engage in chicanery
発音
/ɪnˈɡeɪdʒ ɪn ʃɪˈkeɪnəri/
enGAGE in chiCANery
💡 「engage」は「インゲイジ」、「chicanery」は「シケイナリィ」と発音します。「chicanery」の「-can-」の部分に強いアクセントが置かれます。全体的に硬くフォーマルな響きです。
使用情報
構成単語
意味
巧妙なごまかし、策略、欺瞞行為を行う。特に、法律、政治、ビジネスなどの文脈で、不正な手段やずる賢い方法を用いて相手を欺いたり、不当な利益を得たりすること。
"To use clever, deceptive, or dishonest tactics, often involving trickery or misleading arguments, to gain an advantage, especially in legal, political, or business contexts."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に書面や公式な場、特に法律、政治、ジャーナリズムの文脈で、不正行為や欺瞞を非難する際に使われます。日常会話で用いられることは非常に稀です。強い非難や軽蔑の念を含み、相手の行動が倫理に反している、あるいは法的に問題があることを示唆します。公平性や誠実さを欠く行為に対して使われます。ネイティブスピーカーにとっては、硬く、やや古めかしい、あるいは知的な響きがあると感じられます。一般的には、もっと直接的で分かりやすい表現(例: "use dishonest tactics")を選ぶことが多いでしょう。
例文
Political candidates must avoid engaging in chicanery to win votes.
政治家は票を得るためにごまかしを行うことを避けるべきです。
The lawyer was accused of engaging in chicanery to mislead the jury.
その弁護士は陪審員を誤解させるために策略を用いたとして告発されました。
His reputation was ruined after it was revealed he had engaged in chicanery to secure the contract.
彼が契約を確保するために不正行為を行っていたことが明らかになり、彼の評判は地に落ちました。
The company was criticized for engaging in financial chicanery to inflate its profits.
その企業は利益を水増しするために財務的なごまかしを行ったとして批判されました。
History shows that some leaders engaged in chicanery to maintain their power.
歴史は、一部の指導者が権力を維持するために策略を用いたことを示しています。
Journalists often expose politicians who engage in chicanery.
ジャーナリストは、ごまかしを行う政治家をしばしば暴きます。
The prosecutor warned against any attempt to engage in chicanery during the trial.
検察官は裁判中にいかなるごまかしも行わないよう警告しました。
Such actions, clearly engaging in chicanery, undermine public trust.
そのような行為は、明らかに欺瞞であり、国民の信頼を損ないます。
Students of ethics often study cases where individuals engage in chicanery for personal gain.
倫理学の学生は、個人が私腹を肥やすために策略を用いる事例をよく研究します。
They were determined not to engage in chicanery, even if it meant a longer process.
彼らは、たとえプロセスが長引いたとしても、ごまかしをしないと固く決意していました。
類似表現との違い
「trickery」は「ごまかし」「詐欺」といった意味で、「chicanery」と近いですが、より広範なごまかし行為を指し、やや口語的なニュアンスも持ちます。「resort to」は「〜に訴える」「〜に頼る」という意味で、他に選択肢がない状況で不正な手段に走る様子を表すことが多いです。
「deception」は「欺瞞」「だますこと」を意味し、「practice deception」は「欺瞞行為を行う」という直接的な表現です。「engage in chicanery」よりも一般的な欺瞞行為全般を指し、法的な文脈に限らず使われます。
「不正な戦術を用いる」という意味で、「engage in chicanery」よりもはるかに平易で分かりやすい表現です。専門用語ではないため、幅広い文脈で使え、フォーマル度もやや低めです。
「subterfuge」も「ごまかし」「策略」を意味し、「engage in chicanery」と同様に巧妙な手段を指しますが、やや古風で文学的な響きがあります。「employ」は「用いる」という意味で、フォーマルな文脈で使われます。
「conspire」は「陰謀を企てる」という意味で、複数の人間が共謀して不正な計画を立てるニュアンスが強いです。「engage in chicanery」が個人の行為にも使えるのに対し、より集団的な不正行為を指します。
よくある間違い
「engage」の後に特定の活動や行為が続く場合、一般的に前置詞「in」を使用します。「for」は目的を示しますが、この文脈では不自然です。
「chicanery」は名詞であり、動詞として直接使うことはできません。「chicanery」という行為を行うことを示すには、「engage in」などの動詞句が必要です。
「chicanery」を動詞のように使う間違いです。正しいのは「彼がごまかしを行うのを見た」と、動詞句全体で表現することです。
学習のコツ
- 💡「chicanery」という単語自体が非常に難易度が高く、フォーマルな文脈でしか使われません。まずは単語の意味をしっかり覚えましょう。
- 💡主に法律、政治、ジャーナリズムといったフォーマルな書面や議論で用いられることを意識し、日常会話での使用は避けましょう。
- 💡「ごまかし」を表す類義語(trickery, deception, dishonest tacticsなど)と比較して、それぞれのニュアンスとフォーマル度の違いを理解すると、表現の幅が広がります。
- 💡ニュース記事や専門書を読む際にこのフレーズに出会ったら、文脈を注意深く分析し、正確な意味と意図を捉える練習をしましょう。
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