go back on

句動詞英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ɡoʊ bæk ɒn/

go BACK on

💡 「back」を強く発音し、「on」に繋げて発音します。全体的に自然なリズムを意識しましょう。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス政治法律友人・家族関係報道・ニュース職場

構成単語

意味

約束、合意、または交わした言葉を守らず、それを反故にすること。特に、信頼を裏切る行為を指します。

"To fail to keep a promise, an agreement, or a previous statement; to break one's word or a commitment."

💡 ニュアンス・使い方

個人的な友人間の約束から、ビジネスにおける契約、政治家による公約まで、様々なレベルの「約束事」が対象になります。相手への失望や不信感を表現する際によく用いられます。 約束を破られた側は、裏切られた気持ちや怒り、失望を感じます。このフレーズを使うことで、その行為を非難するニュアンスが強く出ます。約束を破った側が無責任である、信頼できない、といった評価に繋がることが多いです。 日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われますが、フォーマルな文書や非常に公式な場では「renege on」や「breach an agreement」のようなより硬い表現が使われることもあります。基本的にはニュートラル寄りの表現です。 約束を破る行為は社会的に好ましくないため、このフレーズを聞くと、その行為への否定的な印象や、それによって生じた信頼の喪失を感じ取ります。

例文

You promised you'd help me move, don't go back on your word now!

カジュアル

引っ越しを手伝うって約束したでしょ、今になって約束を破らないでよ!

He always goes back on his promises, so I don't trust him anymore.

カジュアル

彼はいつも約束を破るので、もう彼を信用していません。

I can't believe she went back on our agreement to share the costs.

カジュアル

彼女が費用を分担するという私たちの合意を破ったなんて信じられません。

Don't go back on your promise to take me to the park this weekend.

カジュアル

今週末、私を公園に連れて行くっていう約束を破らないでね。

The company went back on its commitment to increase salaries this year.

ビジネス

その会社は今年給料を上げるという公約を破りました。

If we go back on the terms of the contract, there will be serious consequences.

ビジネス

もし契約条件を破棄すれば、深刻な結果を招くでしょう。

We cannot afford to go back on our word to our clients.

ビジネス

私たちはお客様への約束を破るわけにはいきません。

The government was accused of going back on its electoral pledges.

フォーマル

政府は選挙公約を破ったとして非難されました。

It is crucial for leaders not to go back on their solemn vows.

フォーマル

リーダーが厳粛な誓いを破らないことは極めて重要です。

以前に表明した意見、決定、または方針などを取り消したり、変更したりすること。

"To retract or reverse a previous statement, opinion, or decision; to change one's mind about something previously decided."

💡 ニュアンス・使い方

政治家の発言、会社の決定、個人的な意見表明など、一度明確にされた内容が対象となります。約束を破る場合と同様に、信頼性や一貫性が問われる状況で使われます。 文脈によりますが、優柔不断、無責任、あるいは状況の変化による賢明な判断、といった多様な感情を伴う可能性があります。しかし、多くの場合、一度決めたことを覆すことに対する疑念や批判のニュアンスが込められます。 比較的ニュートラルからややフォーマルな文脈で使われます。ビジネス会議や政治的な議論で、誰かが以前の決定を覆した場合によく耳にします。 約束を破るほど強いネガティブな感情ではないこともありますが、一貫性の欠如や、状況に流されやすいといった印象を与える可能性があります。ただし、新しい情報に基づいて合理的に決定を覆す場合もあります。

例文

I thought he said he wasn't coming, but he went back on that decision.

カジュアル

彼は来ないって言ってたと思ったのに、その決定を撤回したね。

She went back on her word about not wanting dessert after seeing the menu.

カジュアル

メニューを見て、彼女はデザートはいらないという発言を撤回しました。

Don't go back on your choice just because it's getting harder than you expected.

カジュアル

予想より難しくなってきたからといって、自分の選択を撤回しないでください。

The management went back on its initial plan after receiving negative feedback from the employees.

