definite predilection
発音
/ˌdɛfɪnɪt ˌprɛdɪˈlɛkʃən/
DEFI-nite predi-LEC-tion
💡 「definite」は『デフィニット』のように、最初の『デ』と三番目の『ニッ』を比較的はっきりと発音します。「predilection」は『プレディレクション』のように、『レク』の部分を最も強く発音しましょう。全体的に、やや硬く、知的な響きを持つフレーズです。
使用情報
構成単語
意味
特定の物事や人物に対する、明確で揺るぎない強い好みや傾向。単なる好き嫌いを超えた、深く根付いた嗜好や偏愛。
"A strong, clear, and often inherent liking, preference, or partiality for something or someone, often indicating a deep-seated inclination rather than a passing fancy."
💡 ニュアンス・使い方
「definite predilection」は、ある対象に対するはっきりとした、あるいは生まれつきのような強い好みを指す、ややフォーマルな表現です。単なる「好き」というよりも、深く根付いた、揺るぎない傾向や嗜好を示唆します。感情的な「好き」よりも、客観的な分析や観察を通して「〜という傾向がある」「〜を偏愛している」と述べる際に適しています。 使う場面としては、人やグループの特性、芸術作品の傾向、学術的な関心、個人の食の好みなど、特定の分野における明確な嗜好を、客観的かつ洗練された言葉で記述する際に用いられます。文学作品、批評、学術論文、ビジネスの報告書などで見られます。 ネイティブスピーカーは、このフレーズを聞くと「この人は教養があり、正確な言葉を選んでいる」と感じるでしょう。日常会話で頻繁に使うと、やや気取った印象を与える可能性もあります。
例文
She has a definite predilection for vintage fashion over modern styles.
彼女は現代的なスタイルよりもビンテージファッションにはっきりとした好みがあります。
My brother has always shown a definite predilection for solitude and quiet activities.
私の兄は常に、孤独と静かな活動に対する明確な嗜好を示してきました。
Many artists develop a definite predilection for certain color palettes.
多くの芸術家は、特定の色彩パレットに対して明確な嗜好を抱くようになります。
He has a definite predilection for spicy food, no matter how hot it is.
彼はどんなに辛くても、辛い食べ物に対して明確な好みを持っています。
Despite living abroad, she maintained a definite predilection for her homeland's cuisine.
海外に住んでいても、彼女は故郷の料理に対する明確な嗜好を保っていました。
The market research revealed a definite predilection among younger consumers for eco-friendly products.
市場調査により、若い消費者の間で環境に優しい製品に対する明確な嗜好があることが明らかになりました。
Our CEO has a definite predilection for data-driven decisions.
当社のCEOは、データに基づいた意思決定を明確に好みます。
The committee showed a definite predilection for innovative solutions.
委員会は革新的な解決策に対して明確な嗜好を示しました。
His scholarly works consistently demonstrate a definite predilection for post-structuralist theory.
彼の学術論文は一貫して、ポスト構造主義理論に対する明確な傾倒を示している。
The author's early novels betray a definite predilection for allegorical narratives.
その作家の初期の小説は、寓意的な物語に対する明確な嗜好を露呈している。
類似表現との違い
「definite predilection」が非常にフォーマルで、深く根付いた嗜好や偏愛を示すのに対し、「strong preference」はより一般的で、フォーマル度は中程度です。日常会話からビジネスまで幅広く使え、「強い好み」というストレートな意味合いが中心です。
「clear liking」は「明確な好み」という直接的な意味で、「definite predilection」よりもシンプルで口語的な表現です。フォーマル度は低く、カジュアルな文脈で自分の好みをはっきりと伝える際に適しています。
「marked inclination」は「顕著な傾向」という意味で、「definite predilection」と同様にフォーマルな表現です。ただし、「predilection」が「好み」に焦点を当てるのに対し、「inclination」は特定の行動、意見、思考様式への「傾向」や「傾き」をより広く含みます。
「distinct partiality」は「明確な偏愛」という意味で、「definite predilection」と非常に近いニュアンスを持ちます。特定の人物や物事に対する明確な愛着や、場合によっては「えこひいき」という含みを持つこともあります。やや文学的でフォーマルです。
よくある間違い
「predilection」は通常、「for」または「to」という前置詞を伴って「~に対する好み」を表します。「of」を使うのは誤りです。
「at」ではなく「for」を使用します。predilectionの対象を示す前置詞は「for」または「to」が適切です。
学習のコツ
- 💡「definite predilection」は、単なる「preference(好み)」よりも深い、根強い「嗜好」や「偏愛」を表すときに使います。
- 💡主に「have/show a definite predilection for [何か]」の形で使われることを覚えておきましょう。
- 💡フォーマルな表現なので、日常会話よりも学術論文、ビジネス報告書、文学作品などで見かけることが多いです。
- 💡英字新聞の評論記事や専門書を読む際に、この表現に注目してみると良いでしょう。文脈からニュアンスを掴みやすくなります。
対話例
アートギャラリーでの美術評論家同士の会話
A:
The artist's latest series certainly reflects a strong influence of Renaissance painters, wouldn't you agree?
このアーティストの最新作は、確かにルネサンスの画家たちから強い影響を受けていますよね?
B:
Indeed. He has always shown a definite predilection for classical forms and narrative structures, even in his most abstract works.
ええ、全くです。彼が最も抽象的な作品においても、常に古典的な形式や物語構造に対する明確な嗜好を示してきたのは明らかです。
ビジネス会議で、市場トレンドについて議論する場面
A:
Based on our latest data, it seems consumers are increasingly opting for sustainable packaging. Is this a new trend or a deeper shift?
最新のデータに基づくと、消費者は持続可能なパッケージを選ぶ傾向が強まっているようです。これは新しいトレンドでしょうか、それとももっと深い変化でしょうか?
B:
It's more than a trend; we're observing a definite predilection among our target demographic for environmentally conscious brands. This is becoming a core value.
単なるトレンド以上のものです。我々のターゲット層の間で、環境意識の高いブランドに対する明確な嗜好が観察されています。これは中核的な価値観になりつつあります。
Memorizeアプリで効率的に学習
definite predilection を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。