blithe disregard
発音
/ˌblaɪð dɪsrɪˈɡɑːrd/
blithe disreGARD
💡 「blithe」は「ブライズ」のように発音し、語尾の-thは有声音(「the」と同じ音)です。「disregard」は「ディスリガード」と発音し、「-gard」の部分に強いアクセントを置きます。全体として、流れるように、しかしはっきりと発音します。
使用情報
構成単語
意味
(規則、忠告、他者の感情、危険などに対する)無頓着な無視、軽率な無視、無神経な軽視。
"A carefree, indifferent, or even cheerful lack of concern for rules, consequences, potential dangers, or the feelings of others, often to an extent that is considered irresponsible or morally wrong."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、本来ならば真剣に受け止めるべき事柄や、注意を払うべき責任、他者の感情などに対して、意図的かつ無神経に、あるいは軽々しく無視する態度を表します。単なる「無視」ではなく、「無頓着さ」や「軽率さ」が伴う点が特徴です。「blithe」という単語自体は「陽気な」という意味合いを持ちますが、「disregard」と組み合わせることで、その陽気さが皮肉や批判のニュアンスを帯び、「軽々しい」「不適切な」態度を強調します。比較的フォーマルで文語的な表現であり、批判的な文脈や、ある行為に対する非難を表明する際に用いられます。聞き手や読み手は、この表現から強い不承認や非難の感情を抱くと感じます。
例文
The company showed a blithe disregard for worker safety, leading to several accidents.
その会社は従業員の安全に対して無頓着な無視を示し、いくつかの事故につながった。
His blithe disregard for the rules of the game led to his disqualification.
彼のゲームのルールに対する軽率な無視が失格処分につながった。
Critics condemned the government's blithe disregard for human rights.
批評家たちは、政府の人権に対する無神経な軽視を非難した。
Despite repeated warnings, she continued with a blithe disregard for the environmental impact of her actions.
度重なる警告にもかかわらず、彼女は自身の行動が環境に与える影響を無頓着に無視し続けた。
The student's blithe disregard for deadlines often caused stress for the entire team.
その学生の締め切りに対する軽率な無視は、しばしばチーム全体にストレスを与えた。
It was shocking to witness such a blithe disregard for ancient historical artifacts.
古代の歴史的遺物に対するそのような無頓着な軽視を目撃し、衝撃を受けた。
The manager's blithe disregard for budget constraints resulted in significant overspending.
そのマネージャーの予算制約に対する無頓着な無視が、大幅な予算超過を招いた。
Her blithe disregard for public opinion ultimately cost her the election.
彼女の世論に対する軽率な無視が、最終的に彼女に選挙での敗北をもたらした。
He had a blithe disregard for the advice given by his superiors.
彼は上司からの助言を無頓着に無視した。
Their blithe disregard for security protocols exposed sensitive customer data.
彼らのセキュリティプロトコルに対する無頓着な無視が、機密性の高い顧客データを露呈させた。
類似表現との違い
「blithe disregard」が無頓着さや軽率さを強調するのに対し、「flagrant disregard」はより意図的で、明白かつ甚だしい規則や規範への違反を指します。非難の度合いが非常に強い表現です。
「blithe disregard」が軽率さや無頓着さを含むのに対し、「callous disregard」は他者の感情や苦しみに対する冷淡さ、思いやりの欠如に焦点を当てます。感情的に麻痺しているような態度を指します。
「blithe disregard」と似ていますが、「blithe」には「陽気な」という皮肉なニュアンスがあるのに対し、「careless disregard」はより単純な「不注意」や「無頓着」による無視を意味します。意図的な悪意よりも、注意不足が強調されます。
これは「意図的な無知」を意味し、事実や真実を知ろうとしない、あるいは知らないふりをする態度を指します。「blithe disregard」は知っていながら無視する態度を含むのに対し、「willful ignorance」は知ることを避ける態度に焦点を当てます。
「〜への無関心」を意味し、特定の事柄に対して興味や感情がない状態を表します。「blithe disregard」は、無関心だけでなく、行動や規則の軽視を伴うことが多い点で異なります。
よくある間違い
「blithe regard」は意味をなしません。「blithe disregard」で「軽率な無視」を意味します。
「blithe」は形容詞であり、単独で名詞として「無頓着さ」を意味することは稀です。名詞の「disregard」を伴ってフレーズとして使うのが適切です。
「disregard」が名詞として使われる場合、通常、無視の対象を示す前置詞には「for」を使います。「of」も使われることがありますが、「for」の方が一般的です。
学習のコツ
- 💡「blithe」は単体では「陽気な」という肯定的な意味を持つこともありますが、「disregard」と組み合わせると、その陽気さが皮肉となり、批判的なニュアンスになることを理解しましょう。
- 💡規則、忠告、他者の感情、危険など、本来は軽視すべきではない重要な事柄に対して使われる表現です。
- 💡比較的にフォーマルで文語的な表現なので、日常会話よりもニュース記事、エッセイ、公式な報告書などでよく見られます。
- 💡批判的な文脈で、ある組織や個人の無責任な態度を強調する際に効果的です。
対話例
ニュース番組での社会問題に関する議論
A:
The latest report highlights the company's blithe disregard for consumer privacy.
最新の報告書は、その企業が消費者のプライバシーを無頓着に軽視していることを強調しています。
B:
It's alarming how often we see such an attitude in major corporations today.
今日の大企業でそのような態度がしばしば見られるのは憂慮すべきことです。
同僚とのプロジェクトの問題点に関する意見交換
A:
I'm concerned about the new team member. He seems to have a blithe disregard for established protocols.
新しいチームメンバーについて懸念しています。彼は確立されたプロトコルを軽率に無視しているようです。
B:
Yes, we need to address that quickly, as it could lead to serious errors down the line.
ええ、それが将来的に重大なミスにつながる可能性があるので、早急に対処する必要がありますね。
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