chew a bone
発音
/tʃuː ə bəʊn/
CHEW ə BONE
💡 「チュー ア ボウン」というイメージです。「chew」の「チュー」と「bone」の「ボウン」をはっきりと発音しましょう。「a」は軽く「ア」と発音されます。
使用情報
構成単語
意味
(あることについて)不平を言う、文句を言い続ける
"To complain about a particular issue, problem, or past event repeatedly and for a long time, often to the annoyance of others."
💡 ニュアンス・使い方
犬が骨を飽きずにいつまでも噛み続ける様子から来ています。この意味で使う場合、話している人がその話題に執着しており、聞いている側がその不平に少しうんざりしている、というニュアンスが含まれることがあります。主にカジュアルな状況で、特定の不満や不平をぶちまける際に使われます。ややネガティブな響きがあります。
例文
He's still chewing a bone about how he lost the game last week.
彼は先週の試合に負けたことについて、まだブツブツ文句を言っていますよ。
Don't just chew a bone; try to find a solution to the problem.
ただ不平を言っているだけでなく、問題の解決策を見つけなさい。
She was chewing a bone all evening about her boss's unreasonable demands.
彼女は一晩中、上司の理不尽な要求について文句を言い続けていました。
Stop chewing a bone over such trivial matters; it's not productive.
そんな些細なことでいつまでも文句を言うのはやめなさい。生産的ではありませんよ。
After the meeting, he went back to chewing a bone about the project budget cuts.
会議の後、彼はまたプロジェクト予算の削減について不満を言い始めました。
We don't have time to chew a bone about past mistakes; we need to focus on future plans.
過去の過ちについて不平を言っている時間はありません。将来の計画に集中する必要があります。
My friend loves to chew a bone about the quality of restaurant food.
私の友人は、レストランの料理の質について文句を言い続けるのが好きなんです。
(問題を)じっくり考える、時間をかけて議論する
"To thoroughly consider or discuss a difficult, complex, or significant issue for an extended period, analyzing all aspects before making a decision."
💡 ニュアンス・使い方
犬が骨の髄までしゃぶりつくすように、問題の核心を深く掘り下げ、あらゆる側面から検討するというニュアンスです。単に不満を言うだけでなく、解決策を見つけるため、あるいは理解を深めるために真剣に取り組む姿勢を示します。こちらは比較的ニュートラルな文脈で、建設的な熟考や議論を表す際に使われます。
例文
I need some time to chew a bone before I give you a definite answer.
明確な返事をする前に、もう少しじっくり考える時間が必要です。
The team spent all morning chewing a bone about the new marketing strategy.
チームは午前中ずっと新しいマーケティング戦略についてじっくり議論しました。
It's a complex issue, so we'll have to chew a bone for a while before deciding.
それは複雑な問題なので、決定するまでしばらくじっくり考える必要がありますね。
Let's chew a bone on this proposal before we present it to the stakeholders.
利害関係者に提示する前に、この提案についてじっくり検討しましょう。
The students were encouraged to chew a bone on the ethical implications of their research.
学生たちは、研究の倫理的影響について深く考察するよう促されました。
The board members will chew a bone over the merger offer before casting their votes.
役員たちは合併提案について採決の前にじっくり検討するでしょう。
We should chew a bone on these budget constraints to find a creative solution.
これらの予算制約についてじっくり検討し、創造的な解決策を見つけるべきです。
The task force was instructed to chew a bone on the potential ramifications of the policy change.
特別委員会は、政策変更がもたらす潜在的な影響について徹底的に検討するよう指示されました。
類似表現との違い
"complain about" は最も一般的な「不平を言う」という表現で、"chew a bone" の意味1よりもはるかに頻繁に使われます。"chew a bone" には、不満を長々と、うんざりするほど言い続けるというニュアンスが強く含まれることが多いです。"complain about" は一時的な不満にも使えます。
"mull over" は「じっくり考える」「熟考する」という意味で、"chew a bone" の意味2と非常によく似ています。"mull over" は通常、個人的に落ち着いて時間をかけて検討する行為に焦点を当てます。両者ともややカジュアル寄りです。
"chew on" も「じっくり考える」「熟考する」という意味で、"chew a bone" の意味2と非常に近い表現です。どちらも問題やアイデアを深く掘り下げて考える様子を表します。"chew on" は「~について」という対象が直接続くことが多く、より簡潔な傾向があります。
"grumble about" は「ぶつぶつ不平を言う」「小言を言う」という意味で、"chew a bone" の意味1と同様に、不満を表明する際に使われます。"grumble" はややネガティブな口調で不平を言う様子を強調し、"chew a bone" よりも頻繁に使われる可能性があります。
よくある間違い
通常、「特定の骨」を指す場合を除き、不定冠詞の「a」を使います。このフレーズの慣用的な意味では「a bone」が正しい形です。
「~についてじっくり考える」という意味で使う場合、対象を示す前置詞には 'on' や 'over' を使うのが一般的です。'for' は通常使いません。
学習のコツ
- 💡犬が骨を飽きずに噛む姿をイメージすると、「不平を言い続ける様子」や「問題をじっくりと検討する様子」という2つの意味が理解しやすくなります。
- 💡このフレーズには、「不平を言う」と「じっくり考える」という二つの主要な意味があることを覚えておきましょう。文脈によってどちらの意味か判断することが重要です。
- 💡「不平を言う」の意味で使う場合は、相手が少しうんざりしているかもしれないというニュアンスがあることを意識すると、より自然なコミュニケーションができます。
対話例
友人が仕事の不満を長々と話している場面
A:
Still chewing a bone about your boss's new policy?
まだ上司の新しい方針について文句言ってるの?
B:
Yeah, it's just so frustrating. I really can't let it go.
うん、本当にイライラするんだ。どうしても納得できないよ。
難しい決断を迫られている場面
A:
Have you decided on the new project direction yet?
新しいプロジェクトの方向性はもう決まった?
B:
Not yet. I'm still chewing a bone over all the pros and cons.
まだだよ。賛否両論についてまだじっくり考えているところなんだ。
Memorizeアプリで効率的に学習
chew a bone を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。