be obliged to do
発音
/biː əˈblaɪdʒd tuː duː/
be obLIGED to DO
💡 「oblige(オブライジ)」の「-blige」の部分にアクセントがあり、全体的にフォーマルで丁寧な響きがあります。「-ed」はほとんど発音しないか、軽く「t」のように聞こえることがあります。
使用情報
構成単語
意味
法律、規則、道徳、または状況によって何かをする義務があること、あるいはそうせざるを得ない状況にあることを表します。
"To be legally, morally, or formally bound to do something; to be under an obligation to act in a certain way due to circumstances or requirements."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは非常にフォーマルで硬い表現です。「〜しなければならない」という義務感や強制力を表しますが、「have to」や「must」よりも客観的で、個人的な感情よりも外部の規則、契約、法律、社会的慣習などに基づく必要性が強いニュアンスを持ちます。主に書き言葉や公式な文書、スピーチなどで用いられ、日常会話ではほとんど使われません。この表現を使うことで、行為が避けられない状況にあることを強調し、責任感や真剣さを示すことができます。
例文
All employees are obliged to attend the mandatory training session.
全従業員は必須の研修セッションに参加する義務があります。
The company is obliged to provide a safe working environment for its staff.
会社は従業員に安全な労働環境を提供する義務があります。
We were obliged to revise the proposal based on the client's feedback.
クライアントのフィードバックに基づき、提案を修正せざるを得ませんでした。
As a contractor, you are obliged to complete the work by the agreed deadline.
請負業者として、合意された期限までに作業を完了する義務があります。
Citizens are legally obliged to comply with traffic laws.
市民は法的に交通法規を遵守する義務があります。
Under the terms of the treaty, the nations are obliged to maintain peace.
条約の規定により、各国は平和を維持する義務があります。
The government is obliged to uphold the human rights of all individuals.
政府はすべての個人の人権を擁護する義務があります。
Academics are often obliged to publish their research in peer-reviewed journals.
研究者は査読付き雑誌に研究を発表することがしばしば義務付けられています。
He felt morally obliged to confess his mistake.
彼は道義的に自分の間違いを告白する義務があると感じました。
The organization is obliged to submit an annual financial report.
その組織は年次財務報告書を提出する義務があります。
類似表現との違い
「have to do」は「〜しなければならない」という義務や必要性を表しますが、「be obliged to do」よりもはるかに一般的で、カジュアルな場面からビジネスまで幅広く使えます。個人的な義務感や客観的な必要性も表し、フォーマル度は「be obliged to do」より低いです。
「must do」も「〜しなければならない」ですが、話し手の強い義務感や、規則・命令による強い強制を表します。「be obliged to do」よりはややフォーマル度が低いものの、強いニュアンスを持ちます。
「〜することが求められている」「〜する必要がある」という意味で、「be obliged to do」と非常に近い表現です。規則や規定に基づいて義務付けられていることを表す点で共通しますが、「be obliged to do」の方がやや道徳的・慣習的な義務感を含むことがあります。フォーマル度はほぼ同等です。
「〜せざるを得ない」「〜することを強いられる」という意味で、外部からの強い圧力や強制によって何かをする状況を表します。自己の意志よりも外的要因による強制のニュアンスが強い点で「be obliged to do」と似ていますが、「compelled」はより強い「強制」の感情を伴うことが多いです。
「be obliged to do」とほぼ同じ意味で使われますが、「obligation」という名詞を使うことで、より明確に「義務」があることを表現します。こちらも非常にフォーマルな表現で、法的・契約上の義務を指すことが多いです。
よくある間違い
このフレーズは「be動詞 + obliged to do」という受動態の形で使われます。「obliged」は形容詞として機能するため、常にbe動詞が必要です。
「〜する義務がある」という意味では、「obliged」の後には不定詞の「to + 動詞の原形」が続きます。「for + 動名詞」は「〜してくれて感謝する」という別の意味合いで使われ、意味が異なります。
学習のコツ
- 💡「have to」や「must」よりもフォーマルな表現であり、日常会話ではあまり使われません。
- 💡主に法律、契約、規則など、客観的な根拠に基づく義務を表す際に適しています。
- 💡ビジネス文書や公的な通知、学術論文などで見かけることが多いでしょう。
- 💡「feel obliged to do」という形では、道徳的・個人的な義務感を表すこともあります。
対話例
ビジネス会議で、あるタスクの実行義務について話している。
A:
Is it really necessary for our team to handle this particular task?
この特定のタスクを私たちのチームが処理することは本当に必要ですか?
B:
Yes, unfortunately, we are obliged to take care of it as per the project agreement.
ええ、残念ながら、プロジェクト契約書に従って、私たちが処理する義務があります。
大学の教授が学生に研究の倫理的側面について話している。
A:
What are our responsibilities when conducting research involving human subjects?
人間を対象とする研究を行う際の私たちの責任は何ですか?
B:
As researchers, we are morally obliged to ensure their safety and confidentiality.
研究者として、私たちは彼らの安全と機密性を確保する道義的義務があります。
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