crystalline solid
発音
/ˌkrɪs.təl.aɪn ˈsɒl.ɪd/
crystalline SOL-id
💡 『クリスタライン』は『クリス-タ-ライン』と発音し、最後の『ライン』を少し強調します。『ソリッド』は『ソ』を強く発音します。フレーズ全体としては『ソリッド』に一番強いアクセントが来ます。
使用情報
構成単語
意味
結晶性固体。原子、分子、イオンが規則正しい三次元的なパターンで配列された固体物質。
"A solid material whose constituent atoms, molecules, or ions are arranged in a highly ordered microscopic structure, forming a crystal lattice that extends in all directions."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に科学、物理学、化学、材料科学、鉱物学などの学術・研究分野で使われる非常に専門的な用語です。物質の内部構造を詳細に説明する際に用いられ、日常会話や一般的なビジネスシーンで耳にすることはほとんどありません。学術論文、専門書、研究発表などで頻繁に登場し、客観的な事実に基づいた説明が必要な場面で使用されます。フォーマル度は極めて高く、専門知識を持つ人向けの言葉であり、一般の会話で使うと不自然に聞こえるでしょう。対義語である「amorphous solid（非晶質固体）」と対比して使われることが多いです。
例文
Diamonds are a classic example of a crystalline solid, known for their ordered atomic structure.
ダイヤモンドは、その秩序だった原子構造で知られる結晶性固体の典型的な例です。
Most metals exhibit a crystalline solid structure at room temperature, which influences their mechanical properties.
ほとんどの金属は室温で結晶性固体の構造を示し、それが機械的特性に影響を与えます。
Researchers are studying the defect mechanisms in various crystalline solids to improve material performance.
研究者たちは、材料性能を向上させるため、様々な結晶性固体における欠陥メカニズムを研究しています。
Understanding the properties of crystalline solids is crucial in material science and engineering.
結晶性固体の特性を理解することは、材料科学および工学において非常に重要です。
Silicon, widely used in semiconductor devices, is a fundamental crystalline solid.
半導体デバイスで広く使われるシリコンは、基本的な結晶性固体です。
The phase transition from liquid to crystalline solid involves a change in the molecular arrangement.
液体から結晶性固体への相転移は、分子配列の変化を伴います。
This particular crystalline solid exhibits excellent piezoelectric properties, making it useful in sensors.
この特定の結晶性固体は優れた圧電特性を示し、センサーに応用可能です。
Minerals like quartz and feldspar are naturally occurring crystalline solids found in the Earth's crust.
石英や長石のような鉱物は、地殻に天然に存在する結晶性固体です。
The strength and hardness of a material often depend on whether it forms a crystalline solid or an amorphous structure.
材料の強度と硬度は、それが結晶性固体であるか非晶質構造であるかに依存することがよくあります。
Advanced manufacturing techniques allow us to synthesize novel crystalline solids with tailored properties.
高度な製造技術により、特性を調整した新しい結晶性固体を合成することが可能です。
類似表現との違い
「amorphous solid」（非晶質固体）は「crystalline solid」（結晶性固体）の対義語です。amorphous solidは原子や分子が不規則に配列された固体（ガラスなど）を指し、crystalline solidは規則的に配列された固体（金属や塩など）を指します。
「crystal structure」（結晶構造）は、物質が持つ原子や分子の特定の規則正しい配列様式を指します。一方、「crystalline solid」はそのような結晶構造を持つ物質そのものを指します。概念的には近いですが、crystalline solidが実体であるのに対し、crystal structureはその実体が持つ特徴を表します。
「polycrystalline material」（多結晶質材料）は、多くの微小な結晶（グレイン）が集まって形成された材料を指します。これは「single crystal」（単結晶）と対比される概念であり、crystalline solidの一種ではありますが、より具体的な構造を説明する際に使われます。
よくある間違い
`crystal`は名詞で「結晶」を意味しますが、`solid`（固体）を修飾する形容詞としては`crystalline`（結晶性の）が適切です。形容詞+名詞の組み合わせで正しく使いましょう。
学習のコツ
- 💡科学技術分野の専門用語であることを意識し、日常会話での使用は避けましょう。
- 💡`crystalline`（結晶性の）は形容詞、`solid`（固体）は名詞の組み合わせであることを理解しましょう。
- 💡対義語である`amorphous solid`（非晶質固体）とセットで覚えると、物質の分類に関する理解が深まります。
- 💡物理学、化学、材料科学のテキストや論文でこのフレーズを探すと、実際の使用例に多く触れることができます。
対話例
大学の研究室での議論
A:
So, what's the fundamental difference between glass and a typical metal?
では、ガラスと一般的な金属の根本的な違いは何ですか？
B:
Well, glass is an amorphous solid, meaning its atomic structure lacks long-range order, whereas metals are generally crystalline solids with a highly ordered lattice.
ええと、ガラスは非晶質固体で、その原子構造は長距離秩序を欠いています。一方、金属は一般的に、非常に秩序だった格子を持つ結晶性固体です。
材料科学の講義
A:
Could you explain why some materials are brittle while others are ductile?
なぜ一部の材料は脆く、他は延性があるのか説明していただけますか？
B:
It often relates to their atomic bonding and whether they form a crystalline solid or an amorphous structure. Crystalline solids typically have slip planes that allow for plastic deformation, contributing to ductility.
それはしばしば原子結合と、それらが結晶性固体であるか非晶質構造であるかに関係します。結晶性固体は通常、塑性変形を可能にするすべり面を持ち、それが延性に寄与します。
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