意味
悪魔、魔物、邪悪な霊、極めて悪賢い人、特定の悪癖・執着、特定の活動に並外れた情熱やスキルを持つ人
発音
/ˈdiːmən/
DEE-mun
💡 「ディーモン」と第一音節を強く発音します。日本人には「ン」の音が日本語の「ん」になりがちですが、英語の/n/は舌先が上歯茎に触れる音です。また、「d」は日本語の「デ」よりも舌を前に出して破裂させるように発音すると、よりネイティブの発音に近づきます。
例文
He saw a scary demon.
彼は恐ろしい悪魔を見ました。
That demon attacked the village.
その魔物が村を襲いました。
She fought her inner demons.
彼女は内なる悪魔と戦いました。
He is a demon at chess.
彼はチェスの名人です。
A demon for perfection.
完璧主義の鬼。
She has a fashion demon.
彼女はファッションに夢中です。
They faced their business demons.
彼らはビジネスの課題に直面しました。
The demon of debt haunts him.
借金という悪魔が彼につきまとっています。
Theological texts mention demons.
神学書には悪魔が言及されています。
Expelling a demon is difficult.
悪魔を追い出すのは困難です。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝"demon"は可算名詞なので、単数形の場合は"a demon"のように冠詞をつけ、複数形は"demons"となります。
- 📝比喩的に「〜の鬼」「〜の達人」という意味で使う際は、「a demon for [名詞] / [動名詞]」の形で使われることが多いです。
使用情報
よくある間違い
単に「彼は悪人だ」という文脈で「demon」を使うと、文字通りの「悪魔」という意味に取られ、大げさに聞こえたり、誤解を招くことがあります。比喩的に使う場合は「a demon for X (〜の鬼)」のように具体性を持たせるのが自然です。
類似スペル単語との違い
"demon"と"devil"はどちらも「悪魔」と訳されますが、ニュアンスが異なります。"devil"は通常、キリスト教における悪の最高位の存在(サタン)を指し、唯一無二の存在として扱われることが多いです。"demon"は一般的に「悪霊」や「下級の悪魔」など、より広範な邪悪な霊的実体を指し、複数存在すると考えられています。
"daemon"は主にコンピュータの文脈で使われる用語で、バックグラウンドで動作するプログラムやプロセスを指します。語源は"demon"と同じ古代ギリシャ語の"daimōn"に由来しますが、現代英語では意味が大きく異なります。コンピュータ用語としては、通常悪意のある意味合いは持ちません。
派生語
語源
📚 古代ギリシャ語の「daimōn」は、神と人間の間に位置する存在で、善悪両方の意味合いを持っていました。しかし、キリスト教の伝播とともに、邪悪な霊や悪魔という意味が強くなり、現在の「demon」に至ります。
学習のコツ
- 💡「inner demons(内なる悪魔)」のように、精神的な葛藤や困難を表す比喩表現としてよく使われることを覚えておきましょう。
- 💡特定の分野で並外れた能力や熱意を持つ人に対しても、「a demon for work(仕事の鬼)」のように肯定的に使われることがあります。
- 💡コンピュータ用語の「デーモン」は、バックグラウンドで動作するプログラムを指し、その語源は「見えない働き手」としての「demon」に由来します。
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