executive powers
発音
/ɪɡˈzɛkjʊtɪv ˈpaʊərz/
ig-ZECK-yuh-tiv POW-erz
💡 「executive」は「イグゼキュティヴ」のように発音し、「ゼク」の部分に強いアクセントがきます。「powers」は「パウアーズ」と発音し、「パウ」にアクセントがあります。両方の単語に強勢を置くことで、フレーズ全体がクリアに伝わります。
使用情報
構成単語
意味
政府の行政部門、特に大統領や首相などの長が持つ、法律を執行し、政策を決定・実施するための権限。
"The authority and capabilities held by the executive branch of a government, typically the head of state or government (e.g., president or prime minister), to implement laws, formulate policies, and conduct governmental affairs."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、国家の統治機構における「行政権」や「執行権限」を指す、非常にフォーマルで専門的な用語です。政治学、法律、憲法、国際関係といった文脈で頻繁に使用されます。立法権 (legislative powers) や司法権 (judicial powers) と対比され、三権分立の議論において中心的な役割を果たします。日常会話で耳にすることはほとんどなく、主にニュース報道、学術論文、政府関係者の声明、政治討論などで見られます。政府の具体的な行動や決定が、その権限の範囲内であるか、あるいは逸脱しているかを論じる際に不可欠な表現です。
例文
The President exercised his executive powers to issue an emergency decree.
大統領は緊急令を発令するために、自身の行政権を行使しました。
The constitution clearly defines the limits of executive powers.
憲法は行政権の限界を明確に定めています。
Critics argue that the prime minister overstepped his executive powers.
批評家たちは、首相がその行政権を逸脱したと主張しています。
The debate focused on whether the governor had the executive powers to implement the controversial policy.
その議論は、知事が物議を醸す政策を実施する行政権限を持っていたかどうかに焦点を当てました。
Separation of powers ensures that executive powers are balanced by legislative and judicial branches.
三権分立は、行政権が立法府と司法府によって均衡が保たれることを保証します。
Delegation of executive powers to a new agency requires legislative approval.
新しい機関への行政権限の委任には、立法府の承認が必要です。
The court ruled that certain actions fell outside the scope of executive powers.
裁判所は、特定の行為が行政権の範囲外であるとの判決を下しました。
Understanding the extent of executive powers is crucial for political analysis.
行政権の範囲を理解することは、政治分析にとって非常に重要です。
The bill aims to curb the expansion of executive powers.
その法案は、行政権の拡大を抑制することを目指しています。
Historical precedents often guide the interpretation of executive powers.
歴史的先例が、しばしば行政権の解釈を導きます。
類似表現との違い
特定の国の「大統領」が持つ行政権に限定して使われる表現です。より具体的な役職に焦点を当てています。
「政府の権威」や「政府の権力」を意味し、「executive powers」よりも広範で一般的な概念です。行政権に限らず、立法や司法を含む政府全体の権威を指すことがあります。
「行政上の権限」を意味し、「executive powers」と非常に近い意味合いを持ちます。しかし、「administrative powers」はより具体的な行政手続きや管理業務に関連する権限に焦点を当てる傾向があります。
よくある間違い
通常、集合的な「行政権限」の全体を指すため、複数形の 'powers' を用いるのが一般的です。単数形の 'power' も文法的に間違いではありませんが、特定の単一の権限を指す場合に限られます。
'force' は「力」や「武力」を意味し、「(法的・政治的な)権限」を指す場合には不適切です。混同しないように注意しましょう。
学習のコツ
- 💡主に政治、法律、行政の文脈で使われる専門用語であることを意識しましょう。
- 💡立法権 (legislative powers) や司法権 (judicial powers) との比較を通じて、三権分立の概念と一緒に理解すると、より深く定着します。
- 💡ニュース記事や政治解説、学術論文などでこのフレーズがどのように使われているか、実例に触れる機会を積極的に見つけましょう。
対話例
政治に関するニュースについて議論している場面
A:
Did you see the news about the new policy? Some people are concerned about the extent of the president's authority.
新しい政策に関するニュースを見ましたか?大統領の権限の範囲について懸念している人がいますね。
B:
Yes, it raises important questions about executive powers and the balance of government.
はい、行政権と政府の均衡について重要な問いを投げかけていますね。
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