cerebral cortex
発音
/ˌserəbrəl ˈkɔːrteks/
seREbral CORTex
💡 「セ」は弱めに、短く発音し、「レ」を強めに。そして「コーテックス」の「コー」に最も強いアクセントを置きます。RとLの音の違いを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
大脳の最外層を覆う灰白質(神経細胞が集まっている部分)で、思考、記憶、言語、意識、感覚処理、運動制御など、人間の高次機能を司る重要な部位です。
"The outer layer of the cerebrum, composed of gray matter, that plays a crucial role in higher cognitive functions such as thought, memory, language, consciousness, sensory processing, and motor control."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、医学、神経科学、心理学、認知科学などの学術的・専門的な文脈で用いられる極めてフォーマルな表現です。日常会話で使われることはほとんどなく、もし使用すると非常に堅苦しい、あるいは専門知識をひけらかしているような印象を与える可能性があります。主に、学術論文、専門書、科学記事、大学の講義、専門家同士の議論などで、脳の特定の部位とその機能について正確に言及する際に使用されます。ネイティブは、この言葉を聞くとすぐに脳の特定の部位と高次脳機能を連想し、その文脈が専門的であると認識します。
例文
Damage to the cerebral cortex can result in significant cognitive impairments.
大脳皮質の損傷は、重大な認知機能障害を引き起こす可能性があります。
Researchers are studying the role of the prefrontal cerebral cortex in decision-making.
研究者たちは、意思決定における前頭前野大脳皮質の役割を研究しています。
The human cerebral cortex is highly folded, increasing its surface area.
人間の大脳皮質は高度に折り畳まれており、表面積を増大させています。
Neural plasticity allows the cerebral cortex to adapt and reorganize throughout life.
神経可塑性により、大脳皮質は生涯にわたって適応し、再編成することができます。
Mapping the functions of different regions of the cerebral cortex is a major goal in neuroscience.
大脳皮質の異なる領域の機能をマッピングすることは、神経科学の主要な目標です。
The sensory information is processed in specific areas of the cerebral cortex.
感覚情報は、大脳皮質の特定の領域で処理されます。
Understanding the development of the cerebral cortex is key to understanding cognitive disorders.
大脳皮質の発生を理解することは、認知障害を理解する上で重要です。
Advanced imaging techniques help visualize activity in the cerebral cortex during various tasks.
高度な画像診断技術は、さまざまなタスク中の大脳皮質の活動を視覚化するのに役立ちます。
A significant portion of the cerebral cortex is dedicated to language processing in humans.
大脳皮質の大部分は、人間において言語処理に特化しています。
The intricate network of neurons within the cerebral cortex enables complex thought.
大脳皮質内の複雑なニューロンネットワークが、複雑な思考を可能にしています。
類似表現との違い
「brain」は脳全体を指す一般的な言葉で、日常会話で広く使われます。「cerebral cortex」は脳の特定の部分である大脳皮質を指し、より専門的で学術的な文脈で使われます。
「cerebrum」は大脳全体を指し、「cerebral cortex」はその大脳の表面を覆う層、つまり「大脳皮質」を指します。「cerebrum」は「cerebral cortex」よりも広範な領域を含みますが、こちらも専門的な用語です。
「gray matter」は脳や脊髄の灰白質、つまり神経細胞の細胞体が多く集まっている組織全体を指す言葉です。「cerebral cortex」はこの灰白質が構成する脳の具体的な部位の一つです。文脈によっては同義的に使われることもありますが、焦点が異なります。
よくある間違い
「cerebral cortex」は感情や感覚を表現する日常会話では通常使われません。「brain」や、より具体的な感情表現を使う方が自然です。
「cerebral cortex」は物理的な部位を指すため、「彼は非常に大脳皮質だ」という使い方は不自然です。「cerebral」だけで「知的な」という意味になるか、または「highly developed」などの形容詞を付けて「発達した大脳皮質を持つ」と表現します。
学習後の疲労を表現する際も「cerebral cortex」は使いません。より一般的な「brain」や「mentally exhausted」のような表現が自然です。
学習のコツ
- 💡「cerebral cortex」は非常に専門的な医学・科学用語であるため、日常会話ではほとんど使用しません。
- 💡「brain」など、より一般的な言葉で十分な場合はそちらを使用し、専門的な議論や論文でのみ使用するようにしましょう。
- 💡「cerebral」は「大脳の」という意味の他に、「知的な、理知的な」という意味も持ちます。文脈で区別しましょう。
- 💡神経科学や認知科学に関する英語の文献を読む際によく登場するので、専門分野で英語を使う場合は必須の知識です。
対話例
大学の神経科学ゼミでのディスカッション
A:
What's the latest research on the plasticity of the cerebral cortex?
大脳皮質の可塑性に関する最新の研究は何ですか?
B:
Recent studies indicate that the cerebral cortex can reorganize its neuronal connections even in adulthood, which is critical for learning and recovery from injury.
最近の研究によると、大脳皮質は成人期でも神経接続を再編成できることが示されており、これは学習や損傷からの回復にとって極めて重要です。
医療カンファレンスでの発表
A:
The MRI scans revealed abnormal activity in the patient's prefrontal cerebral cortex.
MRIスキャンにより、患者の前頭前野大脳皮質に異常な活動が認められました。
B:
That's consistent with the observed executive dysfunction. We need to consider how this affects their decision-making processes.
それは観察された実行機能障害と一致しますね。これが彼らの意思決定プロセスにどのように影響するかを検討する必要があります。
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