devoid of emotion
発音
/dɪˈvɔɪd əv ɪˈmoʊʃən/
deVOID of eMOTION
💡 「devoid」は『ディヴォイド』のように、『ヴォイド』の部分を強く発音します。「emotion」は『イモーション』のように、『モーション』の部分に強勢を置きます。ofは弱く発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
感情を一切持たない、感情が欠落している、無感情な。
"Completely lacking in feelings or expressions of sentiment; without any emotional content or response."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、人、動物、あるいは文章や表情などが、感情や感情表現を全く示さない状態を表現する際に使われます。多くの場合、冷淡さ、無関心、無表情といったネガティブなニュアンスを含みますが、客観性や公平性を示す文脈ではポジティブに捉えられることもあります。文学作品、心理描写、法的な文脈、あるいはロボットなどの描写でよく用いられます。日常会話ではやや硬く、フォーマルな響きがあります。
例文
His eyes were devoid of emotion as he heard the news.
そのニュースを聞いたとき、彼の目は感情を失っていた。
Her voice remained devoid of emotion, even when discussing the tragic event.
悲劇的な出来事について話していても、彼女の声は無感情なままでした。
The robot's face was devoid of emotion, making it hard to predict its next action.
そのロボットの顔には感情がなく、次の行動を予測するのは困難でした。
The detective observed the suspect, whose demeanor was completely devoid of emotion.
刑事は、全く感情を見せない容疑者を観察した。
The company's official statement was devoid of emotion, focusing purely on facts.
会社の公式声明は感情を一切排し、事実のみに焦点を当てていた。
In critical negotiations, it's important to keep your expression devoid of emotion.
重要な交渉では、表情から感情を読み取られないようにすることが大切です。
The judge delivered the verdict in a tone devoid of emotion, upholding the principles of impartiality.
裁判官は公平性の原則を堅持し、感情を交えない口調で判決を言い渡した。
Some philosophical texts are written in a style that is utterly devoid of emotion.
一部の哲学書は、感情を全く含まないスタイルで書かれている。
The witness's testimony was delivered in a flat monotone, seemingly devoid of emotion.
証人の証言は抑揚のない単調な声で、まるで感情がこもっていないかのように述べられた。
Art critics sometimes describe abstract works as devoid of emotion, focusing solely on form and color.
美術評論家は、抽象作品を感情を欠いていると評し、形と色のみに焦点を当てることもあります。
類似表現との違い
「emotionless」は「感情のない」という形容詞で、より直接的かつ簡潔な表現です。一般的に、人や生き物の感情の欠如を指すことが多いです。「devoid of emotion」は「感情を欠いている状態」をより強調し、文学的・叙述的な響きがあります。対象は人以外にも使えます。
「lacking emotion」は「感情を欠いている」という、より一般的な表現です。「devoid of emotion」は「lacking emotion」よりも、感情の欠如がより完全であること、あるいはその状態がより際立っていることを強調します。フォーマル度も「devoid of emotion」の方が高いです。
「without emotion」は「感情なしで」と訳され、「devoid of emotion」よりもカジュアルで、一時的な感情の欠如や、感情を表に出さない状況を指すことが多いです。感情が全くないというよりは、感情を抑えている、あるいはその場に感情が介在しない、というニュアンスが強いです。
「unemotional」は「感情的でない」と訳され、感情を持っていてもそれを表に出さない、あるいは感情に流されずに物事を判断するといった、性質や態度を指します。「devoid of emotion」は感情そのものが存在しない、あるいは全く表現されない状態を指し、より根本的な感情の欠如を示します。
よくある間違い
「devoid」を使う際は、必ず「of」と組み合わせて「〜を欠いている」という意味を表します。「from」を使うのは間違いです。
「devoid」は形容詞であり、「of」を伴って初めて「〜を欠いている」という完全な意味を成します。直接名詞を続けることはできません。
学習のコツ
- 💡「devoid of」は「〜を全く持たない」という意味の固まりとして覚えましょう。
- 💡比較的にフォーマルで、書き言葉やニュース、文学作品などでよく使われます。
- 💡人だけでなく、物(例: a novel devoid of humor - ユーモアのない小説)や状況にも適用できます。
対話例
映画の感想について話す友人
A:
What did you think of the main character's performance?
主人公の演技どうだった?
B:
Honestly, I found it a bit cold. His expressions were often devoid of emotion, which made it hard to connect with him.
正直、少し冷たいと感じました。彼の表情には感情が欠けていることが多く、感情移入しにくかったです。
新しいAIの技術的なレビュー
A:
The new AI model can generate incredibly realistic dialogue.
新しいAIモデルは信じられないほど現実的な対話を生成できますね。
B:
That's true, but I've noticed that its responses, while coherent, are often devoid of emotion. It lacks the subtle nuances of human feeling.
それは本当ですね。でも、その応答は一貫性があるものの、感情が欠けていることが多いと気づきました。人間の感情の微妙なニュアンスがありません。
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