have a hard time
発音
/hæv ə hɑːrd taɪm/
have a HARD time
💡 「hard」の「アー」の部分を強く発音し、その後に続く「time」と自然につなげると、よりネイティブらしい響きになります。特に動詞句全体で「hard」が意味の中心となります。
使用情報
構成単語
意味
（〜するのに）苦労する、困難な時期を過ごす、大変な思いをする。
"To experience difficulty or struggle when doing something; to undergo a period of hardship, challenge, or discomfort."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、何かを行う上で困難に直面している状況や、特定の期間が大変だったことを表現する際に広く使われます。物理的な困難だけでなく、精神的な苦労や理解に時間がかかる場合など、様々な文脈で用いられます。 **どんな場面で使うか**: 日常生活全般、仕事、勉強、人間関係、健康問題、旅行など、様々なシーンで頻繁に耳にします。「have a hard time doing something」の形で使うのが一般的です。 **どんな気持ちを表すか**: 困惑、苦労、疲労、困難に対する不満や挑戦、または単純に「苦手である」というニュアンスを含みます。 **フォーマル度**: カジュアルからビジネスまで幅広く使える「neutral（中立的）」な表現です。非常に堅苦しい書き言葉では他の表現が選ばれることもありますが、会話や一般的なビジネスコミュニケーションでは全く問題なく使われます。 **ネイティブがどう感じるか**: 非常に自然で一般的な表現だと感じます。特に「〜するのが苦手だ」というニュアンスでも使われるため、頻出度が高いです。
例文
I had a hard time understanding the instructions for the new gadget.
新しいガジェットの取扱説明書を理解するのに苦労しました。
She's having a hard time adjusting to her new school environment.
彼女は新しい学校環境に慣れるのに苦労しています。
We had a hard time finding a good restaurant that was open late.
夜遅くまで開いている良いレストランを見つけるのに苦労しました。
My son always has a hard time finishing his vegetables.
私の息子はいつも野菜を食べきるのに苦労します。
I'm having a hard time deciding which university to apply to.
どの大学に出願するか決めるのに苦労しています。
Many startups have a hard time securing initial funding.
多くのスタートアップは初期資金を確保するのに苦労します。
The team had a hard time meeting the tight deadline due to unexpected issues.
予期せぬ問題のため、チームは厳しい締め切りに間に合わせるのに苦労しました。
The researchers had a hard time interpreting the complex statistical data.
研究者たちは複雑な統計データを解釈するのに苦労しました。
The local community had a hard time recovering from the natural disaster.
地域社会は自然災害からの復旧に苦労しました。
He's having a hard time sleeping with all the noise outside.
外の騒音のせいで、彼は寝るのに苦労しています。
類似表現との違い
「struggle with」は「〜と格闘する、〜に苦戦する」という意味で、「have a hard time」と非常に似ています。しかし、「struggle with」はより困難の度合いが強く、身体的・精神的な努力や葛藤が強調される傾向があります。「have a hard time」はもう少し軽いニュアンスでも使え、「苦手である」というニュアンスも持ちます。
「have difficulty (in) doing something」は「〜するのに困難がある」という意味で、「have a hard time」とほぼ同じ意味で使われます。多くの場合、「difficulty」は不可算名詞として使われ、複数形にはなりません。「have difficulty」の方がややフォーマルな響きがあり、書き言葉で使われることも多いです。「have a hard time」の方がより口語的で一般的です。
「find it difficult to do something」も「〜するのが難しいと感じる」という意味で、実質的に「have a hard time」と同じ状況で使えます。ただし、「find it difficult」は自分の主観的な困難を表現する際に使われることが多く、表現としてより直接的です。「have a hard time」は客観的な状況や期間の困難を指す場合にも使われます。
「have trouble doing something」も「〜するのに苦労する、問題がある」という意味で、「have a hard time」と非常によく似ています。「trouble」は「困難」や「問題」を指し、「have a hard time」と同様に口語的で頻繁に使われます。ニュアンスの違いはほとんどなく、どちらを使っても良い場面が多いです。
よくある間違い
「have a hard time」の後に動詞を続ける場合、必ず動名詞（-ing形）を使います。「to + 動詞の原形」は誤りです。これは慣用的な表現なので、そのまま覚えましょう。
動名詞を使う場合、前置詞は通常不要です。もし前置詞を入れるとすれば「in」がまれに使われますが、現代英語では省略されるのが一般的です。「for」を使うのは間違いです。
学習のコツ
- 💡「have a hard time」の後に動詞が続く場合は、必ず動名詞（-ing形）を使うことを覚えましょう。例: have a hard time sleeping (寝るのに苦労する)。
- 💡「hard」の代わりに「tough」や「rough」などの類語を使うことも可能です。例: have a tough time (大変な時期を過ごす)。
- 💡過去形 (had a hard time) や現在進行形 (am having a hard time) で使われることが非常に多い表現です。色々な時制で使ってみましょう。
- 💡「〜が苦手だ」というニュアンスでも使えるため、自分の弱点や苦手なことを話す際にも便利です。
対話例
友人が新しい仕事について話している
A:
Hey, how's your new job going?
ねえ、新しい仕事はどう？
B:
It's good, but I'm having a hard time getting used to the new software. It's quite complicated.
順調だけど、新しいソフトウェアに慣れるのに苦労してるんだ。かなり複雑でね。
同僚がプレゼンテーションについて話している
A:
Your presentation yesterday was very informative. Did it go well?
昨日のプレゼン、すごく分かりやすかったよ。うまくいった？
B:
Thanks! It went okay, but I had a hard time explaining some of the more technical aspects to the non-technical audience.
ありがとう！まあまあだったけど、技術的な部分を専門家ではない聴衆に説明するのに苦労したよ。
親子での会話
A:
How was school today, sweetie?
今日学校どうだった、かわいい子？
B:
It was okay, but I had a hard time understanding the math lesson. It was really difficult!
まあまあだったけど、算数の授業が理解できなくて苦労したよ。本当に難しかったの！
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