condescend to do
発音
/ˌkɒndɪˈsend tə duː/
con-de-SCEND to DO
💡 「コンディセンド・トゥ・ドゥー」のように発音します。「-SCEND」と「DO」に強勢が置かれることが多く、特に「-SCEND」ははっきりと発音します。「to」は弱く「タ」や「テュ」のように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
自分が優位にあると感じ、見下した態度で(不本意ながら)〜する、恩着せがましく〜する。
"To do something that one considers to be beneath one's dignity or status, or to perform an action for others in a way that implies one's superiority."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、話し手や書き手が、その行為を行う人物を批判的・否定的に見ているときに使われます。対象の人物が、自分の方が優れているという意識や傲慢さを持ちながら、本来ならしないようなこと、あるいは相手にとっては有益なことを、不本意ながら行う様子を表します。隠された優越感や、不愉快な上から目線を感じさせる、非常にネガティブなニュアンスを持つ表現です。主にフォーマルな文脈や、批判的な論調、文学作品などで用いられ、日常会話で使うと皮肉っぽく聞こえることがあります。
例文
He would often condescend to explain simple concepts to his colleagues, as if they were children.
彼はしばしば、同僚が子供であるかのように、恩着せがましく簡単な概念を説明しようとしました。
I didn't expect her to condescend to help me with such a basic task.
彼女がそんな基本的な作業を手伝ってくれるなんて、恩着せがましくも、とは思っていませんでした。
She wouldn't even condescend to look at me after the argument, which was quite hurtful.
口論の後、彼女は私を見ようともしませんでした。それはかなり傷つくことでした。
The celebrity would condescend to sign autographs for her fans, though she clearly thought it was beneath her.
その有名人は、明らかに自分にはふさわしくないと思いながらも、恩着せがましくファンにサインをしました。
He never condescends to listen to opinions different from his own, which makes him difficult to work with.
彼は決して自分の意見と異なる意見に耳を傾けようとしないので、一緒に仕事をするのが難しいです。
Why does he always condescend to correct my grammar in public?
なぜ彼はいつも人前で私の文法を恩着せがましく訂正するのだろう?
The veteran lawyer would sometimes condescend to offer advice to junior associates, but always with a hint of superiority.
ベテラン弁護士は時折、若手弁護士に助言を恩着せがましく与えましたが、常に優越感をにじませていました。
It's frustrating when managers condescend to speak to their subordinates as if they lack intelligence.
上司が部下をまるで知性がないかのように恩着せがましく話すのは、いらいらします。
Our competitor would not condescend to negotiate fair terms, insisting on their dominant position.
競合他社は、自分たちの優位な立場を主張し、公正な条件で交渉しようとはしませんでした。
Historically, monarchs would sometimes condescend to mingle with commoners, albeit briefly, to project an image of benevolence.
歴史的に見ると、君主は慈善のイメージを演出するため、短時間ながら庶民と恩着せがましく交流することがありました。
Critics argued that the author would condescend to simplify complex philosophical issues for a mass audience, sacrificing depth for accessibility.
批評家たちは、著者が大衆向けに複雑な哲学的問題を恩着せがましく単純化しており、深みを犠牲にして分かりやすさを求めていると主張しました。
類似表現との違い
`condescend to do` は「自分が優れていると感じ、恩着せがましく(本来はしないようなことを)する」という優越感からの行動を表します。一方、`stoop to do` は「自分のプライドを捨てて、屈辱的なことでもあえてする」という、より自己犠牲的またはやむを得ない状況での行動を表す点で異なります。`stoop` の方が、行動する側の不本意さがより強いです。
`deign to do` も `condescend to do` と同様に「恩着せがましくも〜する」という意味で、しばしば類義語として使われます。しかし、`deign` は `condescend` よりもさらに古風で文学的な響きがあり、より大げさな、あるいは皮肉めいた文脈で使われることが多いです。どちらも否定的なニュアンスを含みますが、`deign` の方がやや強調された印象を与えます。
`lower oneself to do` は、自分の社会的地位や品位を一時的に下げて、何かをするという意味です。これは `stoop to do` に近いニュアンスで、通常は不本意ながら、あるいはより高い目的のために、自分のプライドを抑えて行動する状況を表します。`condescend to do` が優越感から来る上から目線の行動であるのに対し、`lower oneself` は自己評価を下げる行動です。
よくある間違い
`condescend` は自動詞なので、直接目的語を取ることはできません。人に対して恩着せがましく振る舞う場合は前置詞 `to` を使って `condescend to someone` と表現します。また、何かをする場合は `condescend to do something` の形を使います。
`condescend` の後に動詞を続ける場合は、動名詞(-ing形)ではなく、不定詞(to + 動詞の原形)を使います。
学習のコツ
- 💡非常にフォーマルで、相手の態度を批判する際によく使われる表現です。
- 💡「恩着せがましい」「見下している」というネガティブな感情や、行為者の傲慢さを表現する際に非常に効果的です。
- 💡主に書かれた文章や、改まったスピーチ、文学作品などで見られ、日常会話で使うと皮肉っぽく聞こえたり、大げさに感じられたりすることがあります。
- 💡「to do」の部分は具体的な動詞で置き換えられ、行為の内容を示します。
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