/ˌɡoʊ tə ˌɑːrbəˈtreɪʃən/
go to arbiTRA-tion
💡 「go to」は「ゴートゥー」よりも「ゴウタ」のように軽く繋げて発音されることが多いです。「arbitration」は「アービトレイション」と、特に「trey」の部分を強調して発音します。
"To submit a dispute or disagreement to an independent third party (an arbitrator) for a decision, rather than resolving it through court litigation or direct negotiation between parties."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に法的またはビジネス上の紛争解決の文脈で使われる非常にフォーマルな表現です。当事者間の直接交渉では解決に至らず、かといって訴訟(裁判)に進むのは避けたい、という場合に、中立的な第三者である仲裁人の判断を仰ぐことを意味します。冷静かつ客観的な問題解決を求める場面で用いられ、感情的な対立ではなく、事実や契約内容に基づいた専門的な判断を期待するニュアンスが強いです。最終的な解決手段の一つとして位置づけられます。
The two companies decided to go to arbitration to resolve their complex contract dispute.
両社は、複雑な契約紛争を解決するために仲裁に付すことを決定しました。
If negotiations fail, our only option might be to go to arbitration.
交渉が決裂した場合、我々の唯一の選択肢は仲裁に付すことになるかもしれません。
The union and management agreed to go to arbitration over the wage disagreement.
労働組合と経営陣は、賃金に関する意見の相違について仲裁に付すことに合意しました。
Going to arbitration can be a less costly and quicker alternative to litigation.
仲裁に付すことは、訴訟よりも費用がかからず、迅速な解決策となることがあります。
The clause in the agreement states that all disputes shall go to arbitration.
契約書には、すべての紛争は仲裁に付されるべきであると記載されています。
Rather than escalating the conflict, they chose to go to arbitration.
対立をエスカレートさせるのではなく、彼らは仲裁を選択しました。
Before taking legal action, it's often advisable to go to arbitration.
法的措置を取る前に、仲裁に付すことがしばしば賢明とされています。
The supplier and the client had to go to arbitration to settle the payment issue.
サプライヤーと顧客は、支払い問題を解決するために仲裁に付さなければなりませんでした。
The committee recommended that the matter go to arbitration.
委員会はその件を仲裁に付すよう勧告しました。
They hope to avoid going to arbitration by reaching a mutual understanding.
彼らは相互理解に達することで、仲裁に付すことを避けたいと考えています。
「go to court」は裁判所に訴訟を起こし、裁判官の判断を仰ぐことを意味します。これに対し、「go to arbitration」は裁判外紛争解決(ADR)の一種であり、通常は非公開で、より柔軟な手続きが可能です。仲裁人の判断は法的拘束力を持つ場合が多いですが、裁判とは手続きや費用、時間、公開性が異なります。
「settle out of court」は、法廷での争いを避け、当事者間の直接交渉や和解によって紛争を解決することを指します。これは、第三者の判断を仰ぐ「go to arbitration」とは異なり、あくまで当事者間の合意による解決を意味します。
「negotiate a settlement」は、紛争の解決に向けて当事者間で交渉を行うことを意味します。これは、外部の専門家(仲裁人)に判断を委ねる「go to arbitration」よりも前の段階、または当事者自身が解決策を見つけようとするプロセスを指します。
「go to mediation」も裁判外紛争解決(ADR)の一つですが、調停人が当事者間の話し合いを促進し、合意形成を支援する役割を担います。最終的な決定は当事者自身が行うのに対し、「go to arbitration」では仲裁人が判断を下し、それが最終的な決定となる点が大きく異なります。
「arbitration」は一般的に不可算名詞として扱われるため、不定冠詞「an」は不要です。特定の仲裁手続きを指す場合でも、単に「arbitration」で通じます。
「go」の後に場所や目的を表す名詞が続く場合、多くは前置詞「to」が必要です。「arbitration」もその一つで、「〜へ行く」という意味合いを出すには「to」が不可欠です。
A:
Our negotiations with the client regarding the contract dispute have reached an impasse.
クライアントとの契約紛争に関する交渉は、行き詰まってしまいました。
B:
I see. In that case, do you think we should go to arbitration as stipulated in the agreement?
なるほど。その場合、契約書に定められている通り、仲裁に付すべきだとお考えですか?
A:
Taking this to court would be a lengthy and expensive process.
この件を法廷に持ち込むのは、時間も費用もかさむでしょうね。
B:
Exactly. That's why I'm recommending we seriously consider our option to go to arbitration.
その通りです。だからこそ、仲裁に付すという選択肢を真剣に検討するよう提案しています。
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