contemptible coward
発音
/kənˈtɛmptəbəl ˈkaʊərd/
conTEMPtible COWArd
💡 「コンテンプティブル」の「テン」と、「カワード」の「カウ」に強勢を置いて発音します。特に'contemptible'は、日本人にとって少し発音しにくいかもしれません。'p'の音はほとんど発音しないか、軽く息を出す程度で構いません。
使用情報
構成単語
意味
軽蔑すべき臆病者、卑劣な臆病者。
"A person who is extremely cowardly and deserves contempt; one who is despicable because of their profound lack of courage or moral fiber."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かの行動が極めて臆病で、そのために激しい怒り、失望、そして強い軽蔑の感情を抱くときに使われます。単なる「臆病者」という意味合いを超え、その臆病さが道徳的に許しがたい、あるいは人間として非常に低いと見なされるような場合に用いられます。非常に感情的で強い非難の言葉であり、フォーマルな場面やビジネスシーンで使うことはまずありません。日常会話や文学作品、フィクションの中で、強い感情を表現する際に登場することが多いです。ネイティブは、この言葉を聞くと、対象人物に対する話し手の極端な嫌悪感や軽蔑の度合いを感じ取ります。
例文
He proved himself to be a contemptible coward when he abandoned his friends in danger.
彼は危険に陥った友人を置き去りにしたことで、軽蔑すべき臆病者であることを証明しました。
Only a contemptible coward would betray their own team for personal gain.
個人の利益のために自分のチームを裏切るなんて、軽蔑すべき臆病者だけがやることです。
The villain in the story was depicted as a contemptible coward, always running from a fight.
物語の悪役は、常に戦いから逃げ出す軽蔑すべき臆病者として描かれていました。
Calling him a 'contemptible coward' was perhaps too strong, but his actions were inexcusable.
彼を「軽蔑すべき臆病者」と呼ぶのは強すぎたかもしれませんが、彼の行動は許しがたいものでした。
I can't believe he acted like such a contemptible coward during the crisis.
まさか彼が危機に際してあんなに卑劣な臆病者のように振る舞うとは信じられません。
The general's critics labeled him a contemptible coward for avoiding direct engagement.
将軍の批判者たちは、直接交戦を避けた彼を軽蔑すべき臆病者と罵りました。
History often judges those who abandon their principles as contemptible cowards.
歴史はしばしば、信念を捨てる者を軽蔑すべき臆病者と評価します。
The editorial slammed the politician as a contemptible coward for not facing the public.
その社説は、公衆と向き合おうとしない政治家を軽蔑すべき臆病者として非難しました。
His refusal to take responsibility made him seem like a contemptible coward to his colleagues.
責任を取ろうとしなかった彼の態度は、同僚たちにとって彼を軽蔑すべき臆病者に見せました。
Even his allies quietly acknowledged that his retreat was the act of a contemptible coward.
彼の味方でさえ、その撤退が軽蔑すべき臆病者の行為であることを密かに認めていました。
類似表現との違い
「spineless」は「背骨がない」という意味から転じて「根性なし」「意気地なし」という意味合いが強く、身体的・精神的な弱さを非難します。「contemptible coward」は、臆病さに加えて道徳的な卑劣さや軽蔑に値する行為を強調する点で、「spineless coward」よりも非難の度合いが強いことがあります。
「lily livered」は「ユリの肝臓」という比喩で、血の気が引いた肝臓のように臆病であることを示します。やや古風で、時にユーモラスな響きを持つこともありますが、基本的には臆病さを軽蔑する表現です。「contemptible coward」ほど直接的な道徳的非難のニュアンスは薄いですが、臆病さを強調する点は共通しています。
「gutless」は「根性がない」「度胸がない」という意味のスラング的な表現です。「wonder」は皮肉を込めて使われ、「とてつもない(根性なし)」のような意味合いになります。これは「contemptible coward」と同様に強い非難を込めますが、より口語的で、若干カジュアルで攻撃的な印象を与えます。
「utter」は「全くの、完全な」という意味を強調する形容詞です。「utter coward」は「全くの臆病者」という意味で、臆病さの程度を強調します。「contemptible coward」は臆病さそのものに加えて、その臆病さが引き起こす行動が軽蔑に値するという道徳的な非難がより強い点が異なります。
よくある間違い
「contemptuous」は「軽蔑している」という感情を持つ形容詞で、「軽蔑すべき」という意味の「contemptible」とは意味が異なります。この文脈では「軽蔑に値する臆病者」と言うべきなので、「contemptible」が適切です。
「cowardly」は形容詞(臆病な)であり、名詞(臆病者)としては使いません。名詞は「coward」です。形容詞「contemptible」の後に続くのは名詞であるべきです。
学習のコツ
- 💡「contemptible」は「〜するに値する」という意味を持つ接尾辞「-ible」を含んでいます。軽蔑に値する、と覚えると意味を理解しやすくなります。
- 💡このフレーズは非常に強い感情を伴う表現です。使う場面や相手をよく考えて使いましょう。
- 💡ニュース記事や文学作品で人物評価に使われることがあります。そうした文脈で使い方を学ぶと良いでしょう。
対話例
友人が映画の悪役について話している場面
A:
Did you see that new action movie? The villain was so frustrating.
あの新しいアクション映画見た?悪役がすごくイライラしたよ。
B:
I know! He was such a contemptible coward, always letting his subordinates do all the dirty work.
わかる!彼は本当に軽蔑すべき臆病者だったね。いつも部下に厄介事を全部やらせて。
歴史上の人物の行動について議論している場面
A:
Some historians argue that General X made a strategic retreat, but others call it a shameful abandonment.
一部の歴史家はX将軍の撤退を戦略的なものだと主張しますが、他の人々はそれを恥ずべき放棄と呼んでいます。
B:
In my opinion, leaving his troops to face certain defeat without warning was the act of a contemptible coward.
私の意見では、警告なしに部隊を置き去りにして確実な敗北に直面させたのは、軽蔑すべき臆病者の行為でした。
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