/bɪˈkwiːðd tə/
bi-QUEATHED to
💡 「ビクウィーズド」のように発音し、最後の「d」は次の「to」と繋がって「トゥ」と軽く発音します。全体的にゆったりと丁寧に発音する単語です。
"To be given or passed down to someone as an inheritance or legacy, typically through a will or as a lasting contribution from a predecessor. This can apply to property, money, talents, responsibilities, or traditions."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に故人から生きている人へ、遺産、財産、あるいは文化、才能、責任といった抽象的なものが「遺贈される」「正式に受け継がれる」という意味合いで用いられます。非常にフォーマルで、法的文書、歴史書、学術論文、文学作品などで見られます。日常会話で使うことはほとんどなく、もし使われた場合は、重々しい、あるいはやや古風でユーモラスな印象を与えることもあります。故人の意志や、過去からの継続性、継承の重要性を強調する際に適しています。ネイティブスピーカーにとっては、格式高く、権威ある響きを持つ表現です。
The ancestral home was bequeathed to the eldest son.
その先祖伝来の家は長男に遺贈されました。
A significant sum of money was bequeathed to the charity.
多額の金銭がその慈善団体に遺贈されました。
Her artistic talent was a gift bequeathed to her by her grandmother.
彼女の芸術的才能は、祖母から受け継がれた才能でした。
The responsibility of protecting the environment is bequeathed to future generations.
環境を保護する責任は、未来の世代に引き継がれています。
Many valuable manuscripts were bequeathed to the national library.
多くの貴重な写本が国立図書館に寄贈されました。
The old family business was bequeathed to his diligent niece.
その古い家業は、彼の勤勉な姪に遺贈されました。
The castle and its grounds were eventually bequeathed to the trust.
その城と敷地は、最終的に財団に遺贈されました。
His passion for justice was a legacy bequeathed to him by his father.
彼の正義への情熱は、父親から受け継がれた遺産でした。
This ancient tradition has been bequeathed to us through centuries.
この古くからの伝統は、何世紀にもわたって私たちに受け継がれてきました。
The founder's vision was bequeathed to the company's new leadership, ensuring continuity.
創設者のビジョンは、継続性を確保するため、会社の新しいリーダーシップに引き継がれました。
「inherited by」は「~に相続される」という意味で、遺言の有無にかかわらず、法的に財産や地位が受け継がれる場合全般に使われます。「bequeathed to」は、特に「遺言によって」遺産や財産、あるいは抽象的なものが正式に与えられるという、より特定の、かつフォーマルな文脈で用いられます。
「passed down to」は、世代を超えて物事(伝統、スキル、知識など)が「受け継がれる」という広い意味で使われます。必ずしも死後に限らず、生前に引き継がれる場合にも使えます。「bequeathed to」は、主に故人の遺志に基づいて遺産などが「正式に遺贈される」という、より限定的でフォーマルな状況を指します。
「left to in a will」は「遺言で~に残される」という意味で、「bequeathed to」と意味は非常に近いですが、「bequeathed to」の方が単語一つで遺贈の行為を表し、より格調高く、法律文書などで好んで使われます。「left to in a will」はやや口語的または説明的な印象を与えます。
「bequeath」が受動態で使われる場合、遺贈される相手を示す前置詞は「to」が適切です。「for」は目的を示す際によく使われますが、遺贈の受け手を示す文脈には合いません。
「by」は行為者(誰が遺贈したか)を示す際に使いますが、遺贈の「受け手」を示す場合は「to」を使います。もし行為者を明示したい場合は、「The estate was bequeathed to his children by his grandfather.」(その財産は祖父によって彼の子供たちに遺贈された)のように表現します。
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