be tricked
発音
/biː trɪkt/
be TRICKED
💡 「be」は軽く短めに、「tricked」をはっきりと発音します。「-ed」は「t」の後に続くので「ト」に近い音になります。
使用情報
構成単語
意味
だまされる、欺かれる、罠にはめられる。誰かの策略やずる賢い方法によって、信じ込まされたり、望まない行動を取らされたりする状態を指します。
"To be deceived, misled, or fooled by someone or something, often through a clever, cunning, or dishonest scheme, causing one to believe something false or to do something unwillingly."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かの策略や詐欺、あるいは単なるいたずらによって「騙された」状況を表します。騙された結果、金銭的な損害を被ることもあれば、恥ずかしい思いをするだけの軽いいたずらの場合もあります。 **どんな場面で使うか**: 日常会話で、詐欺の被害に遭った話や、誰かの巧妙な嘘に気づかず信じてしまった経験を話す際によく使われます。また、ニュース報道で詐欺事件の被害状況を伝える際にも用いられます。 **どんな気持ちを表すか**: 騙されたことへの驚き、後悔、怒り、恥ずかしさなど、ネガティブな感情を伴うことが多いです。時には、自分の不注意を笑うような自嘲的なニュアンスで使われることもあります。 **フォーマル度**: 比較的ニュートラルで、カジュアルな会話からビジネスシーンでの状況説明まで幅広く使えます。ただし、非常にフォーマルな文書では「be deceived」などのより硬い表現が選ばれることもあります。 **ネイティブがどう感じるか**: 「やられた!」という被害者意識や、思わぬ展開に対する驚きを含んだ表現として受け止められます。巧妙な手口によって欺かれたというニュアンスが強く、単に「間違えた」というよりも、悪意のある意図が背景にあると感じられます。
例文
I was tricked into buying a fake product online.
オンラインで偽の商品を買わされてしまいました。
She felt awful when she realized she had been tricked by her friend.
友人にだまされていたことに気づき、彼女はひどく落ち込みました。
Don't be tricked by those tempting advertisements.
あの魅力的な広告にだまされてはいけませんよ。
Many elderly people have been tricked by phone scams.
多くの高齢者が電話詐欺にだまされています。
The magician managed to trick the audience with his clever illusion.
マジシャンは巧妙なイリュージョンで観客をだますことに成功しました。
He was tricked into signing a contract he didn't understand.
彼は内容を理解していない契約書にサインするよう仕向けられました。
The company was tricked into investing in a fraudulent scheme.
その会社は詐欺的な計画に投資するよう欺かれました。
Employees should be vigilant to avoid being tricked by phishing emails.
従業員はフィッシングメールにだまされないよう注意する必要があります。
The report detailed how consumers could be tricked by misleading marketing tactics.
その報告書は、消費者が誤解を招くマーケティング戦略によってどのように欺かれる可能性があるかを詳しく説明していました。
Historical accounts reveal that the king was often tricked by his advisors.
歴史の記録は、その王が顧問たちによってしばしば欺かれていたことを明らかにしています。
類似表現との違い
「be fooled」も「だまされる」という意味で非常に似ています。しかし、「be fooled」は比較的軽いいたずらや間違い、単純な誤解によるものも含むのに対し、「be tricked」はもう少し巧妙な手口や意図的な策略によってだまされるニュアンスが強いです。例えば、子供が友人のいたずらに引っかかった場合は「fooled」の方が自然な場合があります。
「be deceived」は「be tricked」よりもフォーマルで、より深刻な意図的な欺瞞や裏切りを意味します。信頼していた人からの裏切りや、倫理的に問題のある状況で使われることが多いです。「tricked」は時に軽いニュアンスも含むのに対し、「deceived」は常に真剣な文脈で使われます。
「be conned」はスラング寄りの表現で、特に金銭的な詐欺によってだまされる場合に用いられます。「trick」が幅広いだまし方を含むのに対し、「con」は「confidence trick(信用詐欺)」から来ており、巧妙な話術などで相手を信用させて金品を巻き上げるタイプの詐欺に特化しています。
「fall for a trick」は「トリックに引っかかる」という表現で、「be tricked」とほぼ同じ意味合いで使われます。「fall for」は「〜に引っかかる」「〜を信じ込む」という意味があり、より能動的に(しかし結果として受動的に)だまされる様を描写します。受動態の「be tricked」よりも、だまされた瞬間や過程に焦点が当たることもあります。
「be taken in」も「だまされる」という意味で使われますが、少し古風な響きがあります。これは、誰かの魅力や説得力に絡め取られてだまされるようなニュアンスを含みます。巧妙さという点では「tricked」と似ていますが、より騙されやすさやうっかり信じてしまう弱さに焦点が当たることがあります。
よくある間違い
「trick」は「だます」という動詞なので、受動態で「だまされる」と言う場合は必ず過去分詞形「tricked」を使います。
「〜するよう騙される」と行動を伴う場合は、「be tricked into doing something」の形を使います。直接動詞の不定詞を続けるのは不自然です。
学習のコツ
- 💡このフレーズは常に受動態で使われます。
- 💡「誰によって騙されたか」を示す場合は 'by' を、「何をするように騙されたか」を示す場合は 'into' を使います。
- 💡詐欺やいたずらなど、悪意のある意図が背景にある場合に多く使われます。
- 💡オンライン詐欺など、インターネット関連の話題で頻繁に耳にする表現です。
対話例
友人との会話で、オンラインショッピングの失敗談を話す
A:
I bought this really cool gadget online, but it turned out to be a fake.
オンラインでめちゃくちゃクールなガジェット買ったんだけど、偽物だったんだ。
B:
Oh no, you were tricked! That's terrible.
えー、だまされたんだね!それはひどい。
ニュース記事について同僚と話す
A:
Did you see the news about the recent phishing scam? So many people were tricked.
最近のフィッシング詐欺のニュース見た?多くの人が騙されたらしいよ。
B:
Yes, it's really concerning. We need to be more careful with suspicious emails.
うん、本当に心配だね。怪しいメールにはもっと注意しないと。
Memorizeアプリで効率的に学習
be tricked を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。