ビジネス

経営陣は従業員からの否定的なフィードバックを受け、当初の計画を撤回しました。

It's difficult for a leader to go back on a public statement without losing credibility.

ビジネス

リーダーが信頼性を失わずに公の発言を撤回するのは難しいことです。

We cannot afford to go back on our decision to expand into the new market at this stage.

ビジネス

この段階で新市場への拡大という決定を撤回するわけにはいきません。

The committee decided not to go back on its original recommendation despite external pressure.

フォーマル

委員会は外部からの圧力にもかかわらず、元の推奨を撤回しないと決定しました。

The court ruling suggests that the government might have to go back on some of its controversial policies.

フォーマル

裁判所の判決は、政府が物議を醸している政策の一部を撤回する必要があるかもしれないことを示唆しています。

類似表現との違い

「break a promise」は「約束を破る」という直接的な行為に焦点を当てた、非常に一般的な表現です。「go back on」は「一度決めたことや言ったことを撤回する、ひっくり返す」というニュアンスを含んでおり、より広範に使える場合があります。特に、公言したことや約束を「取り下げる」という点でニュアンスが異なります。

renege onフォーマル

「renege on」は「約束、契約、義務などを破棄する」という意味で、「go back on」の「約束を破る」意味と非常に近いです。しかし、「renege on」はよりフォーマルで、特にビジネスや法律の文脈で使われることが多いです。「go back on」は日常会話でも使われる汎用性があります。

「withdraw a statement/decision」は「声明や決定を撤回する」という行為に特化した表現です。客観的で事務的な響きがあり、ビジネスや公式な場での使用が適切です。「go back on」はこれらだけでなく、個人的な約束にも使え、やや口語的なニュアンスも持ちます。

backtrack中立

「backtrack」は、特に議論や発言の中で「自分の以前の意見や立場を撤回する、後退する」という意味で使われます。「go back on」が「決定や約束」を対象にするのに対し、「backtrack」は「発言内容や立場」に焦点を当てることが多く、議論の文脈でよく用いられます。やや非難めいたニュアンスを持つこともあります。

「back out of」は、約束や合意、計画などから「手を引く、途中でやめる」という意味で、「go back on」と近いですが、「back out of」は通常、まだ履行されていないものから撤退するニュアンスが強いです。「go back on」は一度受け入れたり、公言したりしたものを破棄する、というニュアンスがあります。

よくある間違い

You went back for your promise.
You went back on your promise.

「go back on」は特定の句動詞であり、「on」が正しい前置詞です。「for」を使うと意味が通じなくなります。対象となる名詞の前には必ず「on」を置きましょう。

He decided to go back his word.
He decided to go back on his word.

句動詞「go back on」は、目的語を直接取るのではなく、前置詞「on」を介して目的語(ここでは his word)に繋がります。前置詞を省略しないように注意しましょう。

学習のコツ

  • 💡「go back on + 名詞」の形で覚えるようにしましょう。特に「word(言葉)」「promise(約束)」「agreement(合意)」「decision(決定)」などが後に続くことが多いです。
  • 💡この表現は、約束や決定を「取り消す」「破棄する」という、通常はネガティブな文脈で使われることが多い点を意識してください。
  • 💡動詞「go」の時制変化(go, went, gone)に合わせて、「went back on」や「going back on」と適切に使い分けることが重要です。

対話例

友人との週末の計画

A:

Are we still on for hiking this Saturday?

今週土曜日のハイキング、まだ行く?

B:

Actually, I might have to go back on that. Something unexpected came up.

実は、それ、やっぱり行けないかもしれない。急用が入っちゃって。

ビジネス会議での決定事項

A:

So, the marketing team decided on the new campaign strategy, right?

では、マーケティングチームは新しいキャンペーン戦略を決定しましたね?

B:

Yes, but due to recent market changes, we might need to go back on that decision and reassess.

はい、しかし最近の市場の変化により、その決定を撤回して再評価する必要があるかもしれません。

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