comprehensive understanding
発音
/ˌkɒmprɪˈhɛnsɪv ˌʌndərˈstændɪŋ/
ˌKɒMPRɪˈhɛnsɪv ˌʌndərˈSTÆNDɪŋ
💡 「comprehensive」は「コンプリヘンシブ」のように聞こえますが、特に「-hen-」の部分を強く発音します。「understanding」は「アンダースタンディング」と全体的に平坦にならないよう、「-stand-」を強く、はっきりと発音することを意識しましょう。2つの単語それぞれに重要なアクセントがあるため、自然なリズムで発音すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
ある事柄やテーマについて、表面的な知識だけでなく、その全体像、構成要素、関連性、そして詳細に至るまで深く、広範囲にわたって理解している状態。包括的な理解、全体的な把握。
"A thorough, complete, and in-depth grasp of a subject, topic, or situation, covering all its aspects and details."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に「知っている」というよりも、「完全に把握している」というニュアンスが非常に強く、分析的思考や深い洞察力を伴う高度な理解を示します。特定の分野や複雑な問題を扱う際に、全体を網羅し、かつその詳細まで深く理解している状態を表現するのに最適です。主にビジネス、学術、研究、専門的な議論といったフォーマルな文脈で用いられ、知的な印象を与えます。問題解決や意思決定において、このレベルの理解が求められる場面で適切です。ネイティブスピーカーは、特に複雑なトピックや多角的な視点が必要な状況で、この表現を選びます。
例文
To solve this complex issue, we need a comprehensive understanding of all contributing factors.
この複雑な問題を解決するには、すべての要因を包括的に理解する必要があります。
The new report provides a comprehensive understanding of market trends.
新しいレポートは、市場の動向について包括的な理解を提供しています。
Students are expected to develop a comprehensive understanding of the subject matter.
学生は、その教科の内容について包括的な理解を深めることが求められます。
She has a comprehensive understanding of global economic policies.
彼女は世界の経済政策について包括的な理解を持っています。
Gaining a comprehensive understanding of customer needs is crucial for product development.
顧客のニーズを包括的に理解することは、製品開発において極めて重要です。
A comprehensive understanding of historical events helps us learn from the past.
歴史的事件を包括的に理解することは、過去から学ぶ上で役立ちます。
The doctor explained that a comprehensive understanding of the patient's history is essential for an accurate diagnosis.
医師は、正確な診断のためには患者の病歴を包括的に理解することが不可欠だと説明しました。
It's important to have a comprehensive understanding of the legal framework before making a decision.
決定を下す前に、法的枠組みを包括的に理解しておくことが重要です。
Our goal is to achieve a comprehensive understanding of the universe.
私たちの目標は、宇宙の包括的な理解を達成することです。
He spent years dedicated to gaining a comprehensive understanding of ancient philosophy.
彼は古代哲学を包括的に理解するために長年を捧げました。
類似表現との違い
「comprehensive understanding」は概念や状況の全体像と詳細にわたる深い把握を指すのに対し、「thorough knowledge」は特定の分野や主題に関する広範かつ詳細な情報を熟知している状態を強調します。知識の量と網羅性が中心です。
「comprehensive understanding」が広範さと全体像を重視するのに対し、「deep understanding」は特定の側面や根底にある原理に対する深い洞察や感情的な共感を強調する場合があります。より個人的な視点や、理論だけでなく本質を深く洞察するニュアンスが強いです。
「full grasp」は、何かを完全に把握し、場合によってはそれを使いこなせる状態を指します。知識だけでなく、実践的なスキルや応用力を含意することがあります。少し口語的な響きもありますが、フォーマルな文脈でも使われます。
「comprehensive understanding」と非常に似ていますが、「complete comprehension」は、特に読解や聴解など、与えられた情報の内容を完全に理解するという行為自体に焦点を当てることが多いです。意味合いとしてはほぼ同じで、しばしば相互に交換可能です。
よくある間違い
「broad understanding」も広い理解を意味しますが、「comprehensive understanding」は広範囲にわたるだけでなく、深さや詳細、全体的な関連性まで含めた「包括的な」理解というニュアンスがより強いです。より厳密な表現を求める場合は「comprehensive」が適切です。
「general understanding」は一般的な、大まかな理解を意味し、詳細や深い洞察を欠く可能性があります。「comprehensive understanding」はそれとは対照的に、あらゆる側面を網羅した深い理解を指すため、誤解を避けるためにも使い分けが必要です。
学習のコツ
- 💡「have a comprehensive understanding of X」の形で使うのが最も一般的です。
- 💡ビジネスレポートや学術論文で、あるテーマを深く分析した結果を示す際に有効です。
- 💡「gain a comprehensive understanding」や「develop a comprehensive understanding」のように、理解を深めるプロセスを表す動詞とよく組み合わせます。
- 💡表面的な理解ではなく、多角的かつ全体を捉えた深い理解を表現したいときに選びましょう。
対話例
ビジネス会議でのプロジェクト概要説明
A:
Before we proceed, does everyone have a comprehensive understanding of the project's goals and challenges?
進める前に、プロジェクトの目標と課題について全員が包括的に理解していますでしょうか?
B:
Yes, I believe so. Your presentation provided a very clear overview.
はい、そのはずです。あなたのプレゼンテーションは非常に明確な概要でした。
大学の研究室での指導
A:
To write a strong thesis, you must first develop a comprehensive understanding of the existing literature.
説得力のある論文を書くためには、まず既存の文献を包括的に理解する必要があります。
B:
I'm working on it, Professor. I've been reviewing all the key studies.
取り組んでいます、教授。主要な研究はすべて見直しているところです。
Memorizeアプリで効率的に学習
comprehensive understanding を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。