/ˈhæpləs ˈtrævələr/
HAPless TRAveler
💡 「ハップレス」の「ハ」、そして「トラベラー」の「トラ」にそれぞれ強勢を置きます。`hapless` の 'a' は、口を横に広げて「ア」と発音すると自然です。`traveler` はイギリス英語では最後のrを発音しないこともあります。
"A person on a journey who frequently experiences bad luck, misfortunes, or difficulties, often evoking a sense of sympathy or pity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、旅行中に予期せぬ困難や災難に次々と見舞われる、同情を誘うような旅行者の様子を表します。単に「運が悪い」というよりも、どこかかわいそうで、状況に翻弄されている無力感が含まれることが多いです。物語やニュース記事で、トラブルに巻き込まれたり、道を失ったり、持ち物をなくしたりする旅行者を描写する際によく使われます。日常会話で使うとやや文学的または戯画的な響きがあり、フォーマルな報告書、文学作品、ジャーナリズムで用いられることが多いです。ネイティブは、この言葉を聞くと、どこか悲劇的で同情的な、しかし時に少しユーモラスな(ただし皮肉な)状況を思い浮かべます。
The hapless traveler lost his passport, wallet, and plane ticket all in one day.
その不運な旅人は、パスポート、財布、航空券をすべて一日のうちに失いました。
After missing his connecting flight, the hapless traveler was stranded in a foreign airport.
乗り継ぎ便に乗り遅れた後、その不幸な旅行者は異国の空港で立ち往生しました。
The news report detailed the plight of hapless travelers affected by the widespread flight cancellations.
そのニュース報道は、広範囲にわたるフライトキャンセルによって影響を受けた不運な旅行者たちの窮状を詳しく伝えました。
A travel insurance company highlighted cases of hapless travelers to illustrate the importance of their services.
ある旅行保険会社は、サービスの重要性を説明するために、不運な旅行者の事例を強調しました。
Our protagonist, a hapless traveler, always seemed to stumble into trouble wherever he went.
我々の主人公である不運な旅人は、どこへ行ってもいつもトラブルに巻き込まれるようでした。
He felt like a hapless traveler, constantly facing obstacles and delays on his long journey.
彼は長い旅路で常に障害や遅延に直面し、まるで不運な旅人のように感じていました。
The hapless traveler ended up at the wrong hotel, miles away from his actual reservation.
その不運な旅行者は、予約したホテルから何マイルも離れた間違ったホテルにたどり着いてしまいました。
Despite their best efforts, the group of hapless travelers couldn't find their way back to the main trail.
最善を尽くしたにもかかわらず、その不運な旅行者の一団は幹線道路に戻る道を見つけることができませんでした。
The tour guide made sure to assist every hapless traveler in his group.
そのツアーガイドは、自分のグループの不運な旅行者一人一人を助けるようにしました。
A series of unfortunate events turned what should have been a relaxing vacation into an epic tale of a hapless traveler.
一連の不幸な出来事が、リラックスできるはずだった休暇を、不運な旅人の壮大な物語に変えてしまいました。
`hapless traveler` とほぼ同じ意味ですが、`unlucky traveler` の方がより日常的で一般的な表現です。`hapless` はより文学的で、状況に対する諦めや無力感を強調するニュアンスがあります。
`traveler` ではなく `tourist` を使うことで、観光目的の旅行者に限定されます。`hapless traveler` の方が、旅の目的を問わず、もっと広範な「旅をする人」一般を指します。
`doomed` は「運命づけられた、破滅が避けられない」という、より深刻で悲劇的なニュアンスを含みます。`hapless` が「不運」であるのに対し、`doomed` は「絶望的」な状況を示唆します。
`hapless` の発音が `happy` と似ているため、意味を誤解することがあります。`hapless` は「不運な」という意味で、`happy`(幸せな)とは正反対の言葉です。必ず文脈を確認し、正しい意味で使いましょう。
`hapless` は通常、人やその試みを形容するのに使われます。`trip` のような物事そのものを形容する場合にはあまり使われず、`journey`(旅路)であればより自然な場合もありますが、最も一般的なのは人に対して使うことです。
A:
How was your trip to Italy last month?
先月のイタリア旅行はどうだった?
B:
Oh, it was an adventure! I really felt like a hapless traveler when my luggage got lost and I had to navigate Venice without a map.
ああ、冒険だったよ!荷物がなくなって、地図なしでベネチアをさまよった時は、本当に不運な旅人になった気分だったね。
A:
So, our main character is a young man embarking on a quest. What kind of person is he?
それで、主人公は冒険に旅立つ若者だね。どんな人物かな?
B:
I envision him as a rather hapless traveler, always stumbling into unexpected trouble but somehow managing to get by.
彼はどちらかというと不運な旅人で、いつも予期せぬトラブルに巻き込まれるんだけど、どうにか切り抜けていく、という感じにしたいね。
hapless traveler を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。