flagrant abuse
発音
/ˌfleɪɡrənt əˈbjuːs/
FLAY-gruhnt uh-BYOOS
💡 『flagrant』は「フレイグラント」と発音し、最初の音節『FLAY』に強勢を置きます。『abuse』は「アビュース」と発音し、2番目の音節『BYOOS』に強勢が来ます。全体として、非常に強い非難の感情を込めて発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
目に余る乱用、甚だしい濫用、露骨な悪用。特に、権力や信頼を公然と、かつ不正に利用する行為。
"A clear, obvious, and shocking misuse of power, privilege, or trust, often done openly and without shame."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、道徳的または法的に非常に問題のある行為を強く非難する際に用いられます。特に、権力、特権、システム、または他者の信頼が、明白かつ恥知らずな方法で悪用されている状況を指します。隠れて行われる不正ではなく、誰もが見てわかるほどに露骨で、非難されるべき行為であるというニュアンスが強いです。非常にフォーマルな表現で、ニュース記事、法律、政治演説、学術的な議論など、深刻な文脈で用いられます。感情的には強い怒り、失望、軽蔑を表し、ネイティブスピーカーにとっては、その行為が弁解の余地なく許しがたいものであるという印象を与えます。
例文
The politician's use of public funds for personal gain was a flagrant abuse of power.
その政治家が公金を私的な利益のために使用したことは、目に余る権力乱用でした。
Such a flagrant abuse of human rights cannot be tolerated by the international community.
このような甚だしい人権侵害は、国際社会によって容認されるべきではありません。
Critics called the company's environmental violations a flagrant abuse of trust.
批評家たちは、その企業の環境違反を信頼の目に余る悪用だと呼びました。
Ignoring safety regulations is a flagrant abuse of responsibility towards employees.
安全規則を無視することは、従業員に対する責任の甚だしい放棄(乱用)です。
The newspaper exposé revealed a flagrant abuse of the welfare system.
新聞の暴露記事は、福祉制度の目に余る悪用を明らかにしました。
His blatant disregard for the rules was a flagrant abuse of the club's principles.
彼が規則を露骨に無視したことは、クラブの原則に対する甚だしい違反(悪用)でした。
The judge condemned the defendant's actions as a flagrant abuse of the legal process.
裁判官は、被告の行動を法的手続きの目に余る悪用であると非難しました。
Using inside information for stock trading is a flagrant abuse of market regulations.
内部情報を株式取引に利用することは、市場規制の甚だしい悪用です。
The audit uncovered multiple instances of flagrant abuse of company resources.
監査により、会社の資源の目に余る悪用が何度も発覚しました。
The organization faced severe criticism for what was perceived as a flagrant abuse of its charitable status.
その団体は、慈善団体としての地位の目に余る悪用と見なされたことに対し、厳しい批判に直面しました。
類似表現との違い
`gross misconduct` は「著しい非行」「重大な不正行為」と訳され、特に労働契約や職務規律に対する重大な違反を指すことが多いです。`flagrant abuse` は権力や信頼の悪用を強調するのに対し、`gross misconduct` は具体的な行為や義務違反に焦点を当てます。フォーマル度は同程度です。
`blatant disregard` は「露骨な無視」「明白な軽視」という意味で、規則、感情、事実などを意図的に無視する態度や行為を指します。`flagrant abuse` が「悪用」という行為の結果に焦点を当てるのに対し、`blatant disregard` は「無視する」という態度や姿勢に焦点を当てます。フォーマル度は似ています。
`egregious violation` は「極めて悪質な違反」という意味で、規則、法律、倫理に反する行為が非常に悪質で目に余る場合に使われます。`flagrant abuse` が権力や信頼の悪用に特化しているのに対し、`egregious violation` はより広範な「違反」に対して用いられます。意味合いやフォーマル度は非常に近いです。
`severe misuse` は「重大な誤用」「深刻な悪用」と訳され、`flagrant abuse` と意味は近いですが、`flagrant` が持つ「公然と、恥知らずに」という強い非難のニュアンスはやや薄れます。`severe` は「深刻さ」を強調しますが、`flagrant` のような「目に余る露骨さ」の強調は限定的です。フォーマル度はやや低めです。
よくある間違い
`bad abuse` は文法的に間違いではないですが、『悪い乱用』という直接的な表現では、`flagrant abuse` が持つ「目に余る」「言語道断の」という強い非難のニュアンスが伝わりません。より深刻な悪用には `flagrant` を使いましょう。
`obvious abuse` は「明白な乱用」という意味で間違いではありませんが、`flagrant` には「目に余るほど公然と行われ、恥知らずである」という強い非難の感情が込められています。単に『明白』というだけでなく、その行為の道徳的・倫理的な深刻さを強調したい場合は `flagrant` が適切です。
学習のコツ
- 💡新聞の社説や政治に関する記事でこのフレーズを探してみましょう。使用例が豊富に見つかります。
- 💡`flagrant` の持つ「公然と行われる」「恥知らずな」というニュアンスをしっかり理解することが重要です。
- 💡特に権力、信頼、または制度が悪用される深刻な状況で使われることを意識してください。
- 💡法的・倫理的な文脈で用いられることが多い、非常にフォーマルな表現です。
対話例
国際会議での発言
A:
The latest report highlights a flagrant abuse of human rights in the region. What measures can we take?
最新の報告書は、その地域における目に余る人権侵害を浮き彫りにしています。どのような対策が取れるでしょうか?
B:
We must condemn these actions unequivocally and explore sanctions to prevent further flagrant abuse.
私たちはこれらの行為を明確に非難し、さらなる甚だしい悪用を防ぐための制裁を検討しなければなりません。
企業倫理に関する会議
A:
The internal investigation revealed a flagrant abuse of company funds by senior management.
内部調査の結果、経営陣による会社の資金の目に余る悪用が明らかになりました。
B:
This flagrant abuse demands immediate and decisive action to restore trust and integrity.
この甚だしい悪用は、信頼と誠実さを取り戻すために、即座に断固たる措置を要求します。
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