be reducible to
発音
/biː rɪˈdjuːsəbl tuː/
be reDUcible to
💡 「reducible」の「du」の部分を強く発音し、「to」は弱く「トゥ」と発音します。全体として、連結させて滑らかに発音することが自然です。
使用情報
構成単語
意味
(より単純な要素や形態に)還元できる、帰着できる、単純化できる。
"To be capable of being brought back to a simpler or more fundamental form, principle, or set of components; to be able to be analyzed into or explained solely in terms of something else."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、複雑な概念、理論、問題などを、より基本的な要素や原理に分解したり、本質的なものに帰着させたりできる、という意味合いで使われます。物事の本質を深く分析し、その根源を探ろうとする客観的かつ論理的な思考を示す際に適しています。非常にフォーマルな表現であり、学術的、科学的、哲学的な文脈で頻繁に登場します。日常会話で使われることはほとんどなく、専門的で知的な議論の場でネイティブが使用すると、聞き手にはその分野の知識があると感じさせるでしょう。
例文
All matter is ultimately reducible to energy.
すべての物質は最終的にエネルギーに還元できる。
The complex problem was reducible to a few key variables.
その複雑な問題はいくつかの主要な変数に単純化できた。
His entire argument is essentially reducible to a single premise.
彼の議論全体は、本質的に一つの前提に帰着できる。
Can human consciousness be reducible to mere biological processes?
人間の意識は単なる生物学的プロセスに還元できるのだろうか?
The diversity of opinions might be reducible to fundamental cultural differences.
意見の多様性は、根本的な文化の違いに帰着するのかもしれない。
In physics, many phenomena are reducible to a set of basic laws.
物理学では、多くの現象が一連の基本法則に還元される。
The artist's work is not easily reducible to a single artistic movement.
その芸術家の作品を単一の芸術運動に単純化するのは難しい。
Their elaborate business strategy was reducible to a simple market entry plan.
彼らの精巧な事業戦略は、単純な市場参入計画に還元できた。
The company's financial struggles were ultimately reducible to poor management decisions.
その会社の財政難は、究極的には不十分な経営判断に帰着すると考えられた。
Some philosophers argue that all moral principles are reducible to the pursuit of happiness.
一部の哲学者は、すべての道徳的原則は幸福の追求に還元できると主張する。
類似表現との違い
「can be simplified to」は、複雑なものや難しいものをより分かりやすく、理解しやすい形に『単純化する』というニュアンスが強いです。より一般的で、専門性も「be reducible to」より低く、幅広い文脈で使われます。
「can be attributed to」は、ある結果や現象の『原因』や『根源』を特定する際に使われます。「〜に起因する」「〜のせいにできる」という意味合いで、因果関係に焦点を当てます。「be reducible to」は、本質的な構成要素への分解や、より基本的な原理への帰着を示す点で異なります。
「can be explained by」は、ある事柄や現象が、特定の理論、法則、または理由によって『説明できる』ということを意味します。解釈や論理的な理解の側面が強く、「be reducible to」が示すような、より根本的な要素への分解というニュアンスとは少し異なります。
よくある間違い
「reducible」の後に続く前置詞は、還元される対象を示す「to」が常に使われます。「for」は目的を示すため、この文脈では不適切です。
「reducible」は形容詞なので、単独では動詞として機能しません。「be動詞」と共に用いられ、「be reducible to」の形で「〜に還元できる」という意味になります。「into」ではなく「to」を使用します。
学習のコツ
- 💡「be reducible to」は主に学術的な文脈で使われるフォーマルな表現であることを覚えておきましょう。
- 💡複雑な概念や事象をより単純な原理や要素に分解する思考プロセスを表すときに有効です。
- 💡「to」の後には、還元される先の「より単純なもの」や「本質」が続きます。具体的に何に還元できるのかを意識して使いましょう。
対話例
大学の哲学ゼミでの議論
A:
Do you think all human emotions are ultimately reducible to chemical reactions in the brain?
人間の感情はすべて、最終的には脳内の化学反応に還元できると思いますか?
B:
That's a complex question. While brain chemistry plays a role, some argue that subjective experience cannot be fully reducible to mere physical processes.
それは複雑な問いですね。脳の化学反応が役割を果たす一方で、主観的な経験は単なる物理的プロセスに完全に還元できるものではないと主張する人もいます。
科学研究発表後の質疑応答
A:
Your model is quite elaborate. To what extent is this complex system reducible to simpler, fundamental principles?
あなたのモデルはかなり精巧ですね。この複雑なシステムは、どの程度までより単純な、基本的な原理に還元できるのでしょうか?
B:
That's a key area of our ongoing research. We believe certain aspects are indeed reducible to a few core laws, but others retain irreducible complexity.
それは私たちの現在進行中の研究の重要な分野です。特定の側面は実際にいくつかの中心的な法則に還元できると考えていますが、他の側面は還元できない複雑さを保持しています。
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