the product development phase.

ビジネス

マーケティングチームは、製品開発段階で自分たちが脇役に追いやられたと感じていました。

When innovation takes a back seat to cost-cutting measures, long-term growth can be jeopardized.

フォーマル

イノベーションがコスト削減策に後れを取ると、長期的な成長が危うくなる可能性があります。

The regulatory body expressed concerns that environmental considerations were increasingly taking a back seat to economic development.

フォーマル

規制機関は、環境への配慮が経済発展に対してますます後回しにされていることへの懸念を表明しました。

類似表現との違い

「in the back seat」が後部座席を指すのに対し、「in the front seat」は運転席または助手席、つまり前方の座席を指します。物理的な位置が異なります。

物理的な位置としては「運転席に」を意味しますが、比喩的には「主導権を握る」「状況をコントロールしている」という意味合いが強く、「in the back seat」(脇役に回る)とは対照的な表現です。

「in the back seat」は「脇役である状態」を表すのに対し、「take a back seat」は「自ら脇役に回る」「主導権を譲る」という動作や変化を強調します。意味は非常に似ていますが、表現の仕方が異なります。

「in the back seat」の比喩的な意味とほぼ同じで「脇役を演じる」という意味ですが、「play a secondary role」の方がよりフォーマルで、文語的な響きがあります。

「in the back seat」(脇役に回る)が、まだ状況の一部ではあるが主導権がない状態を指すのに対し、「on the sidelines」は「傍観している」「蚊帳の外にいる」といった、より積極的に関与していない状態を表します。

よくある間違い

sit back seat
sit in the back seat

「back seat」は名詞句なので、場所を示すには前置詞「in」と定冠詞「the」が必要です。省略すると不自然に聞こえます。

in back seat
in the back seat

特定の座席を指すため、通常は定冠詞「the」を「in」と「back seat」の間に入れます。

in back-seat
in the back seat

「back seat」をハイフンでつなぐのは、形容詞として使う場合(例: a back-seat driver)が主です。「後部座席に」という副詞句の場合はハイフンは不要です。

学習のコツ

  • 💡「in the back seat」には、「後部座席に」という物理的な意味と、「脇役に回る、主導権を失う」という比喩的な意味の二つがあることを理解しましょう。
  • 💡比喩的な意味では、「in the driver's seat」(主導権を握る)と対比して覚えると、より意味が明確になります。
  • 💡物理的な意味で使う際は、車やタクシーなど、乗り物に関する会話で頻繁に登場します。
  • 💡比喩的な意味は、ビジネスや政治、人間関係など、影響力や役割が変化する状況で使うと効果的です。

対話例

友人との車の乗車位置を決める時

A:

Okay, everyone ready? Who wants to sit in the front seat?

よし、みんな準備できた?誰が助手席に座りたい?

B:

I'll sit in the back seat, no problem. I like having more legroom.

私は後部座席で大丈夫だよ。足元が広い方が好きなんだ。

プロジェクトの役割分担について話し合っている時

A:

I feel like our department has been in the back seat on this project for too long.

私たちの部署は、このプロジェクトであまりにも長く脇役に回っている気がします。

B:

I agree. We need to present a new proposal to take more initiative.

同感です。もっと主導権を握るために、新しい提案を出す必要がありますね。

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