compendious summary
発音
/kəmˈpɛndiəs ˈsʌməri/
comPENdious SUMmary
💡 compendiousは「コムペンディオス」のように、'pen'の部分を強く発音します。summaryは「サマリー」のように、最初の'サ'を強く発音します。全体としては知的でフォーマルな響きです。
使用情報
構成単語
意味
簡潔でありながら、重要な情報が全て網羅されている要約、包括的な概要。
"A brief but comprehensive overview or account of a subject, presenting all essential facts or points in a concise and well-organized manner."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、あるテーマや文書について、非常に簡潔にまとめられているにも関わらず、その内容の重要なポイントや本質的な情報が漏れなく含まれている状態を指します。単に短いだけでなく、「包括的である」という点が強調されます。 どんな場面で使うか:学術論文、研究報告書、ビジネスレポート、法的文書、技術仕様書など、専門的で情報量が多い内容を、効率的かつ正確に伝える必要がある書き言葉の文脈で主に使用されます。会議資料の冒頭や、プレゼンテーションの導入で複雑な背景を説明する際にも使われることがあります。 どんな気持ちを表すか:情報の効率性、正確性、網羅性、そしてプロフェッショナリズムを重視する気持ちを表します。無駄なく本質を伝えたい、深い理解を示すたいという意図が込められています。 フォーマル度:非常にフォーマルです。口語で使われることはほとんどなく、主に書き言葉で用いられます。 ネイティブがどう感じるか:非常に知的で洗練された、専門性の高い表現だと感じます。このフレーズを使うことで、作成者が内容を深く理解し、それを効率的かつ正確にまとめる高度な能力を持っているという印象を与えることができます。ビジネスや学術のプロフェッショナルな環境で適切に使用されると、高い評価につながります。
例文
The professor required a compendious summary of the lengthy research paper.
教授は、その長大な研究論文の簡潔で包括的な要約を求めた。
We need a compendious summary of the market analysis for the board meeting.
取締役会のために、市場分析の簡潔かつ包括的な要約が必要です。
The textbook provides a compendious summary of historical events at the end of each chapter.
その教科書は、各章の終わりに歴史的出来事の簡潔で包括的な要約を提供している。
Her presentation included a compendious summary of the project's milestones.
彼女のプレゼンテーションには、プロジェクトのマイルストーンの簡潔で包括的な要約が含まれていた。
The legal brief contained a compendious summary of all relevant case precedents.
その法的準備書面には、関連する全ての判例の簡潔で包括的な要約が記載されていた。
For a quick understanding, I'll give you a compendious summary of the report.
素早く理解できるよう、その報告書の簡潔で包括的な要約を説明します。
The executive summary served as a compendious summary of the entire business plan.
そのエグゼクティブサマリーは、ビジネスプラン全体の簡潔で包括的な要約として機能した。
A compendious summary of the scientific findings was published in the journal.
科学的知見の簡潔で包括的な要約がその学術誌に掲載された。
The committee requested a compendious summary of the arguments for and against the proposal.
委員会は、その提案に対する賛成・反対両方の議論の簡潔で包括的な要約を求めた。
類似表現との違い
「concise summary」も簡潔な要約を意味しますが、「compendious summary」は簡潔さに加えて、重要な情報が全て網羅されている「包括性」を強く含意します。後者はより専門的で、内容の網羅性が特に求められる場面で使われます。
「brief summary」は単に短い要約を指しますが、「compendious summary」は短いだけでなく、全ての重要事項が過不足なく含まれていることを強調します。情報量の多い内容を効率的に伝える際に選ばれる、より洗練された表現です。
「executive summary」は、特にビジネスにおいて、経営層が迅速に意思決定できるよう主要な情報と推奨事項をまとめたものです。用途がビジネスに限定される点が「compendious summary」との大きな違いです。「compendious summary」はビジネスに限らず、学術や法律など幅広いフォーマルな文脈で使われます。
「abstract」は主に学術論文の冒頭に置かれる要約で、研究の目的、方法、結果、結論を簡潔に示します。「compendious summary」はより広範な文書や報告書に使われる可能性があり、必ずしも研究内容に限定されません。ただし、概念的には近いものがあります。
よくある間違い
「comprehended」は「理解された」という意味になり、文脈に合いません。「compendious」は「簡潔で包括的な」という意味の形容詞です。スペルミスや意味の混同に注意しましょう。
「summary」が名詞として「要約」を意味します。「summarization」も要約を意味しますが、通常「summary」の方がより一般的で自然なコロケーションです。
「compendious」自体が「簡潔でありながら網羅的」という意味を持つため、「very」を付けても意味が強まることは少なく、冗長に感じられることがあります。既に十分な強度を持った形容詞です。
学習のコツ
- 💡「compendious」は「簡潔」と「包括的」という一見相反する意味を併せ持つと覚えると理解しやすいでしょう。
- 💡主に書き言葉や公式な文書、学術的な場面で使われることを意識し、日常会話ではほとんど使わないと認識しておきましょう。
- 💡「summary」の前に置かれることで、その要約が単なる短いものではなく、質が高く、重要な情報が全て含まれていることを示唆する表現です。
- 💡類義語である「concise」や「brief」との違いを理解し、特に「包括性」を強調したい場合にこのフレーズを選びましょう。
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