fret over
発音
/frɛt ˈoʊvər/
fret OVER
💡 「fret」は「フレット」と発音し、最後の「t」は軽く止めます。「over」は「オゥヴァー」のように、少し強めに発音することで、何かに気を取られている様子が伝わりやすくなります。
使用情報
構成単語
意味
(些細なことやコントロールできないことについて)くよくよ悩む、心配しすぎる、気を揉む。
"To be constantly or excessively worried or anxious about something, often something that is not very important or that one cannot control."
💡 ニュアンス・使い方
「fret over」は、ある事柄に対して過度に心配したり、くよくよ悩んだりする心理状態を表します。特に、あまり心配する必要のないことや、自分の力ではどうにもならないことに対して、建設的でない形で心を煩わせ続ける様子を指すことが多いです。 「worry about」と意味は似ていますが、「fret over」の方が「ちまちま、せかせかと」といった、やや焦燥感を伴うニュアンスや、精神的な負担が大きいという感情が強調される傾向があります。状況によっては、その心配が過剰であるという批判的なニュアンスを含むこともあります。 フォーマル度は「neutral」で、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えますが、感情的な側面が強いため、文脈を選びます。ネイティブは、心配しすぎている人に対して「Don't fret over it.(そんなにくよくよしないで。)」のように、慰めや忠告の意を込めて使うことがあります。
例文
She tends to fret over small details when planning a party.
彼女はパーティーの計画を立てる際に、些細なことまでくよくよ悩む傾向があります。
Don't fret over what others think; just be yourself.
他人の目を気にしすぎてくよくよしないで、ありのままでいればいいのです。
I used to fret over my grades in high school.
高校生の時、私は成績についていつもくよくよ悩んでいました。
There's no need to fret over things you can't control.
コントロールできないことについてくよくよ悩む必要はありません。
He's always fretting over his kids' future.
彼はいつも子供たちの将来について気を揉んでいます。
The team lead advised us not to fret over minor issues.
チームリーダーは、些細な問題でくよくよしないようにと私たちに忠告しました。
We shouldn't fret over every fluctuation in the market.
市場のあらゆる変動に一喜一憂すべきではありません。
The board decided not to fret over the temporary dip in profits.
役員会は一時的な利益の落ち込みについてくよくよしないと決定しました。
It is unproductive to fret over past mistakes that cannot be undone.
元に戻せない過去の過ちをくよくよ悩むのは非生産的です。
The report suggests that constant fretting over minor security threats is counterproductive.
その報告書は、些細な安全保障上の脅威に常に気を揉むことは逆効果であると示唆しています。
類似表現との違い
「fret over」と意味は非常に似ていますが、「worry about」の方がより一般的で、幅広い心配事に対して使われます。感情的なニュアンスは「fret over」ほど強くなく、単に心配している状態を表すことが多いです。
「stress about」は、ある事柄によって精神的または肉体的にストレスを感じている状態を表します。心配することによる負担やプレッシャーに焦点を当てた表現で、「fret over」よりもストレス源がより明確な場合に使われやすいです。
「agonize over」は、「fret over」よりもはるかに深刻な苦悩や葛藤を伴う表現です。非常に難しい決断や深刻な問題について、長く深く苦しむように考える、という強いニュアンスがあります。
「dwell on」は、過去の出来事やネガティブな考え、特定の事柄に精神的に長く留まり、何度も考え続ける様子を表します。心配だけでなく、後悔や恨みなど、様々な感情に対して使われます。現在進行形の「fret over」とは異なり、過去の事に執着するニュアンスが強いです。
よくある間違い
「fret」の後に続く前置詞は、心配事について話す場合は「over」または「about」を使用するのが一般的です。「for」は目的を表す際に使われますが、「fret」とは自然な組み合わせではありません。
過去形にする際、動詞'fret'は規則変化動詞なので-edをつけて'fretted'となります。また、前置詞は'over'または'about'を使用します。
学習のコツ
- 💡「worry about」よりも「くよくよ悩む」という、過度な心配や焦燥感を伴うニュアンスを覚えておくと良いでしょう。
- 💡否定文で「Don't fret over it.(そんなにくよくよしないで。)」のように、相手をなだめる際に非常によく使われます。
- 💡前置詞は「over」の他に「about」も使われますが、「over」の方がやや強調されたニュアンスを持つことがあります。
- 💡主に人や計画、問題など具体的な事柄に対して使われることが多いです。
対話例
友人がテストの結果を心配している場面
A:
I'm really worried about my test results.
テストの結果が本当に心配だよ。
B:
Don't fret over it too much. You studied hard, so I'm sure you did well!
そんなにくよくよしないで。一生懸命勉強したんだから、きっとうまくいったはずだよ!
職場の同僚がプロジェクトの些細な問題で悩んでいる場面
A:
I can't stop thinking about this small bug in the system.
このシステム内の小さなバグのことが頭から離れないんです。
B:
It's just a minor issue. We can fix it tomorrow. Let's not fret over it tonight.
些細な問題ですよ。明日修正できます。今夜はそんなにくよくよしないでおきましょう。
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