formless being
発音
/ˈfɔːrmləs ˈbiːɪŋ/
FORMless BEing
💡 「フォームレス ビーイング」と発音します。'formless'の'for'と、'being'の'be'にそれぞれ強勢を置きます。'formless'の'r'は舌を巻くR音、'l'は舌を歯茎につけるL音を意識し、区別して発音しましょう。'being'の'ing'は「イン」ではなく「イィン」のように軽く発音します。
使用情報
構成単語
意味
形を持たない存在、実体のないもの、不定形な存在
"An entity or existence that does not possess a physical, material, or discernible shape, form, or structure."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、物理的な形や実体を持たない抽象的、精神的、あるいは超自然的な存在を指す際に用いられます。哲学、宗教、神話、SF、ファンタジーなどの文脈で頻繁に登場し、日常会話で具体的なものを指すことはほとんどありません。畏敬の念、神秘性、不可解さ、超越性を伴うことが多く、非常にフォーマルで思索的な響きがあります。口語で使われることは稀で、主に書かれた文章や学術的な議論で使用されます。人間には理解しがたい、あるいは感知できないような存在を表す際にも使われます。
例文
In ancient myths, gods often appeared as formless beings before taking on human shapes.
古代神話では、神々はしばしば人の形を取る前に形のない存在として現れました。
Philosophers have long pondered the nature of a formless being, existing beyond our perception.
哲学者は、我々の知覚を超えて存在する形のない存在の性質について、長年考察してきました。
Some spiritual traditions believe in a formless being as the ultimate divine entity.
いくつかの精神的な伝統では、究極の神的存在として形のない存在を信じています。
The sci-fi novel depicted an alien race as formless beings capable of shifting their appearance.
そのSF小説では、異星人種が姿を変える能力を持つ形のない存在として描かれていました。
He described his concept of God as a vast, formless being, encompassing all creation.
彼は神の概念を、全ての創造物を包み込む広大な、形のない存在として説明しました。
The universe might have originated from a formless being or state of pure energy.
宇宙は、形のない存在または純粋なエネルギーの状態から始まったのかもしれません。
The artist tried to represent a formless being in her abstract sculpture, challenging viewers' perceptions.
その芸術家は、見る人の認識に挑戦するため、形のない存在を抽象彫刻で表現しようとしました。
The ancient texts spoke of a primeval formless being that predates all physical existence.
古代の文献には、すべての物理的実体の前に存在した原始的な形のない存在について書かれていました。
In certain mystical practices, practitioners attempt to connect with a formless being.
特定の神秘主義の実践において、実践者は形のない存在とつながろうとします。
Our research explores the mathematical models that could describe a truly formless being.
私たちの研究は、真に形のない存在を記述できる数学的モデルを探求しています。
類似表現との違い
「immaterial entity」は「非物質的な実体」という意味で、「formless being」と非常に近い意味を持ちますが、より学術的で硬い響きがあります。「formless being」が視覚的な形がないことに焦点を当てるのに対し、「immaterial entity」は物質としての性質を持たないことに重点を置きます。
「ethereal presence」は「幽玄な存在感」や「精妙な気配」といった意味合いが強く、形がないことだけでなく、軽やかで優美、あるいは神秘的な雰囲気を伴う場合に用いられます。「formless being」がより客観的・概念的な表現であるのに対し、こちらはより詩的で感情的なニュアンスを含みます。
「bodiless spirit」は「肉体のない霊」と訳され、特に宗教的または超自然的な文脈で、肉体を持たない魂や精神的な存在を指します。「formless being」よりも、より限定的に「魂」や「霊」という特定の概念に焦点を当てています。
「abstract concept」は「抽象的な概念」であり、物理的な形がないという点では共通しますが、「formless being」が「存在」そのものを指すのに対し、「abstract concept」は「考え」や「アイデア」を指します。両者は全く異なる種類のものを表します。
学習のコツ
- 💡「formless being」は、哲学、宗教、SFなどの特定の文脈で使われることを意識しましょう。日常会話ではほとんど登場しません。
- 💡物理的な形を持たない、抽象的・精神的な「存在」を指す際に使う表現です。具体的な物事には使わないよう注意しましょう。
- 💡「formless」(形のない)と「being」(存在)という各単語の意味を理解すれば、フレーズ全体の意味も推測しやすくなります。
- 💡複数形は「formless beings」となります。神話や物語で複数の存在を指す場合によく使われます。
対話例
哲学の授業で、存在の定義について議論している場面。
A:
What are your thoughts on existence beyond the physical realm?
物理的な領域を超えた存在についてどう思いますか?
B:
I believe in the possibility of a formless being, or entities that are not bound by our three-dimensional space.
私は、形のない存在、つまり私たちの三次元空間に縛られない実体の可能性を信じています。
SF小説の読書会で、登場する異星人について話している場面。
A:
The way the novel described the aliens as formless beings was really captivating.
小説が異星人を形のない存在として描いているところが本当に魅力的でしたね。
B:
Yes, it made them feel truly alien and mysterious, beyond human comprehension.
ええ、それによって彼らが本当に異質で神秘的、人間には理解できない存在に感じられました。
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