full length
発音
/fʊl ˈlɛŋθ/
full LENGTH
💡 「full」は唇を丸めて短く「フゥ」と発音し、「length」の「th」は舌先を軽く歯に挟んで息を吐き出すように発音します。最後の「th」をしっかり出すと、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
全身の、背丈全体にわたる、床まで届くほどの長さの。
"Referring to something that covers or shows the entire vertical extent of a person or object, from head to toe, or from top to bottom; especially of clothing that reaches the ankles or floor."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、特に人や物(特に衣服、鏡、肖像画など)の垂直方向の全てを指します。例えば、「full-length mirror」は頭からつま先まで全身を映す鏡を意味し、「full-length coat」は足首や地面近くまで届く丈のコートを指します。感情的なニュアンスはほとんどなく、客観的な状態や特徴を記述する際に使われる表現です。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われますが、フォーマル度はニュートラルです。
例文
She admired her new dress in the full-length mirror.
彼女は全身鏡で新しいドレスに見とれていました。
The artist painted a full-length portrait of the queen.
画家は女王の全身像を描きました。
I'm looking for a full-length coat to keep me warm in winter.
冬に暖かく過ごせるように、足元まであるコートを探しています。
Many fashion stores use full-length mirrors to help customers visualize outfits.
多くのファッション店では、顧客が服装をイメージしやすいように全身鏡を使用しています。
Do you have any full-length evening gowns?
床まで届く丈のイブニングドレスはありますか?
The photograph showed him in full length, standing by the river.
その写真は彼が川辺に立つ全身を写していました。
Our product specifications include dimensions for both standard and full-length models.
弊社の製品仕様には、標準モデルと長尺モデルの両方の寸法が含まれています。
The interior designer suggested adding a full-length mirror to make the room feel larger.
インテリアデザイナーは、部屋を広く見せるために全身鏡を置くことを提案しました。
He wore a full-length trench coat that swept the floor.
彼は床に触れるほどの長いトレンチコートを着ていました。
(映画、本、演劇などが)全編の、完全版の、通常通りの長さの。
"Referring to a film, book, play, or other creative work that is presented in its complete, standard, or usual duration, not shortened or abridged."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、特に映画、小説、演劇、音楽アルバムなどの作品が、短編やダイジェスト版ではなく、標準的な長さや、作者が意図した通りの完全な時間・内容で提供されることを指します。作品の品質や完全性を強調する際に使われることが多く、映画や出版業界で頻繁に用いられます。客観的な説明であり、特定の感情を強く表すものではありません。
例文
The director released a full-length version of the film that was never shown in theaters.
監督は劇場公開されなかった映画の完全版をリリースしました。
Her debut album is a full-length record with twelve tracks.
彼女のデビューアルバムは12曲入りのフルレングス盤です。
This is his first full-length novel after writing several short stories.
これは彼にとって、数々の短編小説を執筆した後初の長編小説です。
We are proud to present the full-length documentary about local wildlife.
私たちは地元の野生生物に関する長編ドキュメンタリーを発表できることを誇りに思います。
The play was a full-length drama, lasting over three hours.
その劇は3時間以上続く長編ドラマでした。
Many streaming services offer full-length movies and series.
多くのストリーミングサービスでは、長編映画やシリーズを提供しています。
The publisher decided to release the manuscript as a full-length book.
出版社はその原稿を長編本として出版することを決定しました。
Is this just a trailer, or can I watch the full-length feature?
これは予告編ですか、それとも全編を見られますか?
類似表現との違い
「entire length」は「全体の長さ」をより強調する表現で、物理的な距離や時間の全てを指す場合に用いられます。一方、「full length」は特に「全身の」や「標準的な長さの完全版」という文脈で使われることが多く、指す対象がより限定的です。
「whole body」は文字通り「体全体」を指す際に使われ、特に医学的・生物学的な文脈や、身体そのものの状態を表す場合に用います。「full length」は身体の『長さ』を指し、衣服や鏡、肖像画など、身体を写したり覆ったりするものの『丈』や『全体像』を表現します。
「complete version」は、映画、本、ソフトウェアなどの『完全な版』や『最終版』を指す一般的な表現です。これは内容が欠けていないことを意味し、「full length」の「全編の」という意味と重なりますが、「full length」が主に時間や丈の『長さ』に焦点を当てるのに対し、「complete version」は内容の『網羅性』に焦点を当てます。
よくある間違い
名詞(mirror)を修飾する複合形容詞として使う場合、ハイフンで繋いで『full-length』とするのが一般的で、より自然な英語表現です。これにより、『full』が『length』を修飾し、全体で『mirror』を修飾する構造が明確になります。ただし、述語的に用いる場合はハイフン不要です(例: The mirror is full length)。
学習のコツ
- 💡名詞を修飾する形容詞句として使う場合、ハイフンを使って『full-length』と表記することが一般的です。
- 💡『全身の』と『全編の』という2つの主要な意味があり、文脈によって使い分けが必要です。
- 💡特に鏡、コート、映画、小説といった単語とセットでよく使われるため、これらの語とのコロケーションを意識すると覚えやすいでしょう。
対話例
友人とのショッピング中に鏡を見ている場面
A:
This dress looks amazing on you! You should check it out in the full-length mirror.
このドレス、あなたにすごく似合ってるよ!全身鏡で見てみたら?
B:
Oh, good idea! I can't really tell the full effect in this small one.
あ、いい考えだね!この小さい鏡じゃ、全体像がよく分からないから。
映画の感想を話している場面
A:
Have you seen the director's cut of that movie? It's a full-length version with extra scenes.
あの映画のディレクターズカット版見た?追加シーン満載の完全版なんだよ。
B:
Not yet! I only saw the theatrical release. I should definitely watch the full-length one.
まだ見てないよ!劇場公開版しか見てないんだ。絶対完全版を見なきゃね。
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