/ɡoʊ θruː ə feɪz/
go THROUGH a PHASE
💡 「go」は「ゴウ」と発音します。「through」は舌を上下の歯で軽く挟んで「スルー」と発音する(th音)のがポイントです。Rの音も意識しましょう。「phase」は「フェイズ」と発音し、語尾の「z」の音をしっかり出します。
"To experience a temporary period of a particular type of behavior, interest, or emotion, often observed in children or teenagers as part of their development, but also applicable to adults."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特に子供や若者が一時的に示す特定の行動、興味、感情などの期間を経験することを指す際によく使われます。これは多くの場合、成長の一部であり、やがて過ぎ去るものと見なされるニュアンスがあります。大人の場合でも、一時的な趣味やライフスタイルの変化を指して使うことがあります。 **どんな場面で使うか**: 子供の偏食、ティーンエイジャーの反抗的な態度、特定のジャンルの音楽への没頭、新しい趣味に夢中になる期間など、一時的な期間を指す際に広く使われます。親が子供の行動を説明する際によく用いられる表現です。 **どんな気持ちを表すか**: 基本的には客観的な説明ですが、「心配しなくていい、一時的なものだから」という安心や理解の気持ちが込められることが多いです。時には「この時期は大変だ」という諦めや困惑を表すこともあります。 **フォーマル度**: ニュートラルで、日常会話で非常に自然に使われます。ビジネスシーンでは、個人の行動やチームの状況を説明する際に使えますが、公式文書やフォーマルなプレゼンテーションではより直接的な表現(e.g., "be in a transitional period")が好まれることもあります。 **ネイティブがどう感じるか**: ごく自然で一般的な表現です。特に人の成長過程における一時的な変化を指す際に頻繁に耳にします。
My son is going through a phase where he only wants to eat pasta.
うちの息子は今、パスタしか食べたくない時期なんです。
Don't worry about her; she's just going through a rebellious phase.
彼女のこと心配しないで、ただ反抗期なんだよ。
He went through a phase of listening to only heavy metal music.
彼はヘビーメタルばかり聴く時期があった。
I remember going through a phase of dying my hair crazy colors in high school.
高校生のとき、髪を奇抜な色に染める時期があったのを覚えているわ。
My daughter is going through a phase of wanting to wear only pink clothes.
娘は今、ピンクの服ばかり着たがる時期なの。
Every teenager seems to go through a phase of thinking their parents don't understand them.
どのティーンエイジャーも、親が自分を理解してくれないと思う時期を経験するようだ。
She's going through a phase of reading only fantasy novels at the moment.
彼女は今、ファンタジー小説ばかり読む時期を過ごしている。
Our team is going through a phase of trial and error with the new software implementation.
私たちのチームは、新しいソフトウェアの導入で試行錯誤の段階を経ています。
The company is going through a transitional phase with the recent leadership change.
会社は最近のリーダーシップ交代に伴い、移行期を迎えています。
Historically, many nations go through a phase of rapid industrialization before achieving economic stability.
歴史的に、多くの国が経済的安定を達成する前に急速な工業化の段階を経ます。
"go through a phase" は「その時期を経験する」という動的な意味合いが強いのに対し、"be in a phase" は「その時期にある」という状態を表します。意味は非常に似ていますが、"go through" の方が「始まりから終わりまでを経験する」というニュアンスが強調されることが多いです。
"phase" が一時的な特定の行動や興味の「段階・局面」を指すのに対し、"period" はより一般的な「期間」を指します。"period" は感情的な困難や一時的な不調を指す際にも使われますが、"phase" は成長や発達の一部としての変化を指すことが多いです。
この表現は「困難な時期に遭遇する」という意味で、ネガティブな意味合いに限定されます。「go through a phase」は中立的または肯定的な一時的変化にも使えます。
「in a phase」も間違いではありませんが、「go through a phase」の方が「特定の行動や興味の時期を経験する」というニュアンスが強く、より一般的で自然な表現です。特に、その時期が一時的なものであり、やがて終わるという含みを持たせたい場合に好まれます。
動詞「go」と名詞「phase」の間には前置詞「through」が必要です。「go through」で「~を経験する」という意味の句動詞を形成します。
A:
My daughter refuses to eat anything green these days.
最近、娘が緑の野菜を一切食べないんだ。
B:
Oh, don't worry. She's probably just going through a phase. My son did the same thing when he was her age.
ああ、心配いらないよ。たぶん一時的な時期だよ。うちの息子も同じくらいの年齢の時そうだったよ。
A:
John bought a unicycle and has been trying to learn it for weeks. It's all he talks about!
ジョンが一輪車を買って、何週間も練習してるんだ。そればっかり話してるよ!
B:
Really? I guess he's going through a phase of trying new extreme sports.
本当?新しいエクストリームスポーツを試す時期なんだろうね。
go through a phase を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。