deliver a tirade
発音
/dɪˈlɪvər ə taɪˈreɪd/
deLIVer ə tyRADE
💡 「デリバー」の「リ」と、「タイレイド」の「レイ」を強く発音します。「tirade」の最初の「i」は「アイ」のように発音し、全体的にやや速いリズムで発音されます。
使用情報
構成単語
意味
激しい長広舌をぶつ、怒りや非難を込めた一方的な演説を行う。
"To give a long, angry, and critical speech, typically expressing strong disapproval or condemnation."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある人が非常に怒っていたり、不満を抱いていたりする際に、相手や聴衆に対して一方的に長い間、感情的に非難や批判の言葉をぶつける様子を表します。単なる口論や議論とは異なり、相手に反論の余地を与えず、自分の意見や感情をぶつけ続けるような状況で使われます。多くの場合、その内容は不公平、不適切、あるいは過剰であるというニュアンスを含みます。フォーマル度は文脈によりますが、表現自体はやや硬く、主に書き言葉や公的な場での描写、あるいは感情的な激しさを強調したい時に使われます。ネイティブは、誰かが冷静さを失って一方的にまくしたてる様子を思い浮かべます。
例文
The manager delivered a tirade to the team after they missed the deadline.
マネージャーは締め切りを逃した後、チームに激しい長広舌をぶちまけました。
He delivered a lengthy tirade about the poor customer service he received.
彼は受けたひどい顧客サービスについて長々と不平を述べました。
The politician delivered a passionate tirade against the opposition's new policy.
その政治家は、野党の新政策に対し熱のこもった痛烈な演説を行いました。
She delivered a tearful tirade about the injustices she had faced.
彼女は自分が直面した不公平について涙ながらに激しい非難を浴びせました。
During the meeting, the CEO delivered a tirade regarding the company's declining profits.
会議中、CEOは会社の利益減少について激しい非難の演説を行いました。
The newspaper columnist delivered a scathing tirade against the government's latest budget.
その新聞のコラムニストは、政府の最新予算に対して辛辣な長広舌をぶちまけました。
My father delivered a tirade when I told him I had dropped out of college.
私が大学を中退したと告げたとき、父は激しい怒りの言葉を浴びせました。
The professor delivered an unexpected tirade about the students' lack of engagement.
教授は生徒たちの意欲の欠如について、予期せぬ激しい批判を始めました。
He was known for delivering a tirade whenever his ideas were challenged.
彼は自分のアイデアが異議を唱えられるたびに激しい長広舌をぶつことで知られていました。
The activist delivered a powerful tirade against environmental destruction at the rally.
その活動家は集会で環境破壊に対する力強い非難の演説を行いました。
類似表現との違い
「rant and rave」は「怒鳴り散らす」「わめき散らす」という意味で、「deliver a tirade」よりも口語的で、より感情的で制御を失った怒りを表します。公的な場よりも個人的な文脈で使われることが多いです。「tirade」はより構築された、一方的なスピーチのニュアンスがあります。
「launch into a diatribe」は「辛辣な批判を始める」という意味で、「deliver a tirade」と同様にフォーマルな響きがあります。「diatribe」は「痛烈な非難」を指し、「tirade」と非常に似ていますが、「diatribe」の方がより計画的で、知的な批判や皮肉のニュアンスを含むことがあります。一方、「tirade」は感情的な怒りや不満が前面に出る傾向があります。
「go on a lengthy lecture」は「長々と説教する」という意味で、「deliver a tirade」のように一方的に長く話す点は共通しています。しかし、「lecture」には怒りや非難のニュアンスは必須ではなく、退屈な講釈や教訓を垂れる、といった意味合いが強いです。「tirade」は常に激しい怒りや批判を含みます。
よくある間違い
「tirade(長広舌、激しい非難)」を述べる場合は、「deliver」を使うのが最も一般的で自然です。「make」は間違いではありませんが、「deliver」の方がより洗練された表現とされます。
「give a tirade」も意味は通じますが、「deliver」がこの文脈ではより広く使われ、自然なコロケーションです。「deliver」はスピーチやメッセージを「届ける」というニュアンスを強調します。
学習のコツ
- 💡「tirade」は常に怒りや不満、批判といったネガティブな感情を伴う「長広舌」を指すことを覚えておきましょう。
- 💡「deliver a tirade」は、単なる口論ではなく、相手に反論の余地を与えずに一方的に感情をぶつける状況で使われます。
- 💡政治やジャーナリズムの記事、文学作品など、ややフォーマルな文脈で激しい批判や非難が描写される際に頻繁に登場します。
対話例
職場のミーティングで、プロジェクトの遅延について上司が部下を激しく非難する場面。
A:
Did you hear how upset the boss was about the project delay?
上司がプロジェクトの遅延にどれほど怒っていたか聞いた?
B:
Yes, I was there. He delivered a complete tirade, leaving no room for anyone to explain.
うん、そこにいたよ。彼は完全に激しい長広舌をぶちまけて、誰も説明する余地がなかったね。
